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カルミン…??

アラサーで二児の母な私ですが、
30代入ってから、特に最近、
肌がかなり変化してきたのをすごく感じます。
正直、今まではそこまで美容に対しても無頓着で、もちろん未だにそこまで詳しいわけではないのですが、これは放置したらまずいぞと思うくらいには目元にシワが出てきたしシミは増えたし乾燥でファンデーションのあと粉吹いたりしてました…驚愕です…

シミ、しわ、乾燥…に泣きそうになりながら、慣れないスキンケアを頑張る今日この頃。

マスク生活も長引いてますが、そろそろ口紅とかもつけたいな〜と思いながら、商品を探しているところなのですが。
口紅といえば、体の中に1番入りやすいところ、唇につける化粧品。
一説によれば、メイクをする女性は、生涯で5〜10本は口紅を食べてしまうことになるとのこと!
と、なれば!
ゆるーくですが無添加生活を心がけている私にとっては、成分も気になるところ。他の化粧品も全てではないですが、できるだけオーガニックのものを選ぶようにしていますが、口紅は特に気になります。
それに仕事柄、話すことも多いし子どもたちと過ごしていてドタバタしていることが多いので、口紅はすぐ取れてしまうし、それこそ口に入るのがなんとなく気になって、あまり使うことがありませんでした。

口紅に欠かせない成分としては、着色料がありますよね。紅ですからね💄
一般的に販売されているものの成分表を見てみると、大抵は最後の方に赤〇〇号とか青〇〇号、黄〇〇と書いてあります。
これらの合成着色料について、よく言われているのが、発がん性、遺伝子損傷。あとはADHDや、アレルギー、喘息などとの関係。私としては避けたい添加物です。ゆる無添加ながら、これらは食べ物では避けられるのならば避けるようにしています。
口紅もそれ自体をバクバク食べるわけではありませんが、できることならそれが入っているものは使いたくないな、と個人的には思うわけです。

それで、オーガニックの化粧品メーカーの口紅はどうかな??と思い裏面を見てみたところ、そういった表記はないものの、最後に、

カルミン

という表記があります。

おやおや?これは知らない成分…
と思い、その場でスマホを取り出し調べてみると、
なんとコチニール色素と同じ!とのこと。

コチニールとは、虫です

カメムシ目カイガラムシ上科の一部の昆虫、特にアジア産のラックカイガラムシ、南ヨーロッパのケルメスカイガラムシ、メキシコのコチニールカイガラムシなどのメスの体を乾燥させ、体内に蓄積されている色素化合物を水またはエタノールで抽出して色素としたもの。その本質はアントラキノン誘導体のカルミン酸であることから、カルミン酸色素とも呼ばれる。カルミンの語源は欧州のケルメスカイガラムシ(タマカイガラムシ)から古代から中世に伝統的に抽出して用いられてきた色素に由来する。
Wikipediaより

天然色素とはいえ、虫…😓
体に害はないようですが、アレルギー発作が出たとの報告はあるようです。

コチニール色素を使った食品や化粧品の製造に関わる人の間、または、これらを利用した製品の使用や摂取で、付着部位の腫れ、喘息、アナフィラキシーショックなどのアレルギー発作が報告されている。ただし、これらのアレルギー反応は、原料のエンジムシ由来の特定のタンパク質が原因物質だろうと考えられているが、色素自体がハプテン抗原として反応する可能性を示唆する報告もある。これらの対策として、得られた色素を低アレルゲン化処理を施したり、別の色素で代替している。
Wikipediaより

かなり大手のオーガニック化粧品メーカーのものでも、合成着色料を使用しない代わりに、天然色素としてこのような着色料は入っているようなので、これは我慢するしかないのか、と思っていたのですが、
合成着色料も、カルミンも使わずに口紅を作っているところが、ひとつだけ。私の調べた限りですが。
アムリターラという会社の口紅です。

合成着色料やコチニール、酸化チタンは不使用で、島根県出雲産の農薬不使用ローズ*1と天然ミネラル*2で彩った口紅です。
アプリコットオイル*3や椿オイル*4などのオーガニックオイルとミツロウ*4を使うことで、しっとりつややかに仕上がります。
独自の厳しい基準で製品作りをするアムリターラですが、唇は角質層も薄く敏感なこと、そして食べ物と一緒に口の中に入る可能性が高いことから、更なる厳しい基準が必要となり、ストイックに作ったため、出来たのはたった一色だけです。
少しピンク寄りの肌なじみの良いオレンジレッド。きれいに発色はしますが、酸化チタンを使わないため、自分自身の唇の色によっていろいろなニュアンスが出ます。
世界で1つだけの、あなた色の口紅へ。野ばら*5とゼラニウム*6の少し甘いローズの香りです。

*1ハイブリッドローズ花(色材)
*2酸化鉄(色材)
*3アンズ核油(保湿成分)
*4保湿成分
*5カニナバラ果実油
*6ニオイテンジクアオイ油
上記サイトより

これなら安心だなと感じました。
まだこちらの製品は使用したことがないので、近々購入して使ってみたいなと思います。

添加物などいろいろ調べてきた気でいましたが、世の中知らないことが多いですね…
できるだけ添加物の少ないもの、環境や人に優しいものを選ぶようにしていますが、いろいろわかった上で、デメリットよりメリットが上回るなら、あまりこだわらず安価で便利なものを選ぶこともあります。いずれにせよ、知らないことには選択もできない…。
何事も、ゆる〜く、を大事に、
でも取捨選択しつつ様々な情報を得て生活していきたいと思ったできごとでした。

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