ずっと変わらないもの
小さい頃からスタジオジブリが好きでした。
今の世の中、アニメや漫画の多様性が広がっても今ひとつ興味がわかず、「好きなキャラクターは?」と聞かれても「ジブリかな」と答えてしまいます。
それほど、ジブリ作品は人生にとってかけがえのない娯楽でもあります。
さて、今回は『金曜ロードショーとジブリ展』(寺田倉庫:展示は終了)へ行って参りました。
金曜ロードショー、といえばオープンニング。
1997〜2009年まで映写機を回す「フライデーおじさん」が出てくる映像は宮崎駿監督が生み出し、近藤喜文監督が仕上げました。
映画公開ではそれほど人気が無かったけど、
金曜ロードショーで放送されると途端に評価されて人気になったジブリ作品が多いそうです。
その代表的な作品が『となりのトトロ』。
1988年に『火垂るの墓』と同時上映され、翌年1989年に金曜ロードショーで放映されました。
約2年ごとに夏に放映されているそう。
今では当たり前かもしれませんが、こだわり続けているのが「ノーカット放送」。
やはりテレビであっても全てを観たいですよね。
時代を追いながら、当時のカルチャーを年表で同時に展示パネルに紹介されており、懐かしい気持ちでなんだか幸福感に満ちました。
そのほか、映画ポスターやなりきり撮影出来るスポットもありアミューズメントパーク的に楽しめました。
フライデーおじさんが映す先にはからくりのステンドグラスの模型があり、なんとも幻想的な空間に。
大人になった今でも、現実的なテーマを取り入れながらも夢を見させてくれるジブリ作品。
ずっと変わらず心の支えです。
『金曜ロードショーとジブリ展』は現在富山県美術館で開催中です。(チケット日時予約制)
お近くの方はぜひ。
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