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家事や育児を全てこなす彼に対する感謝の気持ちをここに

「こんな旦那さんなかなかおらへんから、大事にしぃや」

実家に帰ると、母にいつも言われる。

うちの旦那氏は、本当によく動く。料理も洗濯も掃除も、ありとあらゆる家事が全てわたしよりうまい。そして、育児も問題なくできる。我が家は、わたしがいなくても全然回るのだ。

「旦那氏が娘ちゃんの寝かしつけをしてくれて~」「娘ちゃんの朝ご飯を準備して食べさせてくれて~」「ご飯作ってくれて~」みたいな、日常で起きたことを母に話す度に、すごく驚かれる。「そんなことまでやってくれんの?あんた、感謝せなあかんで」って。

本当にそう思う。わたしは旦那氏にめちゃくちゃ感謝しないといけない。なので、逐一「ありがとう」と口に出して言うのだけれど、最近本当に「ありがとう」を言いすぎて、逆に申し訳ない気持ちになってきた。

わたしより料理が上手で、わたしより綺麗好きで、なんでもテキパキと効率よくこなし、人当たりが良く、よく気が付き、そして優しい。「なぜ……一体なぜわたしと結婚してくれたのだろう……」と思うくらい、よくできた人なのだ。

彼の隣にいると、自分がどんどんポンコツに思える。こんなことも出来ないのか、と、ちょっとだけ悲しくなったりもする。色々とおんぶにだっこでお世話になりまくっているという意識がわたしにはあるのだけれど、彼にそんな意識は特段ないようで、感謝の気持ちを伝える度に「え?なんのこと?」という表情をする。すごいよ。よくできた人間すぎる。

で、なぜいきなりこんなことをつらつらと書き始めたのかというと。

今日は自宅から電車で1時間ほどの距離の実家に遊びに行ってきた。帰りがもう夜だったので、「今からご飯作るのだるいね」ということで、一旦お家に帰ってからわたしがスーパーにお惣菜を買いに行くことになった。
わたしがスーパーに行っている間に、彼は実家へお泊りしていた家族みんなの分の荷物を片付け、お米を炊き、わたしが買ってくる総菜以外の夕飯の準備が全て終了した状態で、娘ちゃんと仲良く遊んでいた。
買ってきた総菜をキッチンに置いて、コートを脱いだりカバンを片付けたり手を洗っている間に、その総菜の温め直しも完了していて、わたしが夕飯の準備をすることなく本日の晩ご飯ができあがった。

ご飯を食べ終わってのんびりとお水を飲んでいると、全ての食器が旦那氏の手によって下げられ、そのまま洗われた。わたし、今日一切キッチンに立っていないのに、全てのことが完了してしまった。

そしてその後、彼は娘ちゃんをお風呂に入れてくれ、お風呂上がりの保湿、ドライヤー、水分補給、歯磨き、絵本の読み聞かせ、寝かしつけまで、全部やってくれた。

その間、わたしは何をしていたのかというと、ひとりでお風呂に入った後、やらねばならない原稿の執筆作業に勤しんでいた。

わたしが完全に自分のことだけをやっている間に、旦那氏はその他の全てを引き受け、能動的に動き、完璧にこなした後、娘ちゃんと同じお布団で一緒に眠りについていった。

わたしのやるべきことがひと段落して部屋を覗きに行ったら、すやすやの旦那氏と娘ちゃんの寝顔がそこにあった。直接「ありがとう」を言うことが出来なかったので、大げさな感謝の気持ちを、ひとまずここに長々と書き記しているという状況が今。

最近本当にたくさん助けられている。ありがたい。感謝しかない。

明日の朝目が覚めたら、ちゃんと直接お礼を言おう。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。




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