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【第7回】スポーツを活用した 地域リハビリテーション・システム 構築モデル事業

鮎川地域共生コミュニティ研究所の鮎川です。

当研究所は「だれもがコミュニティにアクセスできる地域社会をつくる」をVISIONとして、多世代、障害のあるなし関係なく地域住民が緩やかに繋がり合い、日々の暮らしの中で困りごとがあったり、あたらしいことにチャレンジしようと思ったとき、それぞれが自分の出来ることで協力し、支え合えるコミュニティを形成し、地域共生社会の実現をすることをMISSIONとしています。

今回は2021年2月6日に実施しました第7回「スポーツを活用した 地域リハビリテーション・システム構築モデル事業」のレポートです。

この事業は「日本リハビリテーションスポーツ学会(以下、JARS)」様との共催事業で、2020年8月~来年2021年3月まで実施。

【年間スケジュール】
8月当事業概略説明及び意見交換会      
9月 アセスメント・初回評価  
10月 スポーツプログラム担当者による指導
11月 スポーツプログラム担当者による指導 
12月 スポーツプログラム担当者による指導 
1月  スポーツプログラム担当者による指導 
2月  スポーツプログラム担当者による指導 
3月 アセスメント・最終評価、振返り

事業の目的は、医学的根拠と評価ができる「リハビリテーションスポーツ(以下、リハビリスポーツ)」を開発し、病院・居宅事業所・包括支援センター・社協等との地域連携を図る「地域リハビリシステム」を構築することにより、医療、介護の制度の枠にとらわれず癌や疾病、フレイル、サルコペニア、要支援・要介護者、障害者、難病患者など、その種類や程度に関わらず、「スポーツが持つ特性と力」を利用し、心身機能や運動能力の向上と体力の増進を図り、自己実現と社会参加ができる地域社会を創造する事であります。

※下記、第1回~6回の記事

今回、JARS様と共催事業に至った経緯は「地域で直面した課題」が背景にあります。

私は地域住民の皆様と地元埼玉県所沢市で2017年2月から地域共生社会の実現を目的とした「ユニバーサルスポーツ・コミュニティ事業」を毎月1回実施していましたが、2年目から参加者が脳梗塞、対麻痺、ギランバレー症候群で入院中の方や、70代の女性で脳梗塞発症後に要介護4になりケアマネージャーからデイサービスやデイケアを勧められたが「あんなところ行きたくない」と介護サービスを拒否されてる方など参加されるようになり大変喜んでいただけた。今後もぜひ継続して参加して頂きたいと考えたとき、市民主体のコミュニティでは怪我や急変など安全面に不安があると考え、医療的背景があるリハビリスポーツの必要性を考えるようになりました。

そういった経緯から私が2017年から入会したJARS伊佐地会長に御指導いただき、その事がキッカケでリハビリスポーツの活動実績のあるJARS様に共催事業として御協力頂き、事業を実施できることとなりました。

下記、JARS様のリハビリスポーツの定義です。

リハビリスポーツとは、疾病または障害のある人々がその種類や程度にかかわらず、スポーツが持つ特性と力を利用し、心身機能や運動能力の向上と体力の増進を図りつつ、自己実現と社会参加を最終目的として、医療、教育、 介護、社会活動などで行われるスポーツのすべてを言う。名は活動を表すかのごとく、我々が目指すべき方向を示す。

上記定義にある「スポーツの持つ特性」に関してはJARS伊佐地会長から下記のように説明して頂きました。

・だれでも小学校などで1度はやったことがあり馴染みがある。 
・ルールを理解するために頭を使い、記録や点数など数字が出るので分かりやすく、それをより良くしようと目標を立て頑張るようになる      
・自発的に出来る努力を繰り返しやろうとすることで自然に体力がつき、時には競い合っていつも以上の力を発揮し自己の限界が広がる
・人と一緒にやるのでコミュニケーションがとれ、人との交流が楽しくなり精神的にも社会的にも多くの効果をもたらし他者との関わり方や社会性、創造性などが助長されることにより医学的リハビリと社会的リハビリ双方への有用性があると考えられる。 

