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音声をライフスタイルメディアに! Voicyが提案する”豊かな生活”について妄想してみた #Voicy #Designship2018

こんにちは、えのちゃん(@ayaka_enmt)です。
#Voicyファンラボ の第1期生として活動して、あっという間に4ヶ月が経過。それから、Voicyに入社しよう!と思い切って決断。

私自身、ファンラボの活動を通して、Voicyについても考える機会が増えていました。そこで、今日は #Designship2018 に登壇された、VoicyのUI/UXデザイナー 京谷さん(@mi___ko120)のお話をもとに、”豊かな生活”を妄想していきたいなぁと思います。

「これからの音声体験について」ぐっと考えさせられる内容で、これはぜひみんなに読んでもらいたい!!と思っています。プレゼン内容は、京谷さんが記事に書き起こしているので、以下からご覧ください。

”豊かな生活”ってなんだろう?

開始早々、ぐっと考えさせられた言葉がありました。それは、「小さな箱に捕らわれすぎていないでしょうか?」という一言でした。

京谷:
今はスマートフォンが普及して、いつでもどこでもほしい情報やエンタメが手に入り便利な生活が送れているなと感じます。一方で、情報を得るために人がスマートフォンに固執しすぎているように見え、不安に思うことがあります。みんな俯いて必死にスマートフォンを操作しています。小さな箱に捕らわれすぎていないでしょうか?人がデバイスに合わせて生活しているように感じます。

どうやら、スマホを操作しすぎて、二重アゴになる人が増えているそうです。
確かに、朝起きてから寝るまで、暇さえあれば(暇がなくても)常にスマホを触っているし、左手にスマホがないと、歩くときの左手のポジションがわからなくなってしまうほど。……スマホ依存症すぎる!!

誰もがスマホから得られる情報を頼りに生きる、これが当たり前になってしまっているからこそ、スマホから離れられないし、スマホというデバイスに合わせて人が生活してしまっている。

京谷さんが登壇中に語っていた”豊かな生活”とは

京谷:
私が思い描く豊かな生活。それは、朝目覚めたり、シャワーを浴びたり、車を運転したり・・・ただ“あたり前な生活”をするだけで必要な情報や快適な体験を得られる生活です。

これを聞いて、素直に「いい生活だな〜」と思いました。

スマホ依存な生活が、ただただ当たり前に、起きてご飯を食べて電車に乗って帰宅してソファでゆったりして…と行動しているだけで、必要な情報が自然と得られる生活になったら……。

そんな妄想をしていると、どうやら私たちは、便利に過ごすことができるだけでなくて、とっても人間らしく生きられるんじゃないかな、と思ったわけです。


”人間らしく”ってなんだろう?

あぁ……私は哲学的なことが苦手なので、こんな見出しをつけておきながら、もう逃げ出したい気持ちでいっぱい。
でも、同じように哲学チックなことを遠ざけて生きてきた方でも、おそらく大切なことは見えているのではないでしょうか。

私たちが人間らしく、なにか分からないけど、自然体で生きている姿というのは、やっぱりスマホとにらめっこしている姿ではないと思うんです。

カフェで友人と会って話したり、ゆったりとソファでくつろぎながら、家族や恋人と談笑して過ごしたり……そうしたゆっくりと時間が流れていくような、自身の感情の移り変わりを感じて向き合う余裕があるような
そんな生活が、人間らしい、のではないかなと思います。

でも、それだけでは、必要な情報は得られないし、やっぱりスマホ依存の生活に戻ってきてしまうんですよね。そんなときに、私は「音声」が”豊かな生活”へと変えてくれるのではないか、と思っています。


”人間らしく”生きる一歩目を踏み出した気がする

スマホがなくても欲しい情報が手に入るなら、ちょっとはスマホを手放す時間が増えると思いませんか? (あ、これはポジショントークなのでしょうか。笑)

でも私自身、最近になって少しずつですが「スマホ離れ」ができるんじゃないか、という実感が湧きつつあるんです。
どういうことかというと、ボイスメディア『Voicy』やスマートスピーカー『Google Home』を通して、いろんなパーソナリティーさんの放送や各局のニュースを聞いていると、スマホを握っていなくても、幅広くいろんな情報が耳から入ってくるようになったからです。

夜寝る前に「ねぇGoogle、おやすみ」と声をかければ、アラームをセットして、明日の天気を教えてくれて、寝るまでの音楽もかけてくれる。
朝起きて「ねぇGoogle、アラームを止めて」「ねぇGoogle、おはよう」と声をかければ、アラームを止めて、今日の天気、予定、朝のニュースを読んでくれる。
メイクしながらVoicyアプリを起動して、7時配信のニュース系や昨晩配信のチャンネルを聞いて、朝イチのITニュースや豆知識を取り入れて元気になる。

そう、最新の情報が入ってくるだけではないんです。
パーソナリティーの方々の人間性に触れて、声からその人の温かみを感じたり、自身の感情を見つめ直したり、他の人のお悩みから自身の新たな一面を発見したり……
なんだか、必要な情報を仕入れる以上の価値がある行為な気がしているんです。

「とはいえ、Twitterとかインスタとか見ちゃうし、Youtubeでアイドルだって見たいしな〜〜」って思ったんですよ、最初はもちろん!

