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親離れ子離れができていないということ

私のnoteを読んで貰ってる方はおおよそ気付いているかもしれませんが、私はタイトル通り自分の親との関係性で、親離れ子離れができていない状態です。

気付くの遅くてすみません。

皆さんも言いたかったでしょう?イライラしたかと思います。

親なんてさっさと捨てればいいじゃん

と思ったことだと思います。
「結局アヤさんがずっと親に甘えてきたから親も甘えてるんですよ、そんなの因果応報で自業自得で今流行りの自己責任ですよ。さんざん親に甘えてきたくせに、今更親の面倒を見ないなんてバカみたいなこと言わないで下さいよ。」

はい、おっしゃる通りだと思います。
それにしても、なんでこれに今頃気づいたのかわかります?

答えはうちの息子ですよ。

うちの息子は20歳の大学生で隣県に一人暮らしをしています。こんな大都会東京で大学が山ほどあるにも関わらず、金持ちでもなんでもないのに一人暮らしなんてバカじゃないの?と思いますよね。私も思いましたよ。
そんな一人暮らし生活も2年を終え、来年の3月に息子は帰ってきます。大学が東京のキャンパスになるので。

ただ、私も夫も娘も、息子の居ない生活にすっかり慣れてしまいました。今更帰ってくるのはちょっと…

それは息子も同じだと思いました。息子は1人の生活に慣れてしまい、恐らく私達とは暮らしたくないと思っているでしょう。なぜなら息子はこの2年、私が帰ってこいと要求する以外は一切帰宅しませんでしたから。来ても1泊するかしないか、東京で遊んでも家には帰宅せずにネットカフェなどで寝泊まりをしていたことも知りました。

もう息子はしっかり親離れをしたし、私もすっかり子離れをしたのかもしれません。

まだ息子は大学生なので仕送りはしなければならないけど、経済的依存以外は息子は私の手を離れました。この先就職先なんかは自分で見つければいいし、一人暮らしをしたいならちゃんとした就職先を決めればいい。もう成人なんだから、親は知らぬ存ぜずでいいのだと思います。


だから私は、来年の3月からも息子には一人暮らしをして貰うことに決めました。金銭的な負担はかかるけど、私と私の親の関係のような「一生親離れ子離れ出来ない状態」に息子をさせるわけにはいかないと思いました。

どうか息子には未来を歩んで欲しい。
家とか家族とか、そんな面倒くさい足枷をしたまま生きていて欲しくない。

たまに会えればいい。たまに連絡をくれればいい。元気に生きていてくれればいい。だから自由に、どこへでも、好きなように羽ばたけばいい。私はずっと息子の幸せを願っているから。


私は全く後悔をしていない。私が親に甘え、親が私に甘えて3世代で暮らしたことによって、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に生活したことによって、息子は世界一優しい人になったと私は思ってるから。

生まれた時から両親以外の大人たちに、健やかに成長していく姿を見守られながら、沢山の愛情を注がれながら生きてきた息子は、世界一優しくて、世界一慈悲深い人間になったと思っているから。

と相変わらず、親バカ全開日記になっちゃったww



そんな私は自分のケツは自分でふくよ。
親離れ子離れ出来ない自分と親の関係が、これからどうなっていくかはnoteに書いていくから。どうか、どうかそんな私を見守っていてください。

私は、自分の親がこの先どんな風に生きて、どんな風に死んでいくか、そんなのもネタにしてしまうような、世界一無慈悲で世界一不謹慎な娘だと思っているから。




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