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航海日記番外編〜イギリス英語とアメリカ英語〜

イギリスへの短期留学に行った時の様子を書いていた航海日記。
昨年12月末に一度最終回を迎えましたが、久しぶりに番外編を書いてみようと思います。

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今回はイギリス英語とアメリカ英語の違いについて書いていきます。

英語を学習する者として、イギリスやアメリカ、オーストラリアなど地域によって英語にそれぞれ違う点があることは知っていました。
ちなみに日本で習う英語は一般的にアメリカ英語と言われていますよね。

10年ほど前にイギリスに1ヶ月ほど滞在したときは、あまり気にしていなかったため発音の違いやスペルの違いくらいしか気になりませんでした。

たとえば、スペルの違いについて。
劇場などのシアター。アメリカではTheater と書きますが、イギリスではTheatreと書きます。
発音の違いについて、有名なのは「~できる」という意味のCan。アメリカではキャンと発音するのが一般的ですがイギリスではどちらかというとカンに近い発音です。アメリカ英語で習っている日本人にとってはあまり耳馴染みがありませんよね。


今回はそれより多くの生きた違いを発見、そして体験してきました。
ここからは短期留学中に出会ったイギリス英語を紹介していきます。



まずは単語の違いから。

①Football(フットボール)とSoccer(サッカー)

これはご存じの方も多いはずです。
日本やアメリカではサッカー(Soccer)と言っているスポーツは、イギリスではフットボール(Football)と言います。ヨーロッパのほうが本場のスポーツですもんね。ホストファーザーがフットボールのサポーターだったので、少し教えてもらったのですが、毎晩のように試合があり、ヨーロッパ規模でやっているのでチーム数も多く人気の高さに驚きました。
ちなみに短期留学中に知ったのですが、世界的に見るとサッカーよりもフットボールと言う国のほうが多いのだとか。イギリス人の先生と話すときに「サッカー(Soccer)」と言うと「ここはイギリスだからフットボール(Football)ね!」とサラッと訂正されました。


②Queue(キュー)とLine(ライン)

列に並ぶ、などの「列」。
アメリカではlineですが、イギリスではqueue と言います。確か学校ではlineと習っていた覚えがあったので、なかなか慣れませんでした。しかもスペルもqueueと、ueが後ろに付いているのが何か難しい!
洋服を買いに行ったときに試着室の前でウロウロしていると「Please queue here!(ここに並んでください)」と言われたことを思い出します。


③Trousers (トラウザーズ)とPants (パンツ)

洋服の「ズボン」のことです。
アメリカではpantsなのに対してイギリスはtrousers と言います。馴染みが全然なかったです。
イギリスではpantsは一般的に下着のことを表すのだとか。この感覚は日本とも似ていますね。
ちなみに「ズボン」は脚の部分が2本あって成り立つもの。だから基本複数形で使われます。これはおそらく英語の感覚です。メガネのglassesや靴のshoesと同じ感覚だと思われます。ご注意を。

あとは、発音の違いもありました。

④Library (図書館)

この単語、どう発音しますか?
カタカナで書くとライブラリーが普通だと思っていましたが、実はこれはアメリカ英語。イギリスではライブリーと言います。私の中では結構衝撃的事実でした。だって、文字は同じなのに。
あまりに衝撃だったのでホームステイ先に帰ってから、ホストファミリーに「Libraryってライブリーって発音するの?」と聞いたら「え、そうだよ」と普通に言われました。いや、あちらからすると当たり前のことなんですけどね。
さらに帰国後、イギリスドラマのシャーロックを観返していると、シャーロックがLibraryをライブリーと発音しているのを見つけました。今まで何度か観ていたのに気づいていませんでした・・・。


イギリス英語VSアメリカ英語

短期留学に行く前に、こんな動画を見つけました。

イギリスとアメリカ、おそらくオーストラリアなど他の英語圏の国でもお互いの英語に何かしら意見を持っていることは感じていましたが、それを目の当たりにした気持ちになりました。
しかも、イギリスらしいブラックジョークとして。

実際にイギリスに行った後もホストファミリーに「イギリス英語とアメリカ英語なんでこんなに違うの?」と相談したら「アメリカの英語は間違っているものが多いから覚えちゃだめよ!」みたいなことを言われて、「本当にあるんだなぁ」と思いました。
実際にその場所に行ってみなければ分かりませんね。


以上、イギリス英語とアメリカ英語のお話でした。
ちなみに、気になるイギリス英語とアメリカ英語の違いはまだまだたくさんあります。気が向いたらまた記事として書いてみたいと思います。

読んでいただき、ありがとうございました。




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