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パーソナルデザイン診断の結果にビビりすぎた話


2022年6月、パーソナルデザイン診断を受診した。


そして今7月、ようやく自分の診断結果が咀嚼できるようになったので文字にしておこうと思う。
人って軽く変わるもんだなと。受診しようと決意したあの日のわたしに未来の自分が頭を撫でてるよ。そして鼻息荒く10000字近いレポを書いている、馬鹿なわたしのままだから安心してね。


パーソナルデザイン診断受けたい〜〜〜」がいつの間にか口癖になっていた。あまりにもわたしから発せられるその言葉に、ファッションに興味のない夫すら「あやみさんはフェミニンが入ってると思うんだよね」「このK-POPのグループの人あやみさんに似てない?」と言い出す始末だった(今になって思うが、お互い疲れて夜ご飯を作る気力すらない夜に駆け込んだ焼肉屋さんでパーソナルデザインの話してごめんね、口だけは元気だったんだ……)。


そもそも私はイメコン受診歴がある。まずその話をしたい。


私のイメコンスペック

パーソナルカラー・・・1st夏、2nd春
腕の血管がイエベとブルベのグラデーションみたいな色でアナリストさんを困惑させた。瞳の色がけっこう明るい&色素が濃いパーツがあまり見つからず、明るい色が得意で多分春やろと思い込んでいたらまさかの夏で唖然とした記憶がある。秋のドレープが残業続きみたいな顔色になってそっと目を逸らしたのはいい思い出。ちなみに秋のボルドーなら意外といけたし、ベストドレープは春色の紫だった。


顔タイプ・・・ソフトエレガント
でしょうね!!という結果だった。普段から女子アナとか受付嬢が似合うとか言われるから口を開くまでは綺麗めルックが似合うOLみたいにみられてるんだろうな。いや実際に働くOLですが。ただ、中でもソフトエレガントは幅が広いらしくけっこうクール寄り&フレッシュ寄りと聞き、そこは意外だなと思った。毎朝のセットが面倒でがっつりかけたヨシンモリ風パーマがやたらと評判いいのはソフエレ的きれいめ上品な感じがマッチしているからなのかな。似合う髪型の資料を見せてもらったけれどヨシンモリはエレゲントさんがばっちり似合っていそうな気がする。無地&白黒が多いと伝えたわたしに、アナリストさんは小花柄のワンピースをおすすめしてくれた。いつか挑戦してみようと思う。

骨格・・・受診歴なし
骨格はストレート・ウェーブ・ナチュラルと3つに分ける診断が主流だが、死んでもストレートはないと確信していたので受けていない。多分ウェーブか、かろうじてナチュラル……?いや多分ウェーブ。胸の位置低すぎるしウエスト薄すぎるし、足短すぎるし、ていうか細すぎるし(?)

ちなみにわたしは27歳身長154cm体重36kg、3サイズは上から73/56/80という明らかにガリガリ尻デカ女だ。いつ骨折してもおかしくないほど細いということは重々自覚しており、そろそろピラティスでも始めるか……と考え出しているところである(まだ実行していない)。
明らかに弱そうな体型をしているため、力仕事はしたことがない(マジです。振られもしなかった)。
骨格ウェーブにしては鎖骨が出ていると言われたことがあるが、痩せすぎたウェーブってこんなんじゃない?と勝手に解釈している。


なんで受けたいのよって話

単純だが、色気がほしくなった(動機不純〜〜〜〜〜!!!!)。というのも、後出しになるがわたしは生粋のアイドルオタだ。男性はジャニーズ、女性はK-POPに走りがちである。嵐のリーダー大野くんにはじまり、Hey!Say!JUMP山田涼介、SexyZone松島聡、SixSTONES京本大我・松村北斗、SnowMan深澤辰哉・目黒蓮、元IZ*ONEウンビ姉さん、RedVelvetジョイ……。

みんな色気すごくね??全然私より年下ばっかだが??色気は今までどう生きてきたかで香り立つとか聞くけどどんな生き方してきたの???いやもはや遺伝子レベルで色気あるよね???というか色気って種類あるよね?↑で色気スゴメンツ(わたしの主観です)を挙げたけど、他のアイドルの皆さんたちだってシャープな色気や可愛らしい色気がある。えっ、わたしにも色気ある?出したい!!

