子供への気持ち。

私の様に恵まれているとは言えない環境で育った人は、きっと人生で壁にぶち当たって悩んで、時には諦めてしまうことが沢山あると思うのですが、その中でも子供を産み育てる、家族を持つ、ということについては殆どの人が諦めているのではないでしょうか。

多分大半の人は悩むこともなくそれがまるで自然なことである様に、諦めたり自分は家族を持つべきではないと思っている様な気がします。

現に私がそうでした。 
何故ならきちんと愛された記憶がないので、きちんと愛せる自信が持てなかった。また、私なりに慈しんで育てても、それが子供が求めている愛し方なのか分からない。否定されるのも怖い。
だから私は自分は子供を産むべきではない人間ずっと思っていました。

大人になってからは子供ができない様にずっと低用量ピルを飲んでいたし、万が一子供が出来てもずっと堕ろすと周りにも話しているくらいでしたw

そんな私が今は子供を産み育て、子供に助けられている事が沢山あります。
人生とは不思議なもので、私にとっての人生の転機は子供を産んだ事でした。
自分のこれまでを振り返ってもあの時「産みたい」と思った事がとても不思議なのですが、きっと私が幸せになれる最後のチャンスを子供が与えてくれたのだと思っています。

もちろん、子供に対して片親で寂しい思いをさせてしまって申し訳ない気持ちも沢山あります。
ですがそれでも私は子供を産んでよかったと心から素直に言えます。
私の元へ生まれて来てくれた子供には本当に日々感謝です。

…偏食すごいしトイレ面倒臭がってオムツで済まそうとするし昼夜問わずやかましいけどw
出来るのにやらな息子にやきもきする日々ですが、そんな日々に幸せを感じています。








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