でも、Twitterやインスタ、Facebook、Youtube、その他Webメディアにかじりついている時間がほんの少ししか減らないにしても、その他のインプットをほぼ音声でできているなぁ、この方がむしろ人間らしいじゃん、と思うようになりました。


「音声はライフスタイルメディアになる」

私の生活には、現時点ではVoicyやGoogle Homeでしか音声を取り入れられていないのですが、冷蔵庫が音声を発するようになってから数年が経つ今、もっともっと音声が身近になって、あらゆるモノから音声が聞こえるようになると思います。

それを京谷さんは、音声はライフスタイルメディアになる、と表現していました。

京谷:
音声はライフスタイルメディアになります。IoTでありとあらゆるプロダクトがインターネットに繋がるようになると、"あたりまえに生活"するだけで、自然に"いつでもどこでも"必要な情報を"音声"によって得られる生活時代がすぐにやってきます。

そう、いつでもどこでも必要な情報を音声によって得られる生活をつくっていくために、今Voicyは音声インフラをつくりながら、最適な音声体験のデザインを試行錯誤しているのです!


いまVoicyがやっていること

さいごに、いまVoicyがやっていることについて、京谷さんが語っていたので、自分なりの言葉で噛み砕いて説明してみます!

京谷:
音声がライフスタイルメディアになるためには、まず仕組みとしてIoT機器に音声を配信するインフラが必要です。Voicyでは"音声プラットフォーム"を作っています。また、そこで配信された音声が、どのように聞かれているのか、データを収集しています。

音声を配信する仕組み=「音声インフラ」を作りながら、音声コンテンツを貯めて配信する「音声プラットフォーム」から配信して、どのように聞かれているのか、データを収集している、ということだそうです。

京谷:
実はボイスメディアVoicyは実証実験として運営しています。だれにどんな音声が刺さるのか、どこでどんな音声が再生されているのか、データを取得してPDCAを回しています。

Voicyでは、音声データの一つとして、ボイスメディアVoicyを実証実験として運営している、ということです。

また、よく耳にする「VUI」「VUX」をまとめると……

▼VUI(Voice User Interface)
どのデバイスから誰にいつどのように届けるのがいいのか?
▼VUX(Voice User Experience)
=どんなコンテンツをどんな経路で誰にどう届ければいいのか?
 インフラ部分からユーザーの音声体験全体を考えること

そして、音声は、今までのUIの考え方とは異なり、デバイスごとに合わせて変えることはなくとも、音声を聴いているシーンに最適な音声で提供する必要があります。

京谷:
GUIの場合、スマートフォンのメディアをデザインするとき、画面比率など、その対象となるデバイス専用フォーマットに合わせてデザインする必要があります。また、そこでデザインされたものは他のデバイスに当てはめることができません。これは"one media - one format"の関係です。

一方、音声においては、その特性上あらゆるプロダクトにアドオンできるため、各シーンに最適なフォーマットに合わせてデザインする必要があります。例えば、「ベッドでリラックスするときに最適な音声」「家事が捗るために最適な音声」等。これは"one media - multi format"の関係です。

今、スマートスピーカーが生活に馴染んでないのは、音声自体がスマートスピーカー専用のフォーマットに合わせてデザインされているから、とのこと。

だからこそVoicyは今、音声体験をどうデザインするか、ということに取り組んでいます。

今後、各シーンに最適な音声を届けることができるようになれば、"one media - multi format"の関係になって、”豊かな生活”が広がっていく、ということなのではないでしょうか。

詳しくは以下から京谷さんのレポートを読んでください◎


一緒に”豊かな生活”へと変えていきませんか?

徒然なるままに京谷さんの登壇ムービーとnoteから感じたことを書いてみたのですが、改めて「音声に触れている日常生活っていいな」と思ったわけです。

もちろん、いますぐスマホから離れろ、と言うつもりはなくて、むしろまだできなくて。
ただ、声から感じられる人柄や情報の温かみを受け取りながら、日々生活してみると新たな自分に出会えると思います。

まずはVoicyを聴いて、スマートスピーカーを買ってみて。
そして、新しい生活をスタートしていただきたいなぁ、と思っています!


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