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不登校の息子が、宿泊学習に行きたいと言った…その顛末や、いかに⁉️

うちには発達障害の中学生の息子がいる。

教室には入れなくて別室で、しかも一時間目からは行けないが、何とか3時間目か4時間目くらいから、ほぼ毎日、学校に行っていた。

ところが一週間前、

「もう学校行かない。学校辞める。」

と言って、完全不登校になった。

だけども、宿泊学習には行きたいと言い出した。

学校も全く行ってない状態だったので、宿泊学習なんて行く訳ないと思っていた私は、大慌て。

必要な物を買い揃えたり、学校の先生と打ち合わせしたり…。

宿泊学習当日の朝は、学校の集合時間が早かったので、前の晩も遅い時間まで準備してたのに、私は弁当づくりもあって朝4時起き。

息子を5時に起こし、朝ごはんを食べさせ、行く支度をしていると、だんだん息子が気弱な様子になって来ているのを感じたけれど、とりあえず学校の門まで頑張ってみよう!そこで行くか行かないかを判断しよう!と息子を励ましながら、学校へ。

門には、支援の先生が立っていた。

そこで息子が、

「帰ります。」

と言った。

学校まで行く途中で、『あ~これは無理かもな~。』とは感じていたものの、『やっぱりか~。』と、がっかり感は拭いきれなかった。

まぁね、繊細な息子の気持ち、思春期の息子の気持ち、きっと色々と複雑な感情が入り交じり、息子も大変なんでしょうね。

でもでも、私も大変なんです~。

お金と時間と労力と…融通のきかない発達障害の夫とも、息子の宿泊学習の持ち物や、荷物の詰め方などで、怒鳴り合いの大喧嘩。

息子の繊細な気持ちを受け止めつつ、こだわりの強い夫と戦い、学校の先生と短い期間で何度も話し合って…挙句の果てが、家でお弁当を食べる…という結果に終わった。

何だか、私も気が抜けた。

でも母親業は終わらない。

その日は下の子の懇談があり、小学校に行かなくてはならなかった。

息子は玄関でジャージを脱ぎ捨て、すぐに部屋着に着替え、ゆっくり家で休んでいたけれど、私は、下の子の事もあるし、休む暇もない。

遠く離れた実家で、足の悪い一人暮らしの年老いた母のこと、あちこち故障している自分の身体のこと、学校に行けてない子ども達の生活をどうするか、何なら昼ごはんは何にしよう?夕飯は何つくろう?…学校とのやり取り…もう考えることがたくさんあり過ぎて、頭がパンパンだ。

まぁでも逆に考えれば、1つ大きな行事が終わってホッとした…とも言えるかな。

次は下の子の運動会…もちろん参加もしないし、娘も見学もしたくないと言うので、学校から聞かれる前に、「見学も行きません。」と言っておいた。

もうこれ以上、私を苦しめるような事はしたくない。

自分で自分を追い詰めないようにしよう!と心に決めた出来事でもありました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙇




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