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30代にして舌小帯切除の手術したレポ

記憶が薄れないうちに時系列で手術レポ残します
※痛い表現が苦手な人は読むことをお勧めしません!
※あくまでも私の体験談なので、医療行為については専門医にご相談してくださいね



大丈夫な方は続きをどうぞ

手術の前に最後の晩餐と思って美味しそうなパンをしっかり2つ食べました
そのあと歯磨きして、いざ受付へ


14:00 案内され麻酔を舌先と舌小帯付近に塗り塗り
ピリピリして感覚がなくなる
舌先がなくなったみたい
少しして、今度は注射の麻酔を2〜3箇所?チクチクっと少しだけ痛かった
ちなみに案内された場所は普通の歯医者さんの診察台とほぼ変わらないというか一緒?っぽい感じでした
周りには大学病院なので学生さんらしき人たちがわらわら…
切削やりますか?やらないよwみたいなひそひそが聞こえて「削るやつじゃなくてごめんね、」と思った


麻酔が効いてきたところで切りまーす、と
切ってるらしいけど全く痛くない、全く、痛くなくてどうしようってくらい
担当はお若いけど仕事めっちゃできます!みたいなしっかりしたお綺麗な女性の方


切るの終わりですって言われたけど、そのあと別のお医者さん(声の感じどうやらベテランおじさまのようだ)がきて「もうひとこえ」、と笑
私も中途半端は嫌だったのでありがたかった
2人でベストなところまで確認しながら切って下さったようだ


唇に今まで感じたことのない感触が!!!
舌がしっかり唇に触れている感覚を人生で初めて感じて感動する


縫ってる時も痛みは感じず、たまに引っ張られる感じがあるくらい


縫う時間が少し長く感じた


3日くらいはすごく舌が腫れること
血行が良くなるような運動、入浴(シャワーはOK)、飲酒などは控える
麻酔が切れるまでは飲食は控えること
→舌を噛みやすい、熱さがわからなくて火傷してしまうことがあるとのこと。お水飲むはOK
糸は自然に溶けるので抜糸の予定はなし
1週間後経過観察
口の中の傷は治りやすいため、またくっついてしまわないようにトレーニングが大事

このような説明があり、おしまい
ぴったり30分

ちなみに、舌先を糸で吊り上げてめくった状態をキープして切る予定だったらしいけどやめたのか結局吊ったのか謎のままです


終わった5分後にはもう痛みを少しずつ感じ始めていて
急いで近くの薬局で痛み止めと化膿止めを受け取り


14:56 速攻で薬飲みました
この時点で喋る気力はほぼゼロ
口を動かしたくない
ちなみに、ご参考までに、全く聞き取れないレベルではないです、かろうじて意思疎通できるくらいの言葉を発することはできました(舌のトレーニング有無での違いがあるのかどうかはわかりません)
でも動かしたくない

15:14 麻酔切れてる舌の裏が痛い痛い痛い痛い痛い痛い

16:36 変わらず痛いけど薬のおかげか痛みがさらに強くなってる感じではない
寝込むほどではない
※私はどちらかと言うと痛みには強い方
普通にここまで買い物してました
買い物中「何かお探しですか?」と親切に声をかけてくださった店員さんに単語しか返せず申し訳ない…

病院でて駅に向かう途中、前を歩いていた男性がお財布?を落として
「落としました?」というのも一苦労…

買い物中、袋は?とか、シール集めてますか?とか
意外とあれこれ声を出す場面ってあるんだなぁ…と感じました

16:57 駅で切符あるのにすっかり忘れてPASMO使ってしまい、改札出る直前で気づいたので、頑張って駅員さんに相談
しっかり喋ろうと舌を動かしたら


激痛!!!!!、しばらく激痛でした、滑舌良く喋ろうなんて思ってはいけなかった、まだ安静にしていようと固く決意しました


17:30 保育園お迎え
スマホに痛くて喋れないことをメモして先生に伝え
(朝の時点で伝えてるけど)
終始無言で、手でOKサインしたりうなづいたりして対応

娘にも朝の時点で伝えてたけど
帰り道に
「もしかして、ママ、歯が痛くて喋れないの?」
と言うので
歯じゃないけど近いので
うん、うん、と返事する(うんは言える)
両手をあわせてお辞儀して、状況を理解してくれたことにありがとうを伝え


帰宅すると手洗いをいつも嫌がる娘ですが
いつもと打って変わり、しっかり丁寧に洗ってくれました

17:49 セブンの抹茶ババロアをご褒美に用意していたのですが
ババロアだから噛まなくていいだろうと思ってましたが
噛まないけど
舌って何気に動かしてるんだなと

スプーンを舐める動作がないとうまく口に入らない
舌と上顎で押しつぶすことも大変
意外とそのままだと溶けない
歯で噛むのとどっちがいいんだろう…

美味しいのになかなか次の一口を食べたい気持ちにならない…


完全に詰んで呆然とする私に娘がチラッとこちらを見たので


「んー…(痛いよーの気持ちを込めて悲しそうに)」というと


「ねんねしてたら?おふとんでねんねしたら、治るんじゃない?」

だと?!?!


えーーー、そんな気遣いどこで覚えたのびっくり!!


確かに、早く寝たい…


19:03 4時間空いたので即薬飲んだ
めっちゃ痛い、痛い、痛い、すっごい痛い…

これ夜ご飯無理だな
ウィダーとかも用意してたけどそれも無理だな
ゼリーすら無理だ

19時過ぎシャワーを浴びる
浴びながら
「ババロア混ぜ混ぜしたら食べられるかな…」と考える

19:53 ババロア混ぜ混ぜ挑戦
多少食べれる…?痛いけど…
舌を動かさずに噛むことはできる

問題なのは


飲み込むこと


飲み込む動作って舌使うんですね
なるほど、嚥下トレーニングに舌をトレーニングする意味が大変よく理解できました


抹茶ババロアおいしい…でも痛い…
でも美味しいものを買っておいてよかった…
痛くてももう少し食べたい気持ちになれる…

20:12 ぐちゃぐちゃのペースト状になった抹茶ババロアをなんとか完食
253kcalを摂取
薬が効いてるのもあるのかも?


20:30 おそるおそる歯を磨く
歯磨き粉は痛そうなのでつけませんでした

ちなみに、娘のお風呂は旦那が入れてくれましたが
お風呂上がりのきがえ、歯磨き、おむつ交換など
「んー」だけで全てを察する我が娘

普段いかに私が同じことを繰り返し言っているのかを物語っております
本当に
立って、脱いで、足上げて、ねんねして、あーんして、ぐちゅぐちゅぺーするよ、などなど
全部
「ん」で会話できました
通じ合ってる…!!

という感じで手術1日目がもうすぐおわります

どなたかのご参考になれば幸いです

なぜ手術をすることにしたのかの経緯はこちらをどうぞ


問診で大学病院行った時の話がこちら

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