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ノクターンが謳う美学と憂い【『Love, ya♡』アーティスト紹介 vol.6】

2019年2月27日(水)28日に、渋谷CRAWLにて開催される『Love, ya♡』2DAYS。2日間で全10組が出演してくれることになりました!

自信を持ってオススメできるアーティストしかいない2日間。いかに彼らが魅力的かを、1アーティストずつプレゼンしていきたいと思います。

6アーティスト目は、ノクターン!

ノクターン

ギターボーカル・ドラムからなる、エモーショナルポストロックバンド。美しさを追求した詩とメロディーからは芸術への多大なる敬意を感じる。


2010年、結成。
2018年には『MASH FIGHT Vol.7』 8月マンスリーアーティストに選出、
『murffin discs LABEL AUDITION LIVE -2018-』ファイナリストと名を広げた。

ノクターンの魅力

彼らの強さは、たったふたりなのに情景をしっかりと描いてみせるところ。

音楽には引き算の美学が存在すると思うんですけど、それを追い求めた結果が今のノクターンの姿なんだと思うんです。

やってることを難しく見せようとか、かっこよく見せようとすると、いくらでも小手先のことってできるんだよね。でも、最近の彼らは違う。

もっともっと深いところできちんと表現に向き合ってる。その姿勢は間の取り方やディレイタイムのこだわり、ブレスのひとつをとっても現れてると思います。

あと、ボーカルじょぶず君がいい味だしてんだな~。

彼、繊細すぎて超絶生きづらい人種だと思うんですよ。でも、そういう人しか感じられないことや見られない世界ってあるんだよね。一見普通そうに見える彼のなかで渦巻くいろいろが、音楽として発せられたときのエネルギーがすごい。

こんな人にオススメ
・ポエトリーリーディングに興味がある
・2ピースバンドってかっこいい
・物語とか深読みしちゃうものが好き

私の好きな曲

私の聖域

圧倒的に1番好きな曲かも。

ポエトリーリーディング調の歌詞、エモーショナルを開放するサビ。音源よりも生で見てほしいな。

圧縮されない音楽は、まじで表現がギュッと詰まってるよ。

pray

讃美歌を彷彿させる救いのうた。

曲が終わりに向かうところのワルツがいいよね。

この動画だとあれだけど、生で聴くとふたりの声の重なりが本当に素敵。ねねちゃんとハイトーンもまたいい味なんですよ。


ノクターンとのこぼれ話

この企画に応募してくれたのが、ちゃんとしたノクターンとの出会いでした。実はその前にもEggsさんの企画でライブレポートをさせていただいていたりしたんですけど、そのときはご挨拶もせず(笑)。

「こんなバンドあるんだな~」くらいの認知でした。

上の企画、数十件くらい応募が来たんですよ。そのなかから絞って、会いにいったのがノクターンだったんです。
どうしてもインタビューしてほしいと熱のこもったPR文だったこと、自分たちの音楽に哲学がありそうだったこと。これが、彼らを選んだ大きな理由でした。

このインタビューがね、個人的にライター人生で「上手くいった!」と思えるインタビューのひとつでさ。メンバーと話していくなかで抽象的だった概念が晴れていったんだよね。

「何を求めてるの」「なんで音楽じゃなきゃダメなの」
「なんで変拍子が多いの」「なんでこんな歌詞なの」
みたいな感じの質問攻めをしているうちに、ノクターン自身が自分たちを直視していっている実感があって。インタビュアーという立場で、誰かの力にもなれるのだと学べたものでした。

だからね、私にとってもすごく思い出深いバンドなんですノクターンって。

そのあとも大事なタイミングではイベントに呼んでくれたりと、ゆるやかに関係が続いていました。本当にどんどん良くなっていくのよ。とってもストイックなふたりだと思ってます。

イベントの声をかけたとき「実はツイートを見て出たいなって思ってました」って言ってくれたじょぶず君。嬉しすぎる話なので、墓場まで持っていこうと思ってます。


そんな素敵なノクターンが出演してくれるイベントはこちら!

『Love, ya♡』イベント詳細は こちら

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