わたしも推しと同じ色気ほしい!!!!(動機不純Part2)わたしの色気の在処教えて!!!
となり悶々としていた。そこでようやく登場、パーソナルデザイン(以下、PD)診断である。

元々存在は知っており、Twitterなんかで噂されている芸能人のPDを拝見しては「わたしの推しにロマンスが多いな」「ハイスタイルの男子の可愛さ最強では!!??」なんて一人楽しんでいた。そして辿り着いたイメコンアナリスト、オウカフルのイズミ先生のインスタ(@ohcaful)で衝撃の投稿を目にする。

オウカフルのイズミ先生のインスタ(@ohcaful)ストーリーより
(スクリーンショット大変失礼します)


グレースの色気は知的さから出ています。
どう出すのか? いいですか、いいますよ。
身近に、気になる相手がいるなら、、
①本を持ち歩く!
②ペラペラ喋りすぎない!
この話、インスタライブならすごく語れそう。
私、全員の色気、プロデュースできます。
いつライブします?来ますか?

オウカフルのイズミ先生のインスタ(@ohcaful)ストーリーより一部抜粋


あっ、わたし行くわPD診断。
光の速さで決意した。

事前にいろいろ調べた結果、本家と呼ばれるベストカラーコムの香咲ハルミ先生から師事されているアナリストさんがいいぞ〜ということがわかったので(というかPD界隈は絶妙に似ている診断が多いことをこの時気付く)、SNSのプロフィールをチェックさせていただきつつ、東京まで行くのは結構骨が折れるな〜気軽に行けるところにアナリストさんいないしな〜なんて愕然としていた。そしてなんとわたしが住んでいる地域に出張PD診断予定のアナリストさんがいるのを発見!!!あぁ〜〜〜来て〜〜〜〜!!!来てください〜〜〜〜!!!予約枠がまだ空いていることを受け、速攻でメールした。

わたし「○月△日に空きがあることをツイートされていましたがまだ空いておりますか?」
アナリストさん「空いてますよ!金額は○○円でお時間は……」
わたし「明日すぐ振り込みます(食い気味)」

アナリストさん「お振込確認できました!お申し込み完了です!」

はじめにメールを送って申し込み完了するまで23時間。忙殺されている時期にハイペースで仕事をこなし、美しく定時で上がりマッハで銀行に駆け込んだ。その姿を知人がちょうど見ていたらしく「あやみさんってあんなに早く走れるんだね」と言われた。見た目が貧弱だからって足が遅いとは言ってないわよ!

診断の日まで1ヶ月弱。毎日ドキドキが止まらなかった(恋?)。


予想は?

事前のTwitter調べで、PD診断の流れとして
・PC→PDの順に診断する
・PCは2つのシーズンを対決させて決めていく
・PDは合わないタイプを消していく消去法
・裾を上げたり下げたりするからパンツよりもスカートの方が診断しやすい
・髪を束ねたりするのでおろしていった方が良さそう

などなど聞きかじった情報を全て頭に詰めて当日の服装をシミュレーションした。先走りが酷いのはオタクの悪いところ……ではなく生まれつきである。
PCは夏との診断で割と納得がいっていたため特に事前予想はせず。

PDの消える順として考えていたものがこちら。

ファッショナブル(堂々とした雰囲気がまるでない。わたしを見てシャープなかっこよさを感じる人は正直いない)

キュート(学生時代に青春を謳歌できなかった女みたいになる。キャッチーなモチーフがおもちゃみたいで浮いてしまう)

ロマンス(体に丸みが一切ない。強いて言えば目が丸いくらい。ガリガリの極みすぎる)

ナチュラル(ナチュラルと言われている芸能人を見たがあんな爽やかさが見られない。カジュアルは好きだよ)

グレース(強いて消すなら。でも北川景子的なかっこよさや美しさはない)

消去法でフェミニンでは!!??

