事業に失敗する10ヶ条から教育をみつめる
学校の世界は閉鎖的で、内向的だ。外からの働きかけがあったとしても、「自分たちでなんとかする」というプライドが大きく働いている。定期的に現役の先生にヒアリングをさせて頂くのだが、このような課題観を感じている先生方はやはり多い。
なにが子どもたちのためにだ!プライドなんてくそくらえだ!
教える人のための働く悩み解決コーチ すずき あゆむです。この記事を手にとってくださりありがとうございます。
教師からのIT企業転職、非常勤講師、モデル、起業、旅暮らし、スピード婚・・・色々人生楽しませてもらっています🌱
活動の中で/自分軸コーチング講座/書籍出版プロジェクト「らぶぼん」/パステルアートのワークショップでは関わったお客様より「出逢えてよかった!」「新しい自分に気付けた!」「本当の願いに気付けた!」そうおっしゃってもらっています。(ありがたき・・・!)
学校の先生が、常にアップデートし続ける、マインド、ノウハウをマンツーマンで提供しています。
こんな長文なメッセージをたくさん頂いております。(泣けるw)
そんなわたしが昨年出版した先生に向けた本はこちらです。
書籍【先生がわくわく学校に行ける本】
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さてさて、事業に失敗するコツ10ヶ条なるものがあります。わたしが高校生くらいのときに飲食店のトイレでみかけたのが最初なので、かなり昔から浸透しているのでしょう。
《事業に失敗するコツ10カ条》
一 昔ながらのやり方がいいと信じている。
二 モチ屋はモチ屋だとうぬぼれている。
三 「ひまがない」と言って勉強しない。
四 むやみやたら骨を折る。
五 「どうにかなる」と考えている。
六 いいものはだまっていても売れると安心している。
七 人を安く使うのがトクだと思っている。
八 仕入れ代金はなるべく支払わぬ工夫をする。
九 客は「わがまま過ぎる」と考えている。
十 「そんなことは出来ない」と言って改めない。
教員の仕事に置き換えるのであれば、今までのやり方を変えず、教員なのだからと正義を振りかざし、忙しいことを理由にかまけて、どうせなんとかなると、無駄な仕事を忙しそうにこなして、何かが起きると、環境や生徒、保護者のせいにして
教育という現場では「変わらない」「このままでいい」と思うことで守れる既得権益はないに等しいはずです。いや、安定とかがそうなのかもしれませんが。反抗したらどうなるか、常識と異なることをしたらどうなるか、その恐怖が教員という真面目に正義感の強い職種であればあるほど強いような気がします。
転職したり、いろいろな学校で講師として働いてきた身から言うと、本当に大きな問題にはなりません。
子どもたちのために、自分が昨日よりも今日、今日よりも明日、いい仕事をしたなーと自分を褒められる日々を送るのであれば、その場しのぎの優しさや、思いやりや寄り添いに注力するのではなくて、常に本質と向き合い続ける本質的な愛の教育を自らもっと知っていいと許可を出していってほしいなと思うのです。
子どもたちには難しいからとレベルを下げ、手を差し伸べて「先生ありがとう」と言われる教育をするのか
この子達にも「できるかもしれない」と信じて「やってみよう!」という気持ちを奮い立たせる教員になるのか
成功したときは一緒に喜び、失敗してもなお信じ続ける。そんな教育者でありたいと思うのです。そのためには、目先の情報や言葉をうろうろかき集めて紡いでいくのではなく、本気で、真剣に自分の教育観と向き合うこと。そしてそれを、体現し続けること。体現し続けることができているか度々立ち返ることが今後必要になってくるかもしれません。
関わっている先生の中であきらかにこの人本質をわかっているなという先生はやっぱりすごく勉強しています。その勉強というのも、目先の教育手法やハウツーではなくて自分の内側のことだったり、感性的なことだったり、この世界の真実のことだったり、全体をぐわっと俯瞰してみる感覚が備わっている。そういう先生と話しているとすごくすごく安心できて、この世界は、子どもたちは、素晴らしく守られてるなと幸せな気持ちでいっぱいになったりします。
教育はエンターテイメントじゃない
子どもたちのためになりたいうおお〜〜!困っている子はいないか〜〜〜!いたぞ〜〜〜助けるぞ〜〜〜!やった〜〜〜ありがとう〜〜〜!!!
こんなエンターテイメントじゃない。(ときにはそういう盛り上がりも楽しいけれど)
もっともっと優しくて、自然で美しくて凛としていて、ナチュラルにはじけて、次の旅へそれぞれが、自ずと勇気を携えて歩みを進めていく
だから、学校の先生たちひとりひとりがぬぐいきれていない自分自身のことだったり「知ったつもり」「頑張ってるつもり」その「つもり」打破して学び続けさらに上昇し続けることが大切だったりする。
誰かのブログを読んで満足したり、しっくりくる本の言葉に出会って満足したり、わかったつもりになって、自分の本当の言葉で語れなくなる前に、この世界の美しさや、人の本来持っている可能性に溢れた力に触れる。
お金の有意義な使い方について、本気で考える。
何のために学び、何のために教育に関わるのか本気で考える。
そんな先生たちと出逢いたいなと思いながら、今日もnoteを書いています。
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