見出し画像

【初のイラスト展覧会参加】 エッセイ03 〜展覧会を終えて〜

先日、無事展覧会が終了しました。

いやあ、率直に言ってとても楽しかった!
私は会期中3回足を運びました。

画像1

(photo by https://instagram.com/_shiro.na?igshid=YmMyMTA2M2Y=)

いろんな作家さんの作品も見て、額装はもっとこうしたら良いのか、とか、ポストカードにコメントつきの栞を入れたら良いのか、など、刺激もたくさんもらえました。

そして、書き留めておかないとなあと思ったことは、
友人が何人もわざわざ時間を割いて見に来てくれたことです。

実はこれまで、創作活動をやっていることは周りの人には誰にも打ち明けていませんでした。
こっぱずかしさもあったのと、影で何か思われるのも嫌だったのと、有名になってから打ち明けた方がかっこいいやん、という謎の固定観念のような考えがありました。

でも今思えば、何か少しでもマイナスに思われるのが嫌だったんだと思います。

創作はいわばもう一人の私で、普段は人に怖くて打ち明けられないような、「自分の信念や心から大事にしていること」を表現している場なので、そこを傷つけられたらもう立ち直れない、私自身を作っている最後の砦、の様に思っていたからです。
打ち明けるのが怖い、もしかしたら傷つけられるかも、と思っている時点で、人を信用していないことになるんですけどね。そんなこと言う友人じゃないのは分かっているはずなのに、それでも、これまで怖かったから私の根元は言わなかった。

だから創作活動もペンネームにしました。
またペンネームの由来はどこかで書こうかな。

でも、数年前をきっかけに、誰かに伝えられる様になりました。
それについて書くとまた長くなるんですけど、私が尊敬している大好きな先輩が自分のオリジナルアクセサリーを作ってらっしゃって。
誰に恥じることもなく生き生きと、仕事もこなし、創作活動のことも職場の方にお話されていて、その姿が本当にかっこよかった。
こんな人になりたいなあと、強く思いました。

そして少しずつ、応援してくれる大事な友人が居てくれてこそですが
実はこんなことやってるよ〜と言える様になりました。

友人の反応は意外で、「え、逆にフォローしていいの? 見られたくないとかない? 大丈夫?」と、むしろ私の気遣いまでしてくれました。

なんだか泣きそうになる。
こんなに優しくて気遣いもできる大事な友人に恵まれて、本当にそれだけで幸せ者だなあと思いました。

そして今回も、SNSで展覧会の宣伝はしたのですが、個別で、おいで〜!とか来て欲しい〜!とは言わなかったのですが…
SNSを見てくれた友人や両親が、遠くからだったり、わざわざ用事の途中なのに見に行くわ〜!と声をかけてくれたり、と足を運んでくれました。

今回展覧会に参加して1番嬉しかったのは、それでした。
本当にありがとう。

写真も撮ってくれて、自分のSNSで宣伝してくれて、おまけにポストカードも買ってくれて。
今も書きながら目が緩んでいますが、久々にこんなに嬉しい気持ちになりました。

今まで何を怖いと思ってたんだろうなと。
こんなに正面から応援してくれて、私なんかまだまだへっぽこでフォロワーも少なくて駆け出しも駆け出しなのに、すごいね、と声をかけてくれて、
なんだか1番大事にしないといけないのはこの人たちだなあ、と感じました。

勝手に、ファンってSNSで繋がった遠くの誰かのことだと思ってて、だから誰にも言わずにこっそりSNSの中でもう一人の自分として活動していたけど、
現実からはやっぱり切り離せなくて、私のことを知ってくれていて、作家としてよりもまず友人として応援してくれる人たちが居るから、また頑張ろう! と思えるわけで。

そしてその大事な友人たちのおかげで、少しずつ作品を知ってくれる人が増えたりして繋がっていくんだなあと、この展示を通して考えが新たになりました。

本当にありがとう。
大事な友人・家族には、ものすごく嬉しかったことを伝えたいし、これからもずっと大切にしていこうと思いました。


そんなこんなで、友人・家族のおかげで今までにない嬉しさがあって、新しい気づきがあった展覧会でした。
参加してよかった!

ここだけの話、ギャラリーの口コミがあんまり良くなくて申し込んでからかなりビビっていたのですが笑、スタッフさんみなさん親切で対応も早くて、とても素敵な展示会でした。
「Gallery IYN 」さんでした。

https://twitter.com/4gallery_iyn136?s=21&t=eRN-fcqcOTTKDKm_4L8n1g

お誘い頂いてありがとうございました。

まだまだこれから、何者かを目指して頑張ろうと思います。
読んでくださってありがとう。
ただの、行動し始めたばかりの1人の人間の文を、最後まで読んでくださるあなたも、私にとっては大事な人です。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?