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コミュニティで淘汰されても悪いことばかりじゃないのではないかって話をしようか。

コミュニティ万歳!みたいな話ではなくて、今回は異分子は自然淘汰されるよねってことを書きたいと思う。そしてそれは必ずしも悪いことじゃないよって話。

今後コミュニティの時代になってくるというか、すでにその時代に突入してることは各所で言われていると思うので、今更わたしが語るまでもないと思うんだけどさ。

その中で、結局それぞれいい感じのところに人は収まっていくよねと思ってて。そのことについて書くよ。


まずは人から誘われたり、自分で見つけて前のめりに参加したり、いろんな経緯でコミュニティに入る。んで、問題はその後。

本人が乗り気でも弾かれることがある

これはわたしの体験になるけれども、数年前あるコミュニティを紹介してもらってそこに没頭した時期があった。

そこには今まで接したことのないようなタイプの人がいて、すでに空気が出来上がっていた。しかし、目立ちたがり屋のわたしはそのコミュニティにおける主要人物っぽい人たちと少しずつ距離を縮めて存在感を出していこうとした。(この辺がわたしのあざとさたる所以でもある。)

そのコミュニティに足繁く通い、認知されるところまで至ったけれど、主催者からは度々、「君はここに合わないと思うよ」と言われ続けた。

そこに居たかったから、そう言われたことが単純に悲しかった。こんなに頑張ってるのになんで認めてくれないのって思った。(その頑張りこそが無用だったんだよね。)

合わないと言われたら、変な意地が出てきて、よりそこで頭角を表してやろうと思ってしまった。結局、意地が変な方向に働いて男性とアルコールの粗相及び失敗が積もりに積もって、そのコミュニティは出禁になってしまった。まさに強制終了しちゃったわけ。(ちなみに今は関係性は良好なんだよ。)

わたしの例はあまりにも酷すぎるけど、本人がいたくてもコミュニティがNOといえば弾かれることがある。これは覚えておいたほうがいい。そして、その瞬間は悲しいけれど、悪いことでもないと思うんだ。

お互いに違和感を感じている

「君はここに合わないよ」宣言もそうだし、そのコミュニティの人たちはおそらく、わたしに対してこいつはちょっと違うなという違和感を感じていたと思う。そしてわたし自身も内心ではそういった違和感を感じていたものの、今はここにいたいからとその心の声を無視をし続けてた。

オンラインサロンでもそういうことはままある。温度感とか目指してる方向が違うなと思うとき、口に出さないだけで周囲の人間は実は同じことを考えていることがある。ぶっちゃけトークになれば腹の中は同じだったりするのだ。

周りがそう感じているときって、不思議と本人も言われなくても居心地の悪さを感じたりしている。そこから足が遠のいたり、疎遠になったりする。もしくはわたしのように暴走して自滅というパターンも。

波動が違うと一緒にいられない

良いとか悪いとかではなく、波動が違う同士は一緒にいることができない。足が遠のいたり、弾かれたり、淘汰されるような出来事は自然と起きる。

そこにいられないとわかったとき、感情が沸き起こって、悲しみにくれたり怒りに震えたりもするけど、結局そのまま一緒にいることはお互いの幸せにならないし、違和感を感じたら引き下がるのが平和への道だ。

人は変化するから、時を経て、また同じコミュニティで出会えることもあるし、その後、人生が交差しなくてもお互いに幸せでいることもできる。

コミュニティの居心地に関していえば、無駄に足掻かないことが幸せへの近道なんじゃないだろうか。流れのままにね。

価値を出さないと居られない場所はしんどい

うまく馴染めている気がしないから、自分の価値を出そうという状態は、前提として今の自分のままでは足りない、何か足さないと受け入れられないってことなんだよね。

このスタートはなかなかきつい。ある努力の先に仲間に入れたと感じても、常に欠けている点について脅かされる。不安を感じるたびにまた何かを付け足そうと努力しなければいけなくなる。

ただそのままの自分で、楽しいと思うことを発信したり意見交換できる場が自分にとっての居場所。今、無理してないかなとフラットに自分を見つめることもときには必要だと思う。

何者でなくても居心地の良い場所が真の居場所

慣れない場所で長居したいとき、つい目立ちたくなったり、自分の価値を周りにわかってもらおうとする。これは組織的な価値観のようだ。役割が先にあって人があてがわれる組織では、価値を出せないと認めてもらえない。数字を作らないと発言権がない営業会社みたいにね。

でも、コミュニティのあり方は違う。安心安全にその人がそのままで居てOKなのがコミュニティの良さ。そのゆるさが魅力の一つ。

でもそのゆるさが担保されるのは、同質の人が集まっているからで、同質とは同じ波動ってことなんだよね。

だから自分が無理なく居られる場所はあなたにあって合っている場所だし、なんか焦る、もっと何かしなきゃとか、なんかうまく噛み合わないと思うようだと距離を置くことを考えててもいいかもしれないね。


辞めさせられたとか、うまく馴染めなかったということは、悲しかったりもするけれど、長い目で見れば、あなたの幸せにちゃんと繋がっているはず。

みんなが心地よくいられる居場所が、それぞれに見つけられますように!



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