Nコンで、オードリー若林さん作詞の合唱曲を聞いてみたい。

今年のNコンの高校生部門の課題曲の作詞は、劇団ひとりが行うらしい。

作曲の信長貴富先生と相性がとってもいいと思ったし、
実際に音源を聞いても、やっぱり私の予想は間違ってなかったと思った。

楽器屋さんで楽譜を見たら、穏やかそうな曲なのに3~4回転調されていて、
まんま劇団ひとりの世界観らしくて、思わず笑ってしまった。

Nコンとは日本最大規模の合唱コンクール、「NHK全国学校音楽コンクール」の略である。

中学生部門には、アンジェラアキの「手紙」やいきものがかりの「YELL」など、ポップスのアーティストの曲が課題曲として採用されていることが有名だが、高校生部門の課題曲は、話題の小説家・エッセイストと、現代の合唱作曲家とのコラボが魅力的。

昨年は「君の膵臓をたべたい」の「住野 よる」さんが作詞をし、リトルトゥースにはおなじみの、「何者」の「朝井 リョウ」も、Nコンで作詞をした経験がある。

私は、中学校・大学で合唱をやってきており、
劇団ひとりもこの中の一員になったことが感慨深い。


劇団ひとりさんがNコンに採用されたということは、
若林さんも近い未来、依頼されることもあり得るのでは?と思ってしまった。

若林さんは「エッセイスト」としても超優秀だ。
出版部数が多いのはもちろん、賞も取っており、根強いファンも多い。
noteの売上も含むと、儲かっている現代のエッセイストランキングのトップ3に入ってもおかしくはないだろう。

オードリーのファンとしては、
もし、オードリー若林さんがNコンの依頼をされたら、
どういう詩を書くだろうと、期待してしまう。

若林さんは激レアさんの「ラベリング」でも分かるように、端的な言葉に出来る言語化能力がある。
彼の文章は物語性にあふれていて、私はオードリーの漫才を、春日が主人公の物語だと思っている。
その上、趣味のラップが影響し、押韻や掛詞を詰め込めこんだ、リズミカルな詩を書ける。
物語性があるリズミカルな詩は、きっと合唱のハーモニーになるであろう。

合唱やっている立場からすると、若林さんが作詞する曲には、混沌としているのにキャッチーで、不協和音や変拍子を活かした曲を期待してしまう。


若林正恭という逸材が、プロの作曲家を付けて本気で作詞したら、きっと素晴らしい曲を作れるだろうって思う。
もし成功したら、アイドル曲の作曲など、様々な依頼が来るだろう。

「東京ドームに立つ」以上に、本当の意味で「エンタメ界隈の中心に立つ人物」になってしまうのでは?と、恐怖感すら感じる。

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