綾華

東京で働く、世間的にはバリキャリと言われるOL。1年のうち2ヶ月以上は旅に出る。考えた…

綾華

東京で働く、世間的にはバリキャリと言われるOL。1年のうち2ヶ月以上は旅に出る。考えたこと、思っていること、旅について。私について。

最近の記事

レールの先に待つものは

”騒がしい日々に笑えなくなっていた 僕の目に映る君は綺麗だ 明けない夜に溢れた涙も 君の笑顔に溶けていく” 最近ヨアソビというバンドの「夜に駆ける」という曲にハマっている。 https://youtu.be/x8VYWazR5mE 多分、今の私の心境にぴったりなんだと思う。 コロナによって、29年間培ってきた価値観が木っ端微塵にぶっ壊された。 私は東京の比較的恵まれた家庭に生まれた。 小学校受験をして、いわゆるお嬢様学校と呼ばれる小中高一貫の女子校に入った。 大学受験は

    • 「20代・女性」というハンデ

      今年7か国目は出張で韓国。出張といえば東南アジアが多い私だけれど、今回は初めて韓国に出張に行った。 仕事柄、海外出張に行くとデベロッパー、百貨店のオーナーなどに会うことが多い私。 今回は韓国の3大老舗百貨店のうちの1つの副社長とバイヤー陣と打合せをしてきたのだけど、会議室に入った瞬間、まるで韓国ドラマの中に入り込んだような雰囲気だった。 全員男性・スーツ・韓国語。 この百貨店は採用面接の中に英語が入っているほど全員が英語を流暢に話すはずなのに、副社長の方が韓国語で話し

      • One Day

        予定のない、寒い寒い金曜日の夜。 久しぶりに大好きな映画の中の1つ、One Dayを観た。 エジンバラ大学を卒業した男女2人の、その後の23年を「7月15日というOne Day」を起点に描く、美しくも切ない物語。(以下とてもネタバレ) お互い惹かれ合う気持ちを持ちながら、友達でいようと決めた2人。 なんだかんだずーっとお互いを想い続け、連絡を取り合い続ける。 それでも人生というのはきっと抗えないほど大きな力が働いているもので、どちらかの人生が上手くいっていて相手の存

        • モンゴルの大地に生かされて

          私は羊肉(ラム)が食べられない。 味が嫌、とかではなくて昔のトラウマから、どうしても食べられない。 私の母は私と弟が小さい頃からよく海外に連れ出してくれる人だった。 というのも、母の初海外は大学生の時、当時私の祖母の妹が住んでいたパリだったという。 何もかもが違う世界にとにかく衝撃を受けたらしく、子供達にはもっと早くからそんな思いをさせたいと、私達が休みのたび色々な場所へ連れて行ってくれた。 そのうちの1つがモンゴル。私の父は自営業で休みが取れなかったので、なんと母

        レールの先に待つものは

          モノのミカタ

          私は昔から色んな人に「笑顔が好き」と言われてきた。 私は笑う時はいつも全力で、上の歯も下の歯もぜーんぶ見えるまで口を大きく開けて笑う。 28年間それを「良い」と言ってくれる人しか周りにいなかったから、いつの間にか笑顔が自分のチャームポイントな気がしていた。 2018年知り合ったある人は、私の笑顔に対して違う評価をしてくれた。 下の歯も上の歯も全部見せて大口開けて笑うとすごく子供っぽい。 大人の女性なんだから、笑い方を少し変えたらもっと魅力的になると思う、と。 その

          モノのミカタ

          2019年にしたいことリスト100

          旧暦では遂に、今日から新しい1年が始まる。 (今年の年末年始は海外にいたので、ゆっくり2019年のことを考えられなかった自分への言い訳だけど) ようやく2019年やりたいことリスト100ができたので、これを機に公開してみようと思った。 私は毎年年初に100個考える。100個って結構な量なので2~3日真剣に自分の内側と向き合うことになるわけで。 達成したことに次々チェックを入れていく作業はとても快感だし、年の終わりに達成できなかったことを見て、来年こそは!と気合を入れな

          2019年にしたいことリスト100

          わたしのキャリア観

          2019年最初の出張は、香港マカオ台湾だった。 出張中にいろいろな任務はあれど、その内の1つは現地での採用面接の面接官。 事前に現地の人事と候補者の履歴書を見ていると、目の付け所が全然違って面白かったのだ。 2人同じポジションに候補者がいた時、私は2〜3年おきに転職している人の転職の動機が気になったけど、現地の人事は12年間同じ会社にいた人の12年間いた理由が気になるというのだ。これは香港でも台湾でも同じだった。 日本だったらきっと、2年とか3年ごとに仕事を変えてる方

          わたしのキャリア観

          人生について考える時間〜Life itself〜

          旅に切っても切り離せないもの、それは飛行機内での映画である。 移動時間も旅のうち。大学生までは機内では爆睡、一度も起きないということがよくあったけれど、社会人になると自由時間が減った為、普段忙しくてチェックできていなかった映画をみたくなる。 今年の年末年始は9日間バリに行った。往復は台湾系のEva航空。 往復の機内で映画を4本ほど見た訳だけど、1つとても刺さった映画があった。 タイトルは「Life itself」2018年に公開されたハリウッドムービー。 学生時代に

          人生について考える時間〜Life itself〜

          旅をするということ

          2018年を振り返ると、思い出すのは旅の記憶ばかり。 2018年は出張も入れると45日海外、18日国内の計63日間旅をしていた。 単純計算で1年の2ヶ月以上は旅をしていることになる。 そうなると、旅は非日常というよりは、日常の中に旅が入り込んでいる感覚で。このnoteも実はマカオのホテルから書いている。 そんな訳で旅好きな私だけど、今年の年末年始も12月30日〜1月7日まで南国バリにいた。 普段は青山にあるオフィスで海外事業戦略なんかをやっている、いわゆるバリキャリ

          旅をするということ