希少種がウチにいる事で学んだ件。
ご覧いただきありがとうございます。
記念すべき初noteは、
ウチで暮らしている可愛いお友達の紹介です。
うさぎのくろまめ 9さい、女の子。
通称まめちゃん・まめこ。
実は、ハバナ種といって、日本ではかなり珍しい希少種なんです。
アメリカではよく見かけるらしいんですけどね。
何よりズシッと重く、筋肉質なのが特徴。
毛並みもツヤツヤでとっても綺麗。
ずっと撫で回していたくなるんですよね…
換毛期の抜け方は半端ないですけど。笑
悲しいことにこの手触りから、愛玩種としても人気があるらしく。切ない。
ハバナ種の名前の由来としては、原種が濃厚なチョコレート色で、キューバの葉巻原料のハバナに似ていることから名付けられたそう。
現在は黒色や青色も増えているらしいんです。
うちの子は見た目は見事なまっくろくろすけ。
所々茶色い毛が見え隠れしています。
黒すぎて、夜はどこにいるのか分からなくなります。
ハバナ種みんながそうなのから分からないけど、ウチのまめちゃんはちょっと臆病で警戒心は強いんですが、感情表現がまぁ豊かな子なんです。
表情もよく分かるし、部屋を走らせれば猛ダッシュ、スプラッシュ…笑
よく破壊活動してます。
でも、メリハリのある子なので、ケージの中では散らかすことなく大人しく眠っていることが多いです。
元々日本でうさぎブームが巻き起こった時に
ハバナ種もペットショップにいたみたいですが、やっぱり性格が難しいからか人気は出なかったようですね。
沢山の人がケージ越しに自分のことを見ているわけですから、そりゃあ驚きもします。怯えてしまうでしょう。
先にも記述した通り、警戒心の強い種類なので余計ですね。
実は、ウチのまめちゃんもペットショップの売れ残りでした。
店員さんに聞いたところ、
「明日には保健所なんです。」と。
当時もう1歳くらいの、ペットショップにしてみれば要らない存在ですよね。
だってもっと小さくて可愛らしい子うさぎの方が利益になるんですから。
しかもまめちゃんは当時、ハバナ種ではなく、ミニウサギ(いわゆるミックス)として売られていたんです。
そんな保健所行き、なんて聞いたら連れて帰るにきまってますよね。ほんと。
当時小学校5年生の私はマミーと
即決でお迎えしました。
家に帰ってきて、ケージに移動させることすら大変なくらい、臆病で警戒心の強い子でした。
のちのち調べた所、ハバナ種という日本では大変珍しい品種だったんです。
本来なら血統書として売られていてもおかしくない子が、たったの7,000円。
色んな意味で呆然としました。
すべてひっくるめて、買い付けた人もペットショップの人もどうなってんの?って話です。
私はまめちゃんをお迎えした時から、
ペットショップ反対派の人間です。
こんな闇があるとは思ってもいませんでしたから。
最初は触られるのすら嫌で、ストレスで自分で毛を抜いてしまうくらい怖い思いを沢山してきたまめちゃんも、今は毎日ブーブーとしっかり自分の思いを伝えてくれます。
動物って、人間が思っている以上にかしこくて、可愛くて、癒しの存在なんだなぁと今日もつくづく。
たまたまあの日、まめちゃんのいるペットショップに足を運んでいなかったら助けられる命も助けらずにいたということなんです。
色んなことが一気に動いたあの瞬間に感謝。
まめちゃんを家族として迎えられたことを
心から喜ばしいと思っています。
9さいというもう若くはない年齢だけど
無理しない程度にこれからも長生きして欲しいものです。
種類は問いません、おうちに大切なペットのいる皆さん、しっかりとその子に愛を伝えましょう。お迎えした日のことを思い出して。
大切な家族、そして友達です。言葉にしてあげましょうね。
アヤカ