そしてフェミグレでは!!!???
フェミグレかもしやグレフェミ……。大穴でロマナチュあたりもいけるかもしれんと一人勝手にわくわくしていた。ちなみにこの予想まで辿り着くのに数週間かかっている(他にも当初はグレナチュもいけるとか考えていた)。


ようやく当日を迎える

毎日「わたし何タイプだと思う?ねえねえ」というウザ絡みを優しく受け流す夫。夫はPDのタイプ分けの概念がゆるりと頭に入っており、最終的には「あやみさんはフェミグレ予想で」と送り出してくれた。優しい。

出張ということもあり、ビル内の貸し室?ウィークリーマンション?的なところでの診断だった。住所を事前に教えてもらっていたが、地元民すら「ここどこやねん」とわからないビルだった。ただ使い勝手は良さそう。ビルまで行くと、入り口で「PD診断の方ですか?お部屋は○階になります」と教えてくれた。アナリストさんかと思ったらスタッフの方で一緒に来られたらしく変な緊張が走る。ちょうど同じタイミングでエレベーターに入った他の受診者さんがいたためご挨拶をしたところアタフタされていた。わたし以外にも緊張されている方がいて安心した。
そして部屋の扉を開けるとそこには超超超落ち着いたお姉様がおり、一瞬でこの人が今日の先生や!とわかった。以前PCと顔タイプを受けたアナリストさんとは真逆のテンション感にこの時点で喉がカラッカラに乾いた記憶がある。

診断前にカウンセリングシートに記入をしていると、もう一人の受診者であろうアイドルみたいなおめめの可愛いお姉様がやってきた。ロングのワンピースがめちゃくちゃ似合っていてすぐに「どこで買ったんですか?」と聞きたかったが出会って3秒でそれは失礼すぎると思いそっと胸にしまい込んだ。その後カラッカラになった喉を救うためにまた部屋を出てお水を買いに行ったり(エレベーターでご一緒だった方も漏れなくカラッカラだったらしく一緒に自販機を探し回った。わたしより少し年上のお姉様で意外と小柄な方だった)、忙しなくしていたらもう診断の時間になっていた。これから始まる……!!わたしのPD診断が……!!

診断における細かいお話をアナリストさんから説明してもらったが、企業秘密もありそうなので具体的には書かないことにする。あとほかお二方の診断結果云々もこんなわたしのレポで勝手にお伝えするのもよろしくないので省略させていただく。ただ、エレベーターのお姉様は当日着ていたシンプルな濃紺のロングワンピースにスニーカーがめちゃくちゃ似合っていたし、シンプルに美しかった。アイドルみたいなお姉様は笑顔が小芝風花ちゃんに似ており、わたしは毎秒キュンとしていた。この辺でなんとなく察していただければ。


ちなみに、PD診断に入る前にPC診断があるが、PCに関しては一旦割愛させていただきたい。なぜかって、あまりにも字数が多すぎて読む気になれないからである。書いている本人が行っていることなので間違いないと思う。書く体力があったらまたどこかでまとめたい。



ようやくお待ちかねのPD診断です

長かった。ここまで気持ちに折り合いをつけるのが。PCに引き続き2番目の診断だったが、興奮がMAXになっており猛烈な頭痛に襲われた(貧弱すぎる)。ちなみにアナリストさんはグレフェミらしく、「グレースは相手を緊張させてしまいがちで……」と話されていた。突然のPDあるあるに笑いつつ頭痛薬を口に放り込んだ。

アナリストさん「まず先にどれが違うと思いますか?」
わたし「ファッショナブルです」
アナリストさん「……」
ほか皆さん「……」

流れる沈黙。えっ、間違えた?

