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ついにUAEの首都アブダビへ、裕福で潤っている感じ(10/23)

22日に受けたPCR検査が陰性だったため、今日は無事にアブダビへ向かえる。「同志」も一緒。アブダビはアラブ首長国連邦(UAE)の首都であり、アブダビ首長国の一番大きな都市。ドバイから車で1時間半のところにある。

まずはメトロのイブンバットゥータ駅まで行き、そこのバスターミナルからアブダビ行きのバスに乗り込む(一番後ろの席が空いていてたのに、なぜか「同志」と別々で座らされた笑)。

他の首長国に行くときと違い、今回のターミナル(イブンバットゥータ)は私の最寄り駅から近いのがこの上ない喜びだ。いつものユニオン駅のターミナルだと、この時点でお疲れ気味になるから笑

着いたのはアブダビの中央バスターミナル。外観も内装もなかなかの年季が入っていて、ドバイではほとんど感じない「歴史」を感じる。それでいて街の雰囲気は、首都ということもあってとても栄えている。ドバイのような高層ビルだらけではないが、道路は広いし立派な建物が多い。「疲れすぎない都会」という感じだ。

市内のバスを利用するために、まずはターミナルでアブダビの交通系ICカードを何とか購入した。駅員らしき人がなかなか見当たらない(服装から判断できない)ことと、機械では現金しか使えなかったこと。スタッフが完全に一般客に紛れているので、わからないことを誰に聞くべきなのかがわからず手こずった笑 バスはアブダビ市内は2AED(約80円)均一らしく、ドバイより安い。

昼食をとろうとターミナルの目の前のモールに入る時、やはり陰性証明のチェック・・・と思ったら「ほんとに見たのか?」と思うほど一瞬。検査代も高いのだから、せっかくならちゃんと見てほしい笑 昼食は大きなバナナの葉に包まれたインドカレーのセット(13AED、約520円)。あまりにもコスパが良い。

最初に向かったのは、UAE大統領官邸の敷地内にある宮殿「カスル・アル・ワタン」。グーグルマップでは最寄りのバス停から徒歩24分になっていたが、実際はシャトルバスで連れて行ってくれてありがたかった。政府機関とあって、手荷物検査があるほどセキュリテイが厳重。「同志」が日傘をもっていたら見学終了まで預かられた(建物を傷つける恐れがあるからかな?)。

日光が反射してまぶしいほど白い建物の中にはいると、天井も床も壁も柱も、どこをどう切り取っても絵になる美しい空間が四方八方に広がる。金色や白、ベージュ、水色などを基調とした細かい模様が散りばめられていて、まさに豪華絢爛。天井が驚くほどに高く、シャンデリアの輝きがまばゆい。

展示スペースで面白かったのは、昔の日本が貢物として献上したという甲冑があったこと(写真)。「サムライ アーマー」と書かれていた。まさかここで甲冑を見るとは思わなかった。世界中から集まった豪華な贈り物の中に入っているのだからすごい。

このあとはアブダビ観光用の無料シャトルバスに乗って、観光名所の「シェイクザイードグランドモスク」へ。夜7時ごろに着いたが、10時まで開いているため、観光客も巡礼者もわんさか吸い込まれていくように入っていく。真っ暗闇に浮かび上がる白い巨大なモスクは、異様なほどの存在感を放っている。アラビアンナイトとも少し違って、もはや別世界かと思うほど。

モスクに入るためのショッピングモール兼地下道ができていて、完全にシステム化されていて面白い。服装規定があるので、以前にスークで買ったアバヤとスカーフをまとう。マナー規定には、ピースサインでの撮影やぬいぐるみをもつこと、仮面をかぶることなど「えっこれもダメなのか」と思うことが色々あった。先ほどの宮殿と同じく手荷物検査もあり、空港のような緊張感。

これまたモスクもどこから見ても美しくて豪華で、自分の目にはもったいないほどの感動もの。1日で美しさを過剰摂取している笑 アザーンの音もものすごく反響するし、夜風も涼しいし、五感で楽しめる。「素晴らしい」という一言に尽きる。

帰りのバスでは、駅名のアナウンスもないし、表示もアラビア語ばかりで全く分からず私はそわそわ。するとアブダビの地元の女性2人と運転手の3人がかりで「バスターミナルはここよ」と教えてくれ、あまりの優しさに感謝した。

最初のバスターミナルに戻って夜10時半のバスに乗車。ドバイに着いたのは日付が変わって0時9分。私はメトロがなくなりバスで、「同志」はバスがなくなりタクシーで無事に帰宅。円安ともともと物価が高いので今月の出費は末恐ろしい。






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