見出し画像

どうやったらうまくできるのか本当にわからない

珍しく旦那さんが体調を崩した。

彼は4年に1回くらいしか熱を出さないようなタイプの健康優良児なので、そんな彼が良いお天気の昼間っからお布団にくるまって寝ているなんて、異様な光景を目にしている。

今は右で寝込む旦那さんと、左でお昼寝中の娘ちゃんの真ん中でカタカタとパソコンを開いてこれを書いている。わたし以外の人間が全員寝ている家の中は、外でバイクが通る音ぐらいしか聞こえなくて、本当に静かだ。

我が家の料理のメイン担当は何を隠そう旦那さん。わたしは料理がお世辞にも上手とは言えない、料理が得意ですとはひっくり返っても言えないようなタイプ。なので、毎日お昼ごはんだけ担当していて、それ以外は旦那さんが担当してくれている。

それが今回、彼が寝込んでしまったことで全てわたしが担当することになった。

のだけれど、これが全っ然うまくいかない。お昼ごはんだけとはいえ毎日料理はしているはずなのに、どうしてこんなにもうまくいかないのだろうか。まず朝食のトーストを焼くだけなのに焦げる。お昼ごはんはメニューが何も思い浮かばな過ぎて病人に刺激物を食べさせてしまう。とりあえずスーパーにお野菜を買いに行ったのに、思ったより高くって、結局もやしとえのきだけを買えなかった。はて、今日の晩ご飯は一体どうしたらいいのだろう。

自分自身が食に興味がなくて「とりあえずお腹が満たされればなんでもいいや」みたいなタイプだから、「お家でおいしいものを自分で作って食べたい」みたいな気持ちが無さ過ぎて、いざというときに非常に困る。
さすがに体調崩して万全ではない人には、あったかくておいしい料理を食べさせてあげたいという気持ちはあるのに。気持ちだけで技術と経験が伴っていなければどうにもならない現実に直面している。

おいしいものを作りたい気持ちと、高い食材は買いたくない気持ちはあるけれど、目の前にある食材で「さぁ何か作って!」と言われると「え、何を…?どうやって…?卵かけごはんでいい…?わたしそんな感じで全然大丈夫なんですけど!」ってなってしまう。

みんなどうやって毎日献立を考えて料理して上手になってんだろう。わたしももう少し食に対して興味を持って育ってこればよかったのかしら。

なんて色々言いつつも、彼にははやく元気になってもらいたいので、今日もがんばって料理しよう。


そんなわけで、今日もおつかれさまでした。


サポートいただいた分は、なんだかちょっとときめくものとか、心がうきうきするもののために使わせて頂きます。それをまた、noteに書いてみなさんにお裾分けできればいいなって思ってます。読んでくださってありがとうございます。