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私の講義✧♡色と人間の不思議な関係⑤

 最後はカラーセラピーで考える色の持つ意味について書いてみよう。
 よかったら、虹の七色の中でどの色が一番好きで苦手か、無意識で集めている色等、考えてから以下の記事を読んでみてください。

紫(→頭頂部)人生の目的などスピリチュアルな要素をつかさどる

魂の平穏
人生の目的
奉仕
ヒーリング(癒し)
秘めた自分
逃避したい(現実にいたくない)

 今回の講義で、お母さんたちは多くが、紫やピンク、赤だが紫に見えるといった色を選んでいた。昔から好きな色という人もいたが、子育てや色々な忙しさが終わって、「魂の平穏」や「人生の目的」などを考える年齢ではないかと思われる。
 私も教師という現実から離れてヒーラーになりたいと考えていた時になぜか紫色が好きだった。

ロイヤル・ブルー(→眉間・第三の目)直観・霊感・意志などをつかさどる


眉間・第三の目

霊感・直観を助ける
超能力がある
神秘的な色
深い孤独の色

 超能力ということで、ある意味、私には最もわからない色ともいえる。
 直観で何かを選んでいることは多々あると思うが、まだ実感としてこの色を理解してはいない。

青(→のど)ヒーリングやコミュニケーションをつかさどる

コミュニケーションを助ける
大いなる存在・意識
みんなは一つ(分かれていない状態)
平和(永久に戦いの起こらない状態)
信頼
内向的・冷たい

 海や空の色に代表される青を嫌いな人はほぼいないだろう。
 日本人は青と白が好きだと聞いたことがある。国旗は紅白なのに、サッカーのユニフォームはサムライ・ブルーだ。
 喉の場所なので、コミュニケーションに関係する。文章を書く等、表現するコミュニケーションを指すらしい。

緑(→心臓・ハート)愛にかかわることや調和・バランスをつかさどる

心臓・肺・ハート(感情)をケアする
フィーリング(ハート)で感じる
スペース(空間)を与える(精神的にも肉体的にも)
バランス・調和をもたらす
決断力をつける

 私がこのカラーセラピーの勉強で最も面白いなと思ったところはハートの色が緑だったところだ。
 ハートをピンクや赤で色を塗ることが多いが、緑と聞いて、とても、腑に落ちた。どおりで、緑の中にいると心がホッとすることを昔から体験してきた。前から好きな色だったが、それを知ってますます好きな色になった。(ちなみに大好きな亡き母の名もミドリw)

黄(→身体の中心・胃・肝臓)感情やすでに習得された知識をつかさどる

消化を助ける・筋肉を緩める
個人の意識(自分自身を理解する)
自分が同化しているものを集める
何気ない生活にある幸せ・喜び
自分を表現する
知識・競争

 カラーセラピーの勉強は、青、黄、赤の三原色の勉強から始まった。
 プライマリーカラー(原色とは、混合することであらゆる種類の色を生み出せるもととなる色のこと)と言った。絵具の世界でもこの3色ですべての色を作れると教わる。(今はシアン・マゼンタ・イエローかも)
 カラーセラピーの世界も、色の分量や混ざり具合が色の意味になってくるのが面白い。青は海のようにみなが溶け合って争いの無い状態だが、黄色は自分を表現するという個人の色なのだ。
 青にちょっと黄色が入って、ターコイズブルーになると「私は誰?」と自分のことを考え始める。青春まっただなかの高校生たちがターコイズを選ぶ人が多いのも無理はない。

オレンジ(→へそ・腹)性など生命的要素や・感性・創造性をつかさどる

知識(胃)→知恵(大腸)・洞察
喜び→至福(JOY)
エモーション(カラダで感じていく感情)
手放す
ショックを吸収する

 黄色とオレンジの関係がとても面白い。
 黄色は自分を表現し始め、自分が楽しいもの、好きなモノ・知識を沢山集め始める。集めたものを、胃に入れて消化する。
 そして消化したものが大腸へ行くと、知識(黄)は知恵(オレンジ)に変わり、喜び(黄)も至福(オレンジ)に変わる。
 我々が本当に理解することを「腑に落ちる」というが、まさにそのことを言う。最近は腸活が話題だが、腸の賢さは、脳とは全く、違う気がする。
 また、大腸は体に必要なものと不必要なものを分ける場所である。必要なものは体内に取り込み、不必要なものは、便として手放す。この手放すという意味がカラダに対応することで出現する。何かに固執する人は手放さず便秘がちだったりするのだろうか?
 オレンジは健康飲料などのパッケージに選ばれるぐらい元気カラーなので、虐待を受けた人など傷ついた人が選ぶことがある。ショックを吸収する、受け止めてくれる色でもあるのだ。
 面白いことに、青春真っただ中の高校生はほとんどオレンジを選ばない。クラスに一人いればいい方で、選ぶのは、根っから明るいリーダータイプの男子、調べてもほぼオレンジの実のことしか出てこないのだが凄いレポートを書き上げた物静かな少女のことが記憶に残っている。
 私は最近、黄色やオレンジが好きだ。特に、服の色では全く選ばなかったオレンジのパンツやトレーナーを買い、着ている。オレンジを体験して、意味を理解しつつあるのかも。興味がある色なので長くなったw。
 

赤(→足)サバイバルの問題や現実、身体的要素をつかさどる

地に足をつける。
この世の中で生きていく。
サバイバル、衣食住のこと。働いてお金を稼ぐこと。
考えを実現していく(物事を形にしていく)
行動・目覚めのエネルギー
生命・基本的なエネルギー

 赤は、我々人間の血の色でもあり、現実を生きるエネルギーに溢れた色である。戦隊もののリーダーの色の印象があるから、ジャンプの主人公タイプが思い浮かぶ。しかし、調べてみたら戦隊ものの色のイメージは日本固有のものとわかった。ワールドワイドだと思っていたらローカルなものだった。
 赤の元気さはオレンジに比べ、時には少し、暴力的だ。嫌な人にとっては嫌な色だろう。
 会議などで自分の意見を通したいときに身に付けるといい。アメリカの大統領が強健に何か実行しようと言う時、赤いネクタイをしている。
 私はエネルギーが不足している時や何か思い切りたいとき、赤を着る。
 
 この7色の色のチャクラは関連し合っていて、例えば、どんなに崇高な考え(紫)を持っていても実行力(赤)が無ければ、何も起こらないということになる。

 
さて、あなたはこの7色のどの色に惹かれ、どの色が足りないだろうか?

 次回はチャクラの関係についてひも解いてみよう。(つづく←長いよw)