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土曜日は本の読める店に

特に遠出の予定もない土日。

何気なく聞いていた高校の同級生たちがやっているラジオ『未来世紀サクライ』で、とあるカフェの名前が出てきた。

それは、東京にあるフヅクエというところ。

「本の読める店」というコンセプトで、場所は初台。

なんだか、ビビッと来てしまって、すぐに調べて行きたいって思ったのが午前10時頃。

その場で予約を取って、フヅクエさんに着いたのが12時半頃。

ビビッと来た時の自分の行動力、決断力の速さに、自分が一番びっくりした(笑)


ゆっくりと本を読みたい。外で。家だとすぐ寝ちゃうし集中できない性分なので。
おいしいコーヒーが飲めて、お腹がすけば食事もできて、飲みたくなったらお酒も飲めて、 つまめて、そんな場所で気が済むまで本を読みたい。
静けさが約束されていて、だけど緊張を強いるようなものともまた違う、心地良い静けさの場所で本を読みたい。
どれだけ長くいても「そろそろ出たほうがいいかな」とか思わないで済んで、 「全然、ほんとそれ大歓迎ですよ」と言ってくれるような場所で本を読みたい。
だだっ広いチェーン店の片隅で感じる心細さとか孤独感とかそこに流れる非人間的な時間とは違う、なんとなくほっとできる、なんだかよくわからないけれど人間味みたいなものを、 親密さみたいなものを感じられる、そんな場所で本を読みたい。
ただし店の人と話をする必要なんてなくて、慣れ合いが始まってその末に行くのがだるくなるみたいなリスクを抱えたりしないで済んで、会話はなくとも安心できる、そんな場所で本を読みたい。
と、ずっとほしいと思っていたそんな店を目指して、つくりました。

HPの一番はじめに書かれていたのが、フヅクエのオーナー阿久津さんのこの文章。

読書好きのわたしは、どうも惹かれてしまって。

そして訪れたフヅクエは、本当に落ち着く空間が広がっていた。

ゆらゆら揺れる黄色い椅子に腰掛けて。
流れるBGMに耳を傾けながら、ひたすらに本を読む。

さっと出されたお水は、冷たすぎず暖かすぎずちょうどいい優しい感じの白湯で。そんな気遣いにとってもほっこり。

お腹が空いて頼んだオムレツのサンドイッチも絶品。

ひとつひとつ、どれもが丁寧に、かつこだわりを持って作られていて。

この空間がすっかり好きになってしまって、思ったよりも長居してしまった。

初めて訪れたけれど、すぐにお気に入りの場所になった。


なんだか、すごくすごく良い土曜日を過ごせた気がする。


今日もお疲れ様でした。




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