アナリストさん「ほかにありませんかね、ほら、ナチュラルとか」
ナチュラルか!!!ナチュラルなのか!!!

曰く、カジュアルな感じが微塵も見つからない。最も遠い、もはや候補にすら挙がらない(笑)らしい。
事前予想で割と後半まで残っていたナチュラルが初手で敗退。おいおい待てよ(笑)と心で突っ込みながらも、確かに資料で見せていただいたPDナチュラルの芸能人みたいな雰囲気がまるでない。基本ジーンズ履かないし。動物と戯れるのは好きだけど。

アナリストさん「次にどれを消しましょうか?」
わたし「ファッショナブルです!」
アナリストさん「……」
ほか皆さん「……」

流れる沈黙。えっ、再放送早くない?

アナリストさん「ほかにありませんかね、ほら、グレースとか」
さよならグレーーーーーーース!!!!!
事前予想で絶対要素あると思っていたグレースがここで終了。わたしグレナチュあると思ってたんですよと伝えると、その場の全員大爆笑(笑)。全員グレナチュは違うとわかっていたらしい。直線的な真面目らしさは不要らしい。ほかの受診者さんに「あやみさんはグレースじゃ物足りない」とお言葉をいただき、わたしのグレース論争にそっと幕を閉じた。

グレース説がなくなりポカーンとしていたら、ぬるっとファッショナブルが候補から消えていた。外れるにあたっての記憶が特にないため、「まあ残ったタイプの中だったらそろそろ外れるよね」くらいの感じだった気がする。最初からファッショナブルを外したくて仕方なかったからちょっと安心した。

アナリストさん「見事に曲線PDが残りましたね。ここまで来るとPDキュートかフェミニン・ロマンスの組み合わせなので実質2択ですね」

残りはキュート・フェミニン・ロマンス……。
本当だ!!わたしゴリゴリの曲線女だった!!!

この中から私のPDが……となると、優勝候補はやはりフェミニンである。もともとメインPDで予想しており信頼がおける。顔タイプもソフエレだしフェミニンくらいの曲線がちょうど良さそう。

そうかフェミニンがメインだと自動的にサブでロマンスがくるのか。これはラッキーだなと思った。なんといっても推しにPDロマンスが多い。少しでも推しとかすっていればオタクはそれで万々歳なのだ。でも男性にPDフェミニンはないから、そこはちょっと残念……と既にPDフェミニンという前提で頭の中で会議が開かれていた。ちなみにこの時点でほかの受診者さんはわたしのPDに確信がついていたらしい。

アナリストさん「ちょっと立っていただけますか?」

とのことで起立。スカート丈を上げたり体のラインに沿わせたり、髪をポニテやらお団子やらハーフアップにしたりなど。数々のPD診断レポで見たやつだ……!と内心アガる。
なんでも頭の中でわたしに大量に着せ替えをおこなっているのだとか。先生、ちょっと脳内見せてください。

アナリストさん「ジーパン履きます?
わたし「全然履かないです。かろうじて一本持ってるスキニーとか」
アナリストさん「ですよね、パーカー持ってます?
わたし「(ですよね?)パーカー持ってないですねぇ」
アナリストさん「ですよね」
わたし「わたしのクローゼット見に来たことありましたっけ?」
アナリストさん「わかっちゃうんです(笑)スカートは短いのも履きますか?
わたし「ミニスカはガンガン履いてたんですけど19歳あたりでぴたっと履かなくなりましたね」
アナリストさん「あら、何かあったのかしら……」
わたし「なんでだっけ……」

この会話のくだりを書いていて思い出したことだが、大学で友達と歩いてるときに視界に入った鏡にうつる自分の足の細さにドン引きし「こんなヒョロイ足、人様に見せられん!」と思いミニスカを卒業したんだった。あと同じタイミングでプリーツスカートが流行り始め、裾がヒラヒラするものに弱いわたしが見事食いつき、特に難なくロング丈スカートに移行できたのだった。

アナリストさんがムムムとされている間に受診者さん同士としばし歓談。この時にも「あやみさんはグレナチュかすってすらいないと思います、本当に」と念を押される(笑)

アナリストさん「出ました!!!」

おお!!出た!ついに!!緊張の一瞬。


アナリストさん「PDロマフェミさんです!!