こういったスポーツの特性を活かし、スポーツ本来の定義である「一定のルールに則って勝敗を競ったり、楽しみを求めたりする身体活動」を踏まえたリハビリスポーツプログラムが実施されました。

※日本リハビリテーションスポーツ学会
http://jars.kenkyuukai.jp/about/  

そしてこの事業は、6名の当事者の方々に御参加頂き、実現することが出来ました。


・井筒紫乃さん

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・安田茂也さん

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・橋本直樹さん

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・小俣芳彦さん

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・長野僚さん

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・竹内秀和さん

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今月のプログラムは先月に続き、国立障害者リハビリテーションセンター学院梅崎多美教官が学院の学生3名様の研修を兼ねて実施して頂きます。

・梅崎多美教官

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・国立障害者リハビリテーションセンター学院 学生の皆様

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医学管理担当は、この事業を共催して頂いている日本リハビリテーションスポーツ学会会長で、筑波記念病院リハビリテーション統括部長の伊佐地隆先生

・伊佐地隆先生

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評価担当の国立障害者リハビリテーションセンター 自立支援局 第二自立訓練部 肢体機能訓課 理学療法士の池田竜士さん

・池田竜士さん

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見学者として、埼玉県総合リハビリテーションセンター福祉局支援部生活支援担当 伊藤わかな主事に御参加頂きました。

・伊藤わかな主事

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2020東京パラ出場をを目指してるパラバドミントン小倉理恵選手も引き続き参加して頂いてます。

・小倉理恵選手

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●当日の流れ
まずは体調確認とバイタルチェック(血圧・脈拍・体温・SPO2を測定します)

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●プログラム① 準備運動:「座って行うサザエさん体操」

【概要】 
・「サザエさん」のオープニングテーマに合わせて、体操を行う。
・全員、座位(椅子もしくは車椅子)で行う。

【ポイント】
・国民的アニメのオープニングテーマを使用することで、親近感を持って取り組むことができ、普段の運動にも取り入れやすい。
・簡単かつ大きな動きを取り入れることで、準備体操として怪我の予防を図ることができる。

【内容】
1)腕振り・足踏み
・前奏や間奏では大きく腕振り・足踏みを行う
2)つま先タッチ→後屈
・体を大きく屈曲させ、両つま先を両手でタッチする。その後、体を起こして後ろに大きく反らせる。
・体を大きく倒すのが難しい場合は、両膝タッチを行う。
3)両手を胸の前でクロス
・両手を膝の上に乗せた姿勢から、右手→左手の順で胸の前でクロスさせる。その後、右手→左手の順で膝の上に戻す。
・これを、左手→右手の順で同様に行う。
4)お辞儀・手拍子
・両手を膝の上に乗せた姿勢から、少し体を前傾させる。その後、姿勢を戻し2回手拍子をする。
5)体幹の回旋(小・大)
・小さく回旋:自分の体側を両手で触るようにして、体を左右に捻る。右回旋→左回旋の順に行う。
・大きく回旋:両手を伸ばしたまま後上方に上げるようにして、体幹を左右に捻る。右回旋→左回旋の順に行う。
6)両手前ならえ・膝の伸展
・拳を握ったまま、前ならえを作るように両手を前方に伸ばす。その姿勢から、片足ずつ膝を伸ばす。
・膝を伸ばすのが難しい場合は、前ならえの状態から手を握ったり開いたりする(グー・パー)。
7)ばんざい・両手フリフリ
・右手から順に両手を真上に挙上させ、両腕を伸ばしたまま左右に振る。
・フィニッシュでは、この動きの後お辞儀・手拍子の動きを行い、最後にポーズをとって終了。

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●プログラム② スラローム(移動能力・注意力・順応力)

