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眠剤のむために完全母乳から断乳へ

そもそも乳腺炎って?
母乳育児をしているとストレスや睡眠不足、食べ物の影響で乳管が詰まったりします。その詰まった乳管部分=しこりができることはよくあるのですが、しこりに細菌感染した場合は化膿性乳腺炎といい高熱がでます。

私はその化膿性乳腺炎をきっかけに不眠症との始まりになりました。




化膿性乳腺炎の治療方法は
・とにかく葛根湯を飲んで授乳すること。
・抗生物質を飲んで菌を殺すこと

この2つです。
授乳中のため抗生剤を飲むことに抵抗がありましたが、手っ取り早く治したかったので私は抗生剤を飲みました。

その後すぐに熱は下がりましたが乳房のしこりは消えることなくどんどん別の場所で増えていき悪化しては治りの繰り返しで1か月に4回もなりました。

ついに断乳にふみきったわけですが・・・
断乳方法は3つあります。
・1つは薬で止めるときは一気に薬を飲む方法
・その薬を1週間に1錠ずつのむ方法
・もう一つは薬を使わずに徐々に授乳回数を減らし、桶谷式マッサージで搾乳しつつ母乳をとめる方法


私は一気に薬をのみ、母乳をとめることにしました。その方法しか産婦人科に提案されなかったからです。桶谷式マッサージを受けたくても近くに予約できる環境がありませんでした。

母乳を止める薬はその名もカバサールです!
新しい薬を使用することは恐怖であり、体にどんな変化があるのか不安でした。普通ならなんのためらいもなく飲めるお薬ですが、当時は不安に支配されていた脳でしたので

「とにかく怖い。」

不安が大きかった私は、産後ケア入院という目的も含め、産婦人科病院に断乳のため1週間入院しました。

入院中、夜間に眠れるようにと眠剤(マイスリー)を内服していました。

マイスリーの有効時間は3時間ですが効果がある人は6時間くらい眠ることができます。

私は6時間くらい眠ることが出来ましたが中途覚醒に苦しみ、寝た気がしない。体がだるい。毎日悪夢にうなされるという状態でした。

悪夢の内容は、自殺する夢であったり、追いかけられる夢で寝起きの気分は最悪。

それでも育児をしなきゃいけない日々に苦しみ毎日泣いていました。

退院後は2時間おきに乳房が張らないようにアイスノンで冷やす作業で私の胸部は常に冷たくキンキンに冷え、お風呂も入れずの日々。

子供は新生児のころからよく寝る子でとにかく私だけが眠れない。緊張の夜。アイスノンで乳房を冷やすために1~2時間おきに起きていました。
乳腺炎は両胸なっていたため、冷やして冷やしてひやしまくりの毎日。

とにかく寒かったです。

当時9~10月ではありましたが自分の胸は常に冷凍庫。
極寒でつらかったです。

そんな日々の格闘の末、やっとこさ産後3か月で乳房の張りは収まり、乳腺炎とはおさらばできました。

しかし、2~3時間おきに起きる習慣は身に付き、
心身ともに疲弊してしまいそこから不眠症が始まりました。



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