メインPDロマンスーーーーーー!!?!?!?
んでロマフェミーーーーーーー!!?!?!?

受診者さんたち・スタッフさん「ですよね!!」
ですよねーーー!!?!?!?

一同総意、拍手の嵐。えっゴリゴリの大ぶり曲線PD?ロマンスメインで??あれ?てことは推したちとメインPD一緒じゃ〜〜ん!?わたしの色気の在処はロマンスにあり!!?こんなにガリガリのペラペラ体型ですが!!?!?

いやいや待てよ落ち着け先生それはいわゆる誤診というやつでは、とパニックに陥り言葉も出ないわたしをよそに皆さんの方が盛り上がり始める。「そのオフショルのワンピースロマンスさんじゃないと着れないですよ〜」「PDの説明聞いてるときからあやみさんは絶対PDロマンスさんだと思ってた〜〜」などと本人そっちのけで楽しそうな女子会が始まっていた。

わたし「いやわたしロマンスですかね……?」
アナリストさん「ロマンスさんですよ!ただサブにフェミニンがついています。サブのフェミニンでイメージされているロマンスさんの要素を少し抑えてあげた方がとてもお似合いです。合言葉はやりすぎない、上品なロマンスさんです。露出しすぎない、柄が大きすぎない。ロマンスは大きく華やかなタイプと優しいタイプに分かれますが、あやみさんは優しいタイプ、そう、嵐の大野くんみたいな

ほう……やりすぎない上品なロマンスとな……?

突然めっちゃ納得した。
そうか、ヨシンモリが評判いいのも上品で大人っぽい曲線が見事ロマフェミとマッチしていたのか。

アナリストさん「旦那さんもあやみさんを見て色気のある人だと思ったはずですよ」
わたし「ええ〜〜〜本当ですかぁ〜〜〜夫め〜〜〜(大照れ)(とてもちょろい)」


PCとPDを踏まえてメイクしてみるよ!


テーブルに広げられたメイクボックス。出張診断でよくこれだけの量持ってこれたなとぽかんとしてしまった。アナリストさん、実は筋肉マッチョ説が浮上する。先生、グレフェミさんは着痩せして見えやすいとかありますか?などと妄想しているうちに、自分一人じゃ選ばないようなライトグリーンのアイシャドウをおすすめしてもらった。

さすがに緑は浮くやろ(笑)と、そこはかとなくスルーしてみたが、「これ!これおすすめです!つけてみて!」とアナリストさんの猛烈な押しに負け、そっとグリーンに手を伸ばすことに。いやいや、瞼の上がカーニバルみたいになるって……それこそおジャ魔女カーニバ……いや透明感爆上がりすごお!!!

これ本当にわたしの瞼か?というくらいお上品に輝いている。瞳の輝き方が異常。これその辺で売ってるプチプラだよね?
アナリストさん「イエベ春さんが持つ瞳の輝きがより出てますね、素敵です」
先生これを狙ってたのか!!策士!!

