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太陽の花咲く秋に

立秋の少し前にひぐらしの声を聴きました。暦の上ではもう秋なのですね。


8月の入社式以来、連日たっぷりみっちりのオンライン研修と合同実技研修の日々を終えて、今週から所属のホームでのOJTに入りました。
これまではずっとOJTをする(教える)側だったので、受ける側の大変さと教えてくださる方へのありがたみが身に沁みて分かる。そしてこのOJT中にこそ予期せぬことやイレギュラーなことが起きてくれると、その後の行動や対応力にプラスに働くので嬉しい。というか、後々とても助かる。今は毎日が楽しくもあり全集中の大事な期間。
0もしくは1からのスタートって、特に大人になるとそう何度もあるわけではないので、すごくわくわくします。


でも、がんばりすぎちゃってちょっと疲れが溜まってきてしまった週末。
デジタルデトックスの時間をいつもよりたくさん設けて、土や自然にも触れたくなってしまった。


元気が足りなくて、人の少ない朝早くに相棒のカメラを携えて大きなひまわり畑を訪れた。
思えばここを訪れるのは30年ぶり。
今年は55万本が咲く。

咲いてる、咲いてる♪

まずは『ハイブリッドサンフラワー』のひまわり畑から。
さっそく、ひまわりとひまわりの間の道へ!

良い道を発見!
道を塞ぐかわいい通せん坊さん

朝早かった為、
足を伸ばしてまだおやすみ中の虫も
朝陽を向く

ひまわりは太陽を向くのではなく、朝陽の昇る方向を向くと少し前に知った。

私も一緒に朝陽を浴びる

ひまわりの可愛い後ろ姿も観察。

後ろの次は横から

間近で初々しい産毛もまじまじと。


ひまわりと同じくらい、
そこここに共生する赤まんま(タデ)

小さい頃はこの赤まんまを使って、
よくおままごとをしていたなぁ。


大きな蜂がぶんぶんと羽音を立てる

耳を澄ますといろんな羽音が聴こえてきました。

先程とはまた違う蜂

花粉をたくさん身体にくっつけて
大事なお仕事中。


蜂とハナムグリ

みんなひまわりに夢中で大忙し。

背の高い子!


こっちにも!

背の高い子は茎も太い。


上から。

展望台を降りようと後ろを振り返るとこの光景。
生徒総会(全校集会)を思い出す…笑



ここを訪れた30年前、ひまわり畑がこんなにも有名になる前はいつ行っても空いていて。「お絵かきしていってね」とクレヨンとお絵かきノートをもらったことを思い出した。
ひまわりをバックに、にっこにこの笑顔で写る写真があった。兄妹で毎年一枚どこかで必ず並んだ写真を撮り、それをシールにしたりハガキにしたりするがお家のイベント事で、その年はここで撮ったんだなと記憶が繋がった。


さて、お次はまた違う種類のひまわり畑へ。

その途中はやっぱり道草。

話題になったスベリヒユ

私はまだ食べたことがありません。
今いちばん食べてみたいものです!笑

ちょっと畑の持ち主さんに声をかけて、根っこごといただいて帰りたいくらいでしたが、この日は我慢。また別の日に。

スベリヒユだらけ🌱

私から見たら宝の場所。
でも人からすればただの雑草の生えたゾーン。


誰かいる…!

珍しい案山子(?)を発見。
案山子も、視線の先にあるひまわり畑を座って眺めているのでしょうか。

ツユクサ

朝陽にツユクサが、誰よりもキラキラしていました。

大きな無花果(いちじく)の樹
実もふっくらしてきています

すでに葉と実からはいい香りが風に乗って漂ってきていました。
今年も実が終わった頃に葉っぱを摘んでお茶を作ろう。
露地物の果実も楽しみです!


手よりも大きな猫じゃらしやローズマリーの生える雰囲気ある側溝沿いを歩く。

雑多に茂るこの蔦の感じもすき


キウイの樹
空を掴むように伸びる蔓
…に力強く絡む他の植物の蔓

蔓と蔓が仲良しだといいな。

キウイのまるっとした形の葉とその蔓が可愛くて可愛くて。いつかこれをモデルに刺繍をするのが楽しみです♪

ほらほら、やっぱりいました♡

キウイの葉の上にカエルが🐸
素敵な場所には絶対にいます。


ディルとハツユキソウ

ディル大好きなので、育てたい…
ハツユキソウのお花にも蜂が♪


すっかり道草を食ってしまいましたが、ひまわり畑にもちゃんとじわじわと近づいていました◎


こちらは『オレンジサンリッチ』という品種のひまわり。
花弁や筒状花の部分も色が濃いですね。
逆に、空の色が薄く感じてきました。

前後で見比べると、
こんな感じに違いが分かります。

真上を向く子

太陽がどこにあろうと関係ない。
個性豊かに自分らしくいられる姿。
それが正解のような気がします。

赤まんまの赤ちゃん
ひまわりの赤ちゃん
まだ閉ざされた蕾も美しくて神秘的
少しずつ、
少〜しずつ開いて、
大きくなって、
太陽のように咲く。




すっかり元気になりました。
私も周りを明るく照らし、夏だけじゃなく季節を問わずいつも笑顔のあたたかな太陽のような人でありたい。


ひまわり畑には秋の虫の声も響いていました。静かに確実に近づく秋の気配。
でももう少しだけ夏を感じていたくて、ほうじ茶わらび餅のかき氷を食べたりして。

それでもやっぱり、
夏と秋の間はなんだかちょっぴり切なくなってしまう。




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