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江戸時代の人たちの日本民族としての誇り。

こんにちは!Ayari✼です。
台湾の100kmウルトラマラソン(如来神掌100式)を走って以来、ずっと考えていることがあります。

これまで、海外はオーストラリア、バリ、インド、タイなどに行きました。
もちろん私が行くところなので、それなりにスピリチュアルなヨガの旅だったり歴史が深いところだったりしたのですが・・・

間違いなく、今回の台湾の旅が、日本に一番近い国なのにカルチャーショックを受けました。それは、今もずっと続いています。

っというのは、台湾の方々の民族としての"強さと誇り"を目の当たりにしたからです。

もちろん、100kmのレースの中でも累積標高2000Mを超えるレースなのでエントリーされている選手自体が、もう日頃から山を相当に走っているんだろうなぁ〜っと伺える肉体を持つ方々ばかり。

そして、めちゃめちゃ明るいし自尊心が高い。
年齢や容姿がどのようであろうと自分に自信を持っていて、とってもフレンドリー!!


とくかく皆さん、すんごく元気で、走りながら仲間で大声でしゃべる。

エイドステーションでガツガツ食べる。

早歩き?っと思うほどの速度で急坂を歩くように登っているかと思いきや、下り坂で思いっきり駆け下る。

日本人ランナーなら、早々に膝を壊しそう。
でも、彼らは日頃から高山を走り慣れている。

そして、驚いたのは女子の強さ・・・

台湾というお国柄自体、女性が主導権を持ち、とにかく「お母さん」が尊敬される国だそうで、女性が強い。

男性は常に女性に気をつかってくれるし、女性を尊重してくれる。
そしてそれが自分の奥さんだけではなく、他の女性にも優しい。

でも、なんだか下心がなくてカラッとしていて全然いやらしくない。

みなさん、超愛妻家というのが大前提というのもあるのかもしれない。

これを日本の女性同士で話したら「いいなぁ〜」なんて話になったのですが、正直なことを言えば、日本人女性と台湾の女性とを比べると、やはり動物的な強さが全然違うな〜と。生命力ともいうのかもしれません。部族的な強さがあるんです。

日本で自己主張強めと言われる私ですら、台湾の女性とのコミュニケーションには圧倒されました。

彼女たちは、自分の意見ははっきり伝えるし、聞きたいことは忖度無くなんでも気持ちよく質問できるし、「私なんか・・・」っという概念自体がそもそもない。
とても強かった!そして情熱的で優しい。

現代の日本人女性は、もっと肉体的にも精神的にも強くあるべきだと私は感じました。(私も含め、自戒を込めて)

ここ最近、読み耽っている時代小説があります。
時代小説というと、架空の江戸時代のロマンスをイメージされると思いますが、それとはまたちょっと違って、生き方やビジネスの在り方、日本人女性の本来の強さを教えてくれる様な本です。

ベストセラーにもなったそうなので、知っている方も多いと思います。

●みをつくし料理帖 高田郁●

上方(関西)の料理人が、江戸に出てきて、江戸で1番の料理屋を目指していく話なのですが、ここでいう人々の助け合いや義理人情は、弱いもの同士が依存して傷を舐め合うのではなく、自分自身を自分で律し、自分の足で立ち、それぞれの生き様に尊敬が生まれるからこそ、互いを助け合うことができる本物の絆です。

そして、町人の江戸の女たちは心身ともに強い!
もちろん、大店の娘さんなんかは身の回りのことをやってくれる人はいるし、移動は籠だったから、常に運動不足だったでしょうけど、普通の女性は子供の頃から重労働の家事をしていたし、奉公に出たりして常に着物と下駄でカタカタと走り回っていました。

もちろん、マラソン大会で走るように長距離をキロ6分で移動!っとかではないですが、やれと言われたらできる体力は温存しているでしょう。
火事も日常茶飯事で水害も地震も多かったから、よく走り回って移動していた時代です。

台湾の方々と触れ合って、昔の日本人はこんな風だったのかもしれないと思ったのです。

部族としての強さと誇りを、台湾の人たちは持っている。

日本人が知らず知らずのうちに失ったものが、彼らは根づいているんだ。


ippon bladeという温故知新の一本歯下駄を扱う仕事に巡りあった私は、自分を戒めるきっかけになりました。

ippon bladeを、ただ履くだけで終わりたくない。

着物を、ただ着るだけのファッションにしたくない。

ものが持つ"機能"を活かせる、機能的な身体でありたい。

海外に出ても恥ずかしくない日本人で在りたい。

台湾の方々との交流は、背筋を正される体験となりました。

こんなことを言うから、私はストイックだと言われてしまうのかもしれませんが、天から授かった自分の命である肉体と魂をできる限り最高の状態で真っ当し、周りの方々の役に立って命を尽きたいと思うのは自然なことで、最低限のやるべきことなのかもしれません。

何より、ワクワクドキドキ、たのしいです!

自由な時代で、難しいことや、大変なことや、苦労するようなことは、あえてやらなくたって幸せに生きていけます。

でも、温室育ちの野菜がなんだかぬるくて生命力に欠けて、味もまぁ〜まずくはないけど、ビビッと身体に響くような味でもないよね〜!というように、人間も宇宙の産物なのだから同じなんだと思います。

今日も熱い記事になってしまいましたが、2024年の如来神掌100式まで、私自身、やるべきことが明確になり迷っている暇はないので、まだまだ弱いメンタルと身体を強化しながら、毎日の日々を大切に過ごしていきたいと思います!

こんな私を温かく見守って応援してくれる皆様に、常々心から感謝しています。

何かやりたいことがあったり、チャレンジしたいことがあったら、失敗を恐れずどんどんやってしまいましょう〜!

適度なストレスは心と身体を強くし、人生の糧になります。失敗を恐れてやらないのは本当に勿体無い。

私も、これまで以上に突き進みます!!笑

一緒に突き進んでくれる仲間は常に募集中です!!笑

今日も最後までお読み頂き、本当にありがとうございます。

Ayari✼

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