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終わりに近づいているからこそ感慨深い景色(10/28)

今日はとうとう学校最終日。もともと11月中旬に終わる予定だったが、諸々の事情で3週間前倒しして授業をその分詰め込んだ形。そのおかげでとくに熱心な先生たちに授業を担当してもらえたので運がよかったと思う。コースをころころと変えたために、修了証が4枚も来た笑 

朝アパートを出て歩く道も、ほぼ毎日悩まされたエレベーター渋滞も、ロシア人だらけの今の授業も最後で、来週からは来ないのかとすぐに思えない。もうすぐ帰る実感、自分が一番ない笑

授業後は先生との写真撮影を終えて猛ダッシュでメトロに乗り込む。学校最終日にドバイのシンボル「ブルジュ・ハリファ」に登ろうとずっと思っていた。授業の休憩時間中に予約したチケットは、ちょうどよい時間は売り切れで入場ギリギリの時間のみ。

メトロを降りてドバイモールまでの大量の歩く歩道を走る勢いで歩き、別館地下から入口にたどり着く。遠くからも近くからも何回も見ているのに、ブルジュ・ハリファはあまりにも大きくて遠い。値段も169AED(6800円)するし、そういう意味でもなかなか手は届かない。

途中、2004年から2009年の完成までの工事風景の展示があったり、建設の早回し動画があったり、インドやパキスタン、アフリカ出身だと思われる作業服姿の男性たちの写真があったり。有名なものや場所は、必ずこういう裏側を知ってから行くことがやはり大切だと思う。

巨大エレベーターで展望デッキがある124階、屋内スペースの125階へ。よく考えたら、エレベーターで生まれて初めて見る数字笑  96階くらいで耳がポーンと詰まった。

最初に124階のデッキに案内されると、平日というのに、インターナショナルな観光客で埋まっている。写真撮影の場所取り合戦があちこちで繰り広げられていて、見るだけなのになかなか大変。

ドバイ市内の北、東、南部をそれぞれ見渡すと、どこを切り取って眺めても飽きない。高層ビルもホテルもショッピングモールも海も湖も砂漠もすべて見える。道路とそこを走る車はミニチュアだ。知っている場所がたくさん目に入る(写真)

これは高いお金を払ってでも登る価値があるなぁと学生の私でもわかった。しかもドバイに来てすぐではなく、5カ月過ごしてまがりなりにもドバイの良いところも悪いところも色々知って考えて、もうすぐ帰るころ。言葉で完璧に表現できないが、やっぱり感慨深い。

ラグジュアリー、ポピュラー、キラキラだけだろうとちょっと敬遠していたけれど、それだけではないものが何かあった。それが、乗り降りのエレベーターで説明として聞いた、「誇り」なのかもしれない。

「同志」と合流して食べた火鍋もやっぱり美味しかった。2回目にして店員に顔を覚えられていてびっくり笑


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