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飲食店が行う顧客とのコミュニケーション

こんにちは!
静岡県の中小企業診断士、大滝綾乃(オオタキアヤノ)です。

またまた更新まで日が開いてしまいました。あっという間に7月も終わってしまいますね。気が付いたら夏休みに入っており、毎日子どもの弁当作りに勤しんでおります(^^;)熱中症には気をつけましょうね!

さて、先日地元で「納涼祭」というのが行われたのですが、たくさんの人が参加しており、本当に驚きました。同じ静岡県内の花火大会では55万人が集まったとのことで、賑わいを取り戻しているような感じです。まだ感染症が流行っているようですが、通常に戻ったような感じでしょうか…。私の支援先にも、想像以上に販売数を増やしている企業もあり、この機会に売上を増やしたいという相談が増えてきています。

ただ、需要に波があるので、来月・再来月の需要予測を行うことが難しいと感じています。どこの飲食店も「売上に波がある(すごく売れる日もあれば、全く売れない日もある)」という話を聞きます。いつ発生するか分からない感染症と戦うには、予期せぬ事態にも備える必要がありますね。飲食店に対しては、次の日も提供できるようなメニューの提案や機械の導入を支援しています。

飲食店は現在、効率化と価格転嫁が近々の課題です。人件費の上昇が叫ばれている中、雇用にも抵抗があるとのことで、一人でできるフォーメーションを取っている企業も少なくありません。サービス業は特に雇用が難しいため、事業主一人でも効率的にお店を回せることは大事ですね。

賑わいを取り戻したため、コロナ前の数字があれば良いと考えている方もいらっしゃるかと思いますが、需要予測がコロナ前とはかなり違うと感じています。理由としては感染症の増減や働き方の変化など、様々な要素があると思います。特に今年は繁閑の波が大きいことが特徴です。物価高騰の影響もあり原価が上がってきていますので、少しの無駄も命とりです。
そのような繁閑の波を作らないためには顧客のファン化が必要不可欠だと感じています。コロナ禍でも売上が落ちなかった企業には常連客が付いています。例えば、昔ながらのスナックのママは顧客が少ないときは「今日来てね♡」とメッセージを送ったり電話を掛けたりしていました。「顧客への個別対応」です。それが現在ではSNSでフォロワーに対してメッセージを送っています。個別DMが多い企業は、熱心なファンが付いていると言えます。

色々なSNSがありますね!

最近では地産地消の食材を用いてもどこも行っているので差別化しづらくなってきました。そうすると、店主のパーソナリティがより重要になってきており、SNSやメールなどのデジタルチャネルを活用した広告やプロモーションなどを活用することが大事です。先日もSNSの支援を行ってきましたが、投稿方法や画面などが不慣れな方が多く、取りこぼしが多いと感じます。オンライン上での存在感を高め、積極的に顧客とのコミュニケーションを行いましょう!

本日も最後までお読みいただきありがとうございました!

暑さに気をつけながら夏を楽しみましょう!