ある日の寝る前のこと。

普段とあまり変わらない一日だったのですが、その日は面倒くさがって保留にしていた用事を終わらすことができ、いつもより機嫌が良かったことを覚えています。

「今日はあれも終わらせたし、その上これもできたし、充実して良い一日だったな～」
と、満足した気持ちで眠りにつきました。

すると、その日数年ぶりにとても幸せな夢をみたんです。
朝起きたときに目覚めたくなかったほど。

あまりにも、めずらしかったのでボーっとした頭で考えてみました。
「昨日はいつもと同じ一日ではあったけど、そういえばいつもより満足した気持ちで眠りについたような。もしやそれが幸せな夢をみせてくれたのかな？」

そう考えながら起き上がり、その日もいつもと特に変わらない日常を過ごしました。自分で作った夜ごはんが美味しくていつもよりたくさん食べてしまったことを除いては。

そして、再び寝る時間に。
夜いつもよりたくさん食べてしまったのですが、朝から幸せな気分だったからか罪悪感はあまり感じず、
「私、食べてる時が最近一番幸せかも♪ほかにもできたことあるし、今日もよくやった！」
と、前の日と同じように満足した気持ちで眠りにつきました。

すると、二日連続で幸せな気分の夢をみることができたんです！
自分でもビックリ。やはり満足した気持ちで眠りについたおかげで幸せな夢がみれたのかもしれません。

以前の私は眠る前よく、その日できなかったことを考えてしまうクセがありました。
「あ～これもできなかったし、あれもできなかったな」とほぼ毎日反省していた気がします。

でも、ある時それではいけないと思い、小さいことでもできたことを考え、少しでも良い気分で眠れるように努力しました。

とはいえ初めから考え方を変えることは難しいので、まず始めたのは日記にその日できたことを書くこと。

こうやって徐々に慣らしていき、今では自然と一日の終わりにできたことを考えることができるようになりました。これもできたことの一つですね！

ただ、できることを考えられるようにはなっても心から満足して「今日はよくやった！」と思いながら眠りにつくほどはありませんでした。

夢というのは、その日起きたことの情報整理や深層心理を表しているとよく言います。

ということはやはり、幸せな気分で眠りにつくと幸せな夢をみることができるのかもしれません。
しかも、やらなきゃいけないからとか、無理してそう思うのではなく、心の底からそう思うことが重要です。

寝る前というのは結構雑念や無意識的に色んな感情が湧いてくるものなので難しくもあります。

でも以前はできなかったことも、今ではできるようになりました。
だから、同じように少しずつ努力すれば、きっと幸せな夢をみれる日も増やせるはずです。それはつまり、幸せな日々が増えるということ。

毎日は難しくても、少しずつ
「今日もよくやった！」と心から思える日を増やしていきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。