見出し画像

命短し企てよ乙女

いきなりですが、乗っけに告知!
来年、台湾で個展します!

画像1

hUMAn

DAY:2020年3月14日(土)〜29日(日)
PLACE:田園城市風格書店1Fギャラリー
(10448台湾台北市中山區中山北路二段72巷6號)
特別イベント:シルクスクリーンワークショップ◆3/14(土)&15(日)◆

やっと告知ができる〜〜〜(嬉)
この個展に到るまでにかれこれ3年近く費やしていまして、なんとも感慨深いものがあります。
既出note(熱量なら負けへんで)で語ったことはこの個展のことで、それから1年以上の時間が…
一筋縄で行かなかった分、想いはひとしおで有ります。

まだまだ準備はこれからですが、一段と企んでおります。
展示だけではなく、スペシャルイベントとしてシルクスクリーンのワークショップも考えています。

かなり盛り沢山で企画してますので、すでに頭パンクしそう…

By Myselfな時代ですよ

力を持っている誰かに気に入られなきゃいけない、
そういう人の評価を得なくてはいけない、と思いこんで
何かを行えば、その裏にいる「誰か」を勘ぐる人、

まだまだ多いですね。

その「誰か」がいなくても自分たちで面白いこと出来ちゃうのに。

確かに、自分を上へ引っ張ってくれる「誰か」の御膳たてに乗っかってやるのは楽だし有難いけれども、自分で企てる面白さは今っぽくて良いよね、と思うわけです。

ですから、今回の個展のことも、速攻で「誰からのコネ?」「どこの紹介?」なんて即座に聞かれるのはなんだか寂しいな〜と感じたのが正直な気持ちではあります。

今回、展示をさせて頂く田園城市風格書店は、単に私がファンであしげく通っていた場所。
オーナーの陳さんが大阪で開催せれるイベントに登壇される時に見に行ったのが最初の出会いでした。
その時に、私のポートフォリオを見てくれて、
「クライアントワークより、作家として描いている絵の方が断然いいね。うちにもギャラリーがあって面白い展示してるよ」
と言ってくださったことが嬉しくて嬉しくて、絶対会いに行く!と決めてその年の夏にすぐさま台湾へ会いにいきました。
それが2017年の夏。

最初のきっかけでした。

そこから台湾へ行くときは必ずお店へ寄って顔を出しました。
展示したい、と言う気持ちはそれとなく伝えはしていたのですが、人気店ですし、お眼鏡に叶ったら良いな〜くらいの気持ち。
既出noteでも書いていますが、本来は今年の春頃に個展予定だったのが来年になりました。
その理由は、まあ、しょうも無いんですが、

「え?約束したじゃ〜ん」
「あれ?そうだったけ?」

って言うやつです。笑

あるあるですのでそういう事も笑える位の懐が必要なのかなと思います。

個展に漕ぎ着けるなんてどうやったの?と聞かれても、こんな調子なので実はあまり話せることが無いんです。
本来noteは、裏技的なハウツーやショートカット方法などを書くとPV伸びるんでしょうけど、残念ながら私もそんな都合のいいこと知りません。

「誰からのコネ?」みたいな邪な戦略や打算は無く、ただ好きで楽しくて、それを面白いと思ってくれる仲間と面白いことを企てたい。

そのさきに成功が待っていたらなおよしだけどね、って感じです。

まぁ、まだまだ私もあまちゃんなのでしょう。

画像2

田園城市風格書店の1Fの本屋スペースとカフェスペースが再現されたペーパークラフト

埋まらないハンデ

なにやらすごくポジティブ?な事を語ったところで、シビアな一面もちょっと書いてみようかと…
やっぱ何事も綺麗事だけではないと言うか、厳しさも感じている事は事実なので。
最後の有料ゾーンではさらに込み入って。
noteの有料機能はお金稼ぎでは無く、フィルタリングだと思っています。
興味のある方だけ読んでいただけたら幸いです。


「こんなんじゃ愛想つかして優秀な人は日本を出て海の外いっちゃうよ?」

こういった文言、Twitterとかでよく見ませんか?
私も概ね、「ごもっとも!そうだそうだ〜!」な意見なのですが、

でも実際、よっしゃ私も出ていくぞーって出ていけます?

大抵の人が口だけで実際の行動は取れないんじゃないか?と思うのです。
というのも、日本人のパスポート取得率を知って驚いたのですが、なんと25%を下回るらしいのです。

私は日本での展示回数より、海外での展示回数の方が多いのですが、海外に出た時に一番痛感することは、学生時代に英語取得し切れていない事と、グローバル教育受けてない事です。

語学は言うまでもないと思うのですが、問題は後者。

マクロで物を見る力、世界規模で考える力。
簡単にいうと多様性に対してネイティブか否か。
海外の友達と接していると、つくづく自分は「村」で育ったんだな〜と痛感せざる得ないです。
これはほんとに大ハンデしょってる。海外行くたびに、クソーって思います。

海外で活動することの意義、みたいなこと問われる事多いですが、本当に理由はいろいろありますけど、村レベルの視野を世界規模に慣らしたいって言うのが一番の理由かもしれない。

それから、「知った気」と「老化」が怖いのです。

自分の経験が伴わない情報は伝聞と想像で構成されていると自覚しないとさらに自分の視野の村化が進む。

かと言って、経験から得た情報は伝聞と想像より、いくらか体積があるとは思うけど、更新をかけなければしょせん過去の情報。
更新かけ続けないと言わゆる過去の栄光にしがみついたジジババ化するという訳です。

本当にこれはいつも肝に命じていること。

だから企ては「知った気」や「老化」に抗うチャレンジ。
すなわち生きること。
命短し企てよ乙女!


ギバーの分かれ道

何年か前から、ギブ精神とか、ギブ&ギブ、とにかく与えまくる、そうすると成功が近くなる、なんてよく聞きました。
なんと無く理屈はわかるような気がしていたので、自分なりにギブ精神を心がけていました。

うーーーーん、結果、どうだろう?
いい方向に向かっているのだろうか?

疑問が湧きまくった心中を整理してみようと思います。

「ギバー(ギブ精神者)はもっとも給与が高い人の割合が高いのと同時に、もっとも給与が低い人の比率も高い」という記事が目に止まりました。

これだ…私が抱いていたモヤモヤは。

ここから先は

1,075字 / 1画像

¥ 100

サポートありがとうございます! いただいたサポート金は素敵なnoteの購入に充てさせていただきます!