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手放して、前を向いて生きていく。

2022年は、私にとって変化の年。キャリアに、恋愛に、学び。いろんな転機があった。

そんなタイミングにぴったりだった、「わたしのトランジション」というグリーンズジョブの企画に甘えさせていただき、笑いあり涙あり(?)の私のトランジション=転機を、赤裸々に振り返らせていただきます!!!

3月、急に落っこちる。

3月某日、1年半住んでいたアオイエ新代田で、急に住人さんを好きになる(びっくり)。1年以上も一緒に住んでいた人に対して、急に恋の穴に落っこちてしまいました。
それで5月に気持ちを伝えたところ、住人さんにとっても急なことだったので1ヶ月ほど考える時間が欲しいと言われ。苦しい待ちの時間ができたので、筋トレやお菓子お酒禁をしておりました。無事、7月にお付き合いできましたとさ。

ちなみに筋トレはその後も続けていて、よきメンタルケアになっております💪

6〜8月は最低2日に1回筋トレをしていて、忙しさにかまけて頻度が激減した9〜11月と比べると、コンディションが最強だった(Oura Ringより)。

9月、毎日がフィールドワーク

8月某日、こんなツイートを発見。

パッと見て「やりたかったことだ」と直感し、募集人数8名の狭き門にダメ元で応募。
まさかの合格をいただき、晴れて9月より、私の人類学ライフが始まりました☀️

なんでゼミに参加したの?

ゼミに参加した目的は、私の住んでいるアオイエ新代田ってめちゃくちゃ面白い場所で、価値があると思うんだよね、とガクジュツ的に伝えること(我ながら、私利私欲にまみれている)。

アオイエのコミュニティが社会的に価値あると思っているから、仕事として関わっているわけで。
それに加えて、学術的なアプローチからも面白いと言えるかも?と思うと、ワクワクが止まりませんでした。

伝えるってむずい

とはいえ、シンプルにお金が価値とされる会社の論理と違って、人類学では自分が記録したことをメタに捉え直して、何を面白いと思っているのか言語化し、伝わるものにする必要がある。

「おもろい」と直感的に思うことは多いので、その直感に従って記録するまでは簡単。でもそれで終わりじゃなくて、まずは人に伝わるように、情報を補足していく。

リビングのどこに住人が座っていたかを記録してみたり

そして膨大なデータを眺めてみて、「おもろいと思ったのは、この切り口で捉えたからかな」と解釈の補助線を引いてみる。いろんな切り口を考えながら、「おもろい」と思った理由を言語化していく。これが大変に骨が折れる。

アオイエ新代田のリビングで、毎日がフィールドワーク。
人類学ゼミは来年の2月まで。それまで試行錯誤の日々です。

(告知)

2/25(土),26(日)に発表展示会がImpact HUB Tokyoであります!
お近くの方はぜひに🤲

12月、手放して、前を向いて生きていく

2019年から住み始め、2020年にはコミュニティマネージャーとしての関わりもしているアオイエにも、変化がありました。今年頭には14あった物件のうち3物件の撤退が決まり、年末には11になります。

コミュニティハウスアオイエは、東京に7、関西3、沖縄に1物件を構えるコミュニティ型シェアハウス。株式会社アオイエが運営。

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アオイエは全物件を運営が管理(賃貸借)しているので、撤退も運営が判断する。ちょうど2年前、私の住んでいたアオイエ下高井戸は住人が6人いる状態で突如撤退が決まり、それぞれバラバラに住むことになった。私のように他のアオイエに移る人もいたけど、アオイエ自体を離れる人もいた。

会社がコミュニティを作ったのに、それを自らの手で壊す。会社の都合に巻き込まれて居場所をなくして、本当に悲しかったから、同じ思いを他の住人にはさせたくないと思った。

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2020年から始まったコロナ禍も大いに影響しつつ、私含める運営によって行ってきた経営やコミュニティ運営の結果がこのような形で現れてしまった。

会社としては存続のための苦渋の判断だったとはいえ、いち個人としては、過去の自分の経験も重なり、とても辛かった。

辛いけど、今残っているコミュニティを続けていくため・ありたいコミュニティを続けていくために、前を向いていこうと覚悟を決めた12月でした。

どんなコミュニティであってほしいか

アオイエは、住んでいると元気になって、挑戦するための活力が得られるような場所であってほしい。

そう思う理由は、何より私自身がアオイエに住んで、救われたと思っているから。
「ただ、居るだけ」を受け入れてくれて、ここに居てもいいんだと思えた。リビングで心からの笑顔で癒された。いつも不安でネガティブだった自分が前を向けるようになった。
さらには、道を切り開いて挑戦する仲間にも出会えて、自分も頑張りたいと思えるまでになった。少しずつ、ありたい姿に近づいていると思えるようになってきた。

感謝の気持ちを胸に、今度は未来の住人に向けて存在を届ける努力をし続ける。過去の私のように、アオイエを必要としている人は絶対にいるはずだから。

本気のフリーランス生活へ

12月は、キャリアも手放す月。今年1年、コミュニティマネージャーとして週1で稼働していたちよだプラットフォームスクウェアの業務量を、毎月固定制から、変動制に。
これまではありがたく固定給をいただいていたけど、アオイエと人類学ゼミの優先順位を上げるために、より自由な道へと舵を切りました。

☝️企画の大本、greenzのオフィスであり、私の職場でもある「ちよプラ」

コロナ禍入社した2年前には、自分のキャリアがこうなっているとは予想もしていなかったけど、やりたいことしかやりたくない!と思って生きていたらこうなった。

やりたいことで生きていくために、自分の仕事を自分で作っていく。。!2023年も、新たなトランジションの予感。

自分らしさに向かって

6日に投稿されたばかりの、ながちゃんさんのエントリーnoteの言葉を借りると、2022年は私にとって「ちょうどいい世界」を見つけるための、選択肢を増やす年だったなと。

そうして新たな選択肢を選び、しっくりと来るような場所や人、キャリアと出会っていく中で、自分にとっての「ちょうどよさ」が分かり、自分らしさにつながっていくのかな。

2022年に関わってくれた皆さん、本当にありがとうございました。2023年も、どうぞよろしくお願いします!

バナー写真は大好きなアオイエ新代田の住人たち。

励みになります!!!