頑張りたい自分と頑張りたくない自分

心の中に二人の自分がいる。

こうでありたい、頑張らなければという頑張りたい自分。
何もしたくない、楽に生きたいという頑張りたくない自分。

前者はとにかく理想の塊だ。何者かでありたい、何か成し遂げたいという感情が詰まっている。こちらにばかりエネルギーを傾けているとガス欠を起こす。体も心も疲れてしまうのだ。

後者は頑張りすぎて疲れてしまったタイミングでよく出てくる。
物事がうまく進まない時や悩んでモヤモヤしている時もそうだ。
休めというサインなのだろうか。少し前までは頑張りたくない自分でいっぱいになってしまうことが嫌だった。前に進んでいないように感じてしまうからだ。

ただ最近、この自分が出てきた時はおとなしく休むようにしている。
何かしら疲弊しているサインであることは分かってきた。そのタイミングでしっかりエネルギーを充填する。人間ずっと走り続けることはできない。

楽しくなければ頑張ることもできないと思う。頑張りたくない、一見クズに見える自分もまた自分だ。自分の一番の理解者は自分なのだから、クズな自分もひっくるめて自分を好きでいたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?