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2才ねんね拒否からセルフねんね復活の裏側 ~母の家出~

夜泣きからの脱却で人生が激変。
「今だけ」と耐えるママを救いたい。

赤ちゃんねんねの専門家、あやママです。


2才、いわゆるイヤイヤ期が到来し、ゴリゴリにメンタルを削られているママパパは世にどれほどいるでしょう。

寝ないとダダをこねたり、夜泣きに発展しているケースもありますよね。

私はねんねの専門家として、ねんねトラブルを改善する仕事をしているけれど。

そんな我が子のねんねも、2才で大荒れに。
お手上げ状態までいきました。

でも、結論、娘は2才4ヵ月でセルフねんねが大復活!
その方法は、まさかの”母の家出”。

2才のイヤイヤさん相手に疲れているママパパに。

こんな感じでウチのねんねが安定したよ、という裏側を大公開します。

不穏な空気は2才過ぎから

まず2歳過ぎから不穏な空気は出始めていました。

それまで娘をベッドにコロンさせたら私は退室。
その後は、1人でおしゃべりやお歌をうたって、スッと寝るのが日課だったけれど。

2歳過ぎからエーンと泣くように。
「ママきなさいよーーー!!」と泣くことも。(言葉遣いw)

でも、これまでも寝る前に泣くことはあったし、泣くことでストレスを発散して寝るタイプもいる。

だから、リビングから「頑張れ!大丈夫だよ!!ねんねしたら元気になるよ!」とベビーモニターで様子をみながら、のんきにビールを飲んでいました。(いつもよりちょっぴりビター)

ひととおり泣いたあと寝つき、朝までぐっすりだったのだけれど。

2才2ヶ月!イヤイヤさん襲来

2歳2ヶ月頃から寝室へいくことを完 全 拒 否!
というか、お風呂・ご飯・オムツ替え・お出かけなど基本すべて

イ・ヤ!!!

何を聞いても

ダ・メ!!!!

これがいわゆるイヤイヤ期の洗礼か~!と。
頭ではわかるものの、イライラ。何も進まない。

この頃は朝の着替えを諦め、ユニクロのキルトパジャマで登園をキメこむことが週1~2くらいありました。
「パジャマがいい日もあるよね~」と温かく迎えてくれる先生たちは、神でしかなかったなぁ。

いっしょにねんね生活の幕開け

イヤイヤさんの襲来により、だんだんセルフねんねできない日が。

イヤイヤが激しい日は、もう諦めていっしょにねんね。
ベッドにコロンさえできれば、大体30分で寝ついていました。

※ちなみに、寝室は親のベッド横にベビーベッドがあるポジショニング。そのため、いっしょに寝るといっても娘はベビーベッドで、私は自分のベッドと別々の寝床。そのため、娘が寝るまでこっそり筋トレしたり、音楽を聴いたりと、楽っちゃラク。(でも、私はその時間がつらかった)

2才3ヶ月!エスカレートする要求

「ねんねイヤ!!!」という意志はグングン成長。
2歳3ヶ月からはあの手この手の戦略が。

戦略1:ごはんたべたい

寝室へ入り、さぁ、ねんねしようというその瞬間、

「ごはんたべたい!!ごはんもっとたべたかったの!!!」

と急にギャーと叫び泣き。
リビングへ戻り、第二次夕食スタート。(ちょっとだけ食べた)

次の日も「ごはん!」。

その次の日も「ごはん!!」。

3日目で完全に戦略だと気づきました。
娘の少食に悩んでいる母を狙い撃った、見事な手口。

4日目からは、寝室へ行ったらごはんが食べられないことをしつこく説明します。

すると、

戦略2:ウンチ出た (実際は出てない)

戦略3:〇〇ちゃん(ぬいぐるみ)をとりにいく

戦略4:このベッドがいや。新しいベッドだったら眠れる。

など、次々に寝られない言い訳が出てくる、でてくる。

どうしても寝たくない娘 vs どうしても寝かせたい母 のバトルが毎晩のように繰り広げられました。

この時意識したのは、とにかくリビングへ戻らないこと。

泣いてもわめいても、ひたすらなだめ、「そうだよね、まだ遊びたかったかな。でもねんねの時間だよ」と一貫して話すのみ。そして、娘が落ち着く(というか体力が切れる)のを待つ。

めーーちゃくちゃしんどかったです。
泣き声も大きいし、これまで1人で寝ていたのにどうして~!とイライラもつのる。

しんどくて、自分が疲れすぎている日はなだめることを放棄し、娘の要求通りリビングへ戻っちゃう日もありましたね。
これは本当はやらない方がよい行動ですが、母も人間。
頑張れない日もあります!

世界一ポジティブな家出

イヤイヤさんの襲来により、母のイライラは常に沸点オーバー。

朝の準備もイライラ。
保育園から帰宅後もイライラ。
寝かしつけもイライラ。

私はずーっと、娘の前で般若の顔をしていたと思う。

私のそういう精神状態が、娘のねんね拒否を加速させていることはわかってた。子は親のイライラを察知する天才だからね。

もーーイライラが限界!と感じた私は、”週末家出”を決行
1泊だけ、都内のホテルへおこもりステイをしに向かいました。

1人で買い物をし、ホテルのお部屋で好きなご飯をゆっくり食べ、お風呂につかり、ダラダラYoutubeを見て好きな時に寝る。翌朝は誰にも起こされることなく、起きたい時に起きる。

自分のペースで過ごせるってなんて贅沢なんだろう!と、つかの間の1人時間を思う存分楽しみました。

自分の心をみたし、心の空気を入れ替えるための世界一ポジティブな家出。

たった1泊でも、イガイガだった私の心はまろやかになりました。

涙なし!セルフねんね復活の時

母がまろやかな心を取り戻した後は、「ごはん!ウンチ!」のような要求は一切なくなり平和な夜に。

そして家出から1週間後の土曜日。
たーーっぷり意識的に遊んだ日、

「今日はママ、お仕事があるから先にベッドでコロンしててね。ママはお仕事終わったらいっしょにねんねするからね。大丈夫だからね」

と繰り返しお話しをしたら。

なんと!!!

娘をベッドに残し、母が退室しても泣かない!

そして、すんなり、寝た!!!

1滴の涙も流さず、抵抗ゼロで1人で寝た!!!!!

ああああああああーーーーー

久しぶりのこの解放感に、娘のがんばりに、私はおんおん泣きました。(ガチ)

次の日も、その次の日も。1人でねんね。

1ヶ月半ほど、お休みしていたセルフねんねが大・大復活!

しっかり眠れるようになり、娘は朝から超ごきげん。
母も寝かしつけストレスから解放され、超ごきげん。
父も女たちが超ごきげんで、超ごきげん。

あんなに寝ることを抵抗していた娘。
私が家出をしてリフレッシュした、たったそれだけで激変したのは想像以上で衝撃でした。

育児をしていると、どうしても心がキャパオーバーになることありますよね。
心に余裕がないと、家族ってうまく回らない。

そんな時は、大胆なくらいにリフレッシュするのが1番有効だと思い知った、2才のねんね危機。

我が家はこんな感じでのりこえたけれど。
家族によってその方法は千差万別!

みなさんも、ご自身にあった方法でイヤイヤさんと渡り歩けますように…

がんばれ!なんて言わないよ。
でも、どうにかなるよ!


ねんねトラブルから卒業できますように。
1秒でも多く、ママが眠れますように…

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