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《ドラマ》光る君へ第15回感想

こんばんは。
Ayaです。
光の君へ第15回を視聴しました。

・公任邸で居候を決め込む道兼。
→前にも書いたが、公任の妻が道兼の養女なのであり得なくはない。だけど、他人の邸で烏帽子も脱ぎ捨てるのはさすがにおかしい。
・呑んだくれる道兼を説得し、協力を取り付ける道長。
→反アラタ道隆連合の成立!!
・一条天皇の成人体、初登場!!定子だけ成人してて違和感があったからうれしい。
・ロバート実資が道長にアラタ道隆の独裁について愚痴をこぼす
→ロバート実資から見れば、道長もアラタ道隆の身内では??
・東三条院を追い出し、後宮をも独占するアラタ道隆
→円融上皇が崩御して、東三条院は落飾、東三条院の院号を授かっているはずだが、そこはスルーのよう。こんな扱いするから恨まれるんですね、アラタ道隆。
・后の仕事は帝の子を宿すだけでなく、後宮を差配することだと娘に説く貴子。この考えは定子だけでなく、彰子にも受け継がれていくこととなる。
・横笛を演奏する竜顔(天皇のお顔)、うつくしい。
・ききょうから出仕の話を聞き、弟の昇進もあり、自分だけなにも進んでないと不安になるまひろ。
・ききょう、初出仕。清少納言の女房名を与えられる。
→貴子が適当なことを言っていたが、少納言の名付けには様々な説があって不確定。今のところ、定子のセンスということとなっている。
・定子の在所・登華殿の修繕について、道綱を呼び出す道長。
→ロバート実資から『自分の名前しか書けない』なんて酷評されている道綱だが、字は書ける様子。
・道長は諫言しにきたが、アラタ道隆は気だるそうにしている。
→糖尿病の予兆。中関白家の栄華はわずか5年しかなかった。
・嫌々ながら伊周の弓競べに参加させられる道長。
→大鏡のエピソード!!アラタ道隆が怒鳴ってるの、初めて見たぞ。
・笑顔で出迎える明子。前回からはひとが変わったよう。頼宗妊娠中ということは、頼通はすでに生まれているのか。
・倫子パパ・雅信の薨去。
→当時としてはすごい長生き。倫子ママは86歳、倫子は90歳、彰子は87歳まで長生きしているので、この一族は長生きな遺伝だったのかもしれない。
・さわから誘われ、石山詣に出るまひろ。
・石山寺で道綱母子と出会うまひろ。まひろは道綱はともかく、道綱母の顔を知っていたのかな?
道綱と会うまひろ、推しを目の前にしたヲタクww。
・道綱母の話で、文章を書くことの意義を考えるまひろ。
→源氏物語執筆の伏線か。もっと説得力がほしいなぁ。
・まひろ目当てに夜這う道綱。間違えられたさわに色々いいわけして去っていく。
→空蝉のオマージュであることはわかるが、お寺なのだから、さすがに罰当たりでは??
道綱クズやけど、源氏は間違えた空蝉の継子とそのまま関係を持っているドクズなので、まだましか。

今回は歴史的にはつなぎ回でしたが、女性同士の友情、いわゆるシスターフッドが細かく描かれていると感じました。シスターフッドとは恋愛感情に似た女性同士の敬愛を含んだ友情関係のこと。定子と清少納言はもちろんのこと、道綱母とまひろ、まひろとさわの間にも感じられました。女子校を舞台にする少女マンガにはよく描かれていましたし、最近NHKで放送されていた『作りたい女と食べたい女』もその例でしょう。時に清少納言の枕草子執筆の動機はまさにこのシスターフッドでしょう。
次回は香炉峰の雪のエピソードが描かれるみたいので、行成と清少納言の絡みもあるのかな??この組み合わせが好きなので、取り上げてもらえたら嬉しい。




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