女の子を楽しむことを忘れてた「ガール」
古本屋さんの100円コーナーで見つけた掘り出し物。
ガール 奥田英朗
女性の気持ちが細かく綴られた短編集。
どのお話も主人公は30代。
鋭く痛いほど胸に突き刺さり、こんな感情自分の中にもあるよなってすごく共感できて、自分だけじゃないんだって安心できました。
私はまだ20代だけど、主人公と同じ30代になっても、その先でも、何度も読み返してホッとしたいと思いました。
この本を読んで、思ったことが2つあります。
①女の子って生きるの大変
今は生き方が多様化してて、仕事をしてる人もいれば、専業主婦をしている人もいる。
特に女の子は男の子よりも人生の選択肢が多いような気がします。
だからこそ、女の子に対する見方は人それぞれ違う。
自分の中での幸せはこれだって決まってる人はいいかもしれませんが、何が正解なのかわからずに曖昧に過ごしてる人も多いと思います。
私は正解がわからない一人です。
全ての人にとっての満点合格の人生はないし、自分の中での幸せも定まってないので、私はただ追求もせず今の曖昧さを楽しんでみようと思います。
②私、10代の頃みたいな女の子的キラキラした感覚を忘れてた。
直接的にこの本の内容とは関係ないかもしれないけど、
かわいいって思われたくてヘアアレンジ頑張ったり、気になる人のことを目で追ったり、男の子のしぐさを見てドキドキしたり、
学生時代はキラキラした感情が原動力だったなぁと思い出しました。
最近は恋人(旦那)も友達も、人間関係安定してきて、新たな出会いのために動くことがなくなっていたのですが、もっと今からでもキラキラする方向を目指して行動してもいいんじゃないか?と思いました。
まずは身だしなみをきちんと毎日整えて、お気に入りの自分でいることから。
ちょっとずつやってみようと思います。
あの子は毎日楽しそうで悩みなんてなさそう
って子ほど、色んなこと真面目に考えてたり、周りに気配りしてたりしますよね。
見た目や、少し話しただけではわからない相手の本当の内側を見れるようになると、新しく人間関係を作るのも楽しくなりそうです。
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