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家事のロワイヤル「物置小屋」✧♡

 今日は、物置小屋にアタックした。(11/7)

 寒くなる前に外回りからやらなきゃと思い、サンルームを早々にやっつけた私であったが、今日は、物置小屋。

 この小屋が、なんとも、使いづらい。いつも、よくわからないもので一杯で、物置小屋に、何かを移動することができない。

 かといって、使うものが入っているわけじゃない。

 ダンナが毎日の日課のお茶碗洗いに立ちあがるときに、私も自分に鞭打って立ちあがって家事をするということを続けてきた。

 今日は、まず日課の落ち葉掃きをする。
 外に出てみたら、強風のため、落ち葉は掃く必要が無い。
 庭のすみっこに固まっている。それを、ごみ袋を持って、拾って歩いた。
 45ℓのごみ袋が半分ぐらい一杯になる。

 よっしゃ、次は、物置だ。
 ガラガラと扉を開けた時点で、ちょっと、絶望的になる。
 ここから、さらにどうやって片付ける?
 いやいや、気を取り直そう。
 まずは大体を外に出して、棚を綺麗に拭いて、そこに必要なものを並べ直そう。

 この物置はちっとも整理の必要が無いかもと思っていたが、ちょっとずつ、ダンナを巻き添えにして、これは要るモノなのか要らないものなのかを吟味して、捨てていく。

 私としてはこの物置に、ダンナのお母さんとお父さんのお骨が入っているのが気に喰わない。こんなすすけたところに、2人のお骨が入っていることが。いつ片付けられるのか全く分からないが、せめて、周りのごみを捨てて、彼らを雑巾がけされた美しい空間に設置しようではないか。

 タイヤ以外のすべてのものを出し、棚には雑巾がけをし、車関係のいろいろなスプレーや洗剤を、ダンナにいるものと要らないものと選んでもらう。私が捨てるからと断って。

 色んなものを出して、お父さんお母さんのお骨を綺麗に拭いたところに置きなおした。

 ダンナに聞いたら、車の洗剤やスプレーをすべて捨てていいと言うので、すべてを、紙に浸み込ませ、液体を捨てて、容器は燃えるゴミか燃えないゴミにする。
 スプレーは穴を開けた。
 開けた途端、残っている液体がシューっと勢いよく吹き出してきて、液体をしみこませる紙を準備していたものの、かなり焦る。
 ダンナにも、ガスが出るんだから、そんな作業は外でやるものだと言われる。

 だったら、君がやれよ。君が買ったものだ。

 私の本心だけど、本人がやらないから、私がやっている。
 何もそんなことを言わずにやっている。

 ここが夫婦の機微であろう。
 何も言わないのだ。

 ただ、私がやりたいから、やる。

 必要なモノ不必要なものは私にはわからないから、本人に聞く。
 捨てていいものは私が折り曲げたり、中身を捨てたりして、さようならをする。

 たぶん、私に何か言われたら、相手はとても不機嫌になる。

 だから、言わない。夫婦の機微笑!

 私が何か頼むと、ダンナは出てきて、よく手伝った。

 有難う!

 家の中にあった、お兄さんのお骨も、物置に移動して頂いた。
 我が家の応接間だったところにお兄さんのお骨があった。
 なんだか落ち着かないのである。
 これでは、友達と珈琲も飲めない。
 物置は快適に片付いて、お兄さんのお骨にも鎮座していただいた。

 あとはダンナの問題だ。
 私はベストを尽くした。

 家事のロワイヤル✧♡

 凄く重要な場所をやった気がする。

 頼んだよ。
 あとは、君の問題なのさ。

 私は私で片付ける。
 それが私の家事のロワイヤル✧♡