そしてこのパウダーを最後に、とマット系のフィニッシュパウダーをお顔全体にふわり。花嫁のベール纏った美女(当社比)がいる……だと……??
「やばい!あやみさんベール纏ったみたい!うつくし〜!そのパウダー買って〜〜!!!」すかさず受診者さん達より歓喜の声をいただき、その場で購入を決意した。

そして怒涛の質問タイム。アクセサリーの大きさは、着こなし方は、似合う柄は、などなどこの時間を終わらせてたまるかという気迫で各々先生に質問しまくった。

アナリストさんに聞いたわたしのPDロマフェミ的ポイントは以下です。

PDロマンスは袖を通さない肩掛けファッションが唯一似合う。サイズが大きかったり、カジュアルなアウターやシャツを着こなしたい場合は肩掛けに。「彼氏のシャツ借りて来ちゃった」なファッションがハマる。
→そういえば仕事中もなぜか常にカーディガンを肩掛けしていた。そのルックを誰かに咎められたことは一度もないが、隣の席の社員さんは「肩掛けするなら袖通しなよ」と上司に指摘されていた。
・水彩柄似合いぎる。中でもぼんやり、ふんわりした色合いのものを選ぶと尚良い。
・アクセサリーは大きすぎなくて良い。ただ、揺れてはいてほしい
・オフショルがいける。ただ、そのままのオフショルはがっつりロマンスルック。タンクトップと合わせるなど露出を少し抑え、ロマフェミっぽさを出してほしい。


帰宅して一旦冷静になって考えたので質問してみた

アゲアゲのまま帰宅。夫に結果が判明したことを伝えると、「やっぱりあやみさんはフェミロマだと思うんだよね……」とニアピン回答を叩き出してきた。だがしかし残念、わたしは既にロマフェミの女よ!!

夫「フェミロマとロマフェミって何が違うの?

鋭い。冷静な夫は鋭い。えー、ベースがロマンスかフェミニンなのかなのよね……と結局わかりやすく答えられずに沈黙。確かにわたしは「やりすぎないロマンス」とのことで、「ロマンス(マイナス)フェミニン」みたいに捉えてもおかしくないように感じる。あかん、これは先生に質問しないと。あ!あと色気!!(しつこい)

と割と速攻で診断の感想と質問を長文で送りつけた。決断したら行動が早いのがわたしのいいところだった。

数日後、メールの返信をいただいたのでざっくりお伝えしたい。


質問①フェミロマとロマフェミは何が違うのか
「宮沢りえさんのようにスレンダーなロマンスさんもいらっしゃいますね。あやみさんの華奢なボディからは骨っぽさよりもしなやかさを感じました。
サブのフェミニンもかなり重要なあやみさんですが、甘さ・重さ・優雅さを重視するとより魅力的だと診てロマンスメインです。フェミニンだけだと少し物足りなくなります」
納得。ベースに来るものが甘さ・重さ・優雅さなのか。だからフェミニンにロマンスを足すのではなくロマンスから引いていく方が似合うのか。

質問②ロマフェミ的色気を教えて〜
「色気を出そうとするとヘンテコになりますのであまり意識なさらず…(笑)ただ微笑んで座っているだけでポワワンと漂うような色気を感じます。明度の低い色も色っぽくて似合ってましたのでぜひチャレンジしてみてください」
ほお〜黙ってた方が得かもしれないな〜〜(笑)推しのコンサートに行く時は可能な限りキャーーとか叫ばずにペンライトとうちわ持ってしっとり佇んでいようかな、その方が推しの目に留まるかもしれないし……(絶対止まりません)

は〜〜〜〜すっきりした。自分から醸し出されている何かがようやく形作られた、そんな開放感だった。
診断を受けてから1ヶ月ちょい。日々咀嚼している。

そういえば、好きなものを選ぶのに躊躇がなくなった。

体が小さいから服に着られるんじゃないかと思って手に取ることを避けていたドレープたっぷりの無地ワンピースを色違いで2着購入した。周りからの評判は尋常じゃないくらい良い。それ以上に自分からの評判がものすっごく良い、えっ超似合うじゃん自分、なんで今まで買うのやめてたの?勿体無い。あまりにも美しすぎる。ちなみに以前から狙っていた水彩柄のドレープワンピースはセール期間になった瞬間売り切れ、オンラインも姿を消した。もしかして世の中のロマンスさんが皆狙っていたのかもしれない。来年に期待。


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