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株主になったので長生きしなければならない

生まれて初めて、株を買った。これでわたしも晴れて、株主となった。

社会人になって2年目くらいの頃から、なんとなくお金のことに関しては気になっていた。資産運用ってよく聞くな、なんとなくやった方が良い気がするな、何もしていない今よりもお金に関して動いた方が良い気がするな、でも何をどうやって……?と、疑問だらけだったあの頃。
そこから、お金に関する本を何冊も読み、ネットで色んな記事を読み、インプットを重ねた。契約していたショッピングローン(脱毛と着物で2つローンを組んでいた)を全て繰り上げ返済し、もう二度とローンは組まないぞと心に誓った。銀行口座も用途毎に分け、家計簿をつけ、自分の収入と支出を目に見える形で管理するようになった。

重い腰を上げて証券口座を開き、つみたてNISAを始めたのが数年前。緩やかに右肩上がりになっていくグラフを見ながら「長期目線を持ってドルコスト平均法で買い付けをし続けるとはこういうことか」と身をもって体験した。本を読んで知識を得ることと、実際に自分のお金を投資するのとでは、心持が全然ちがった。

そんな、つみたてNISAで投資信託を買い続けている現在。さて、このままでいいのだろうか、という気持ちがむくむくと湧きあがった。今までは投資信託以外に手を出すのは(わたし的に)リスクだからやめておこうと、安パイを選び続けてきた。だけど、色々と理由があって、ずっと気になっていた会社の株を買いたくなった。この「色々と理由」のところは詳しく話してしまうとわたしがどこの企業をどのような理由で買い付けしたのか、的なところまで話さないといけなくなってしまうからそこは割愛。

とにかく、ずっとずっと気になっていたけれど、手を出す勇気のなかった会社の「株式」を、ついに取得した。嬉しい。ついにあの会社のホルダーになった。
今のところ株式を売買して利益を得よう的なことは考えていない。わたしの予想ではきっと今後も値上がりしていくだろうから、全然増えない銀行口座にお金を寝かせておくくらいだったら、この会社の株を買おうと思った。あ、これは「色々と理由」のひとつではある。
とにかく、なんていうか、宝物が増えたような感覚。嬉しい。

株とか投資信託とかって、利益が出る時もあればもちろん損失が出ることもある。全てがうまくいくものではないけれど、「長期的な目線」を持っていればめちゃくちゃ損をする、ということも可能性としては低いと思っている。

つみたてNISAをして、好きな会社の株式を長期保有目的で取得して。長生きしなければならない理由がまたひとつ増えた。絶対に長生きするぞ。そのために、ちゃんと自分の心と身体のメンテナンスをして、お金もうまく管理して、ストレスフリーな生活を心がけるんだ。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


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