【概要】
 ランダムに並んだ旗門の間を進んでいく種目
【目的】
・歩行及び車椅子移動能力向上
・障害物への注意力向上
・様々な状況への順応力向上
【ルール】
・移動様式に合わせ、旗門間の幅が異なる2種類のコースを使用。
・白の旗門は前進、赤の旗門は後進する。
・旗門の通り方(例)
① 横に並んだ旗門の間を通る 
② 縦に並んだ旗門を周回する(2本並んでいる場合は1本目と2本目の周り方は逆にする)  
③ 縦に並んだ旗門の間をジグザグに通る
④ 長方形に並んだ旗門の中で1回転する(歩行の場合は、横歩きをする)
【ポイント】
・車椅子使用者も、歩行者も両方行える種目。
・旗門のギリギリを通ることを意識することで、細かい車椅子操作、身体操作が求められる。
・横歩きや周回を取り入れることで、片麻痺者の麻痺側での支持向上にもつながる。
・旗門間の幅の変更や、旗門以外の障害物(段差等)を加えることで難易度が容易に変更できる。 

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●プログラム③ ボッチャビンゴ

【概要】 ボッチャとビンゴを掛け合わせたゲーム
・床にフラフープで作られた3×3のマスがある。
・縦横斜めのビンゴを狙ってボールを投げる。
【目的】
・コントロール能力の向上
・空間認識能力である距離感覚の向上
・状況判断能力の向上
・コミュニケーション能力の向上
【ルール】
・赤チーム/青チームの2チームに分かれる。
・各チーム12球持ち。
・ジャックボールは最初からビンゴマスの真ん中にセット。(本来のビンゴ同様、真ん中が開いている状態でスタート)
・審判のコールに合わせて1球ずつ両チーム同時にボールを投げる。
・12球投げ終えた時点でビンゴ数の多いチームの勝利。
・どちらのチームもビンゴが出なかった、もしくはビンゴ数が同じであった場合、マスに設定された点数の合計が高いチームの勝利。
・点数は自分の陣地から見て一番手前の列が1点、真ん中の列が3点、一番奥の列が5点。
・同じマスに沢山ボールを入れても、1マスに対して有効なのは1球のみで2球目以降は無効。
・マスに入らなかったボールも無効。
【ポイント】
・狙った所にボールを投げることでコントロール能力の向上を図ることができる。
・投げる方向や力加減を変えることで空間認識能力である距離感覚の向上を図ることができる。
・残りの球数などを考えながら行なうことで状況判断能力の向上を図ることができる。
・チームで作戦を立てたり、ゲーム中に指示を出し合うことでコミュニケーション能力の向上を図ることができる。

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●プログラム③ 一六勝負

【概要】
移動とサイコロを組み合わせたプログラム チーム戦 制限時間 3 分
➀移動する➁サイコロを振る➂足し算をする➃数字を憶える➄報告する、を基本的な流れとする。

【目的】 移動能力、脳の機能(計算力・記憶力)の向上
【ルール】
・対象者はスタートラインから移動を開始し、サイコロ場の前まで進む
・2つのサイコロを振る
・2つのサイコロの目を足し、その数を覚える
・ホワイトボードまで戻り、覚えた数を報告する
・前の人が報告を終えたら、次の人がスタートする
・報告された数字が得点となる 。ゲーム終了後、この合計得点が大きいチームの勝利
<特別ルール>
●チェック機能
・数字の報告が怪しい場合はサイコロ場と報告場それぞれで記録をし、ゲーム終了後に確認作業を行う。
・間違いがあれば、その数字は減点となる。
●丁半ルール
・➀移動する➁丁か半か選ぶ➂サイコロを振る、の流れとする。
・ 2 つのサイコロを振る前に「丁(偶数)」「半(奇数)」か選択する。
・サイコロを振り、その合計数が事前に申告した「丁」か「半」の通りであればその数字が得点となる。外れていれば、0 点となる。

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【参加者の感想】

【井筒さん】
本日もありがとうございました。多彩なプログラムで楽しませていただきました。ありがとうございました。
是非、学院の梅崎チームの学生さんたちと、井筒ゼミとの交流を実現させていただきたいです。よろしくお願いいたします。


【竹内さん】
今日も、ありがとうございました。スラローム、バックはあまり活用していなかったので、そこに、気が付けたのが、良かったです。


【長野さん】
皆様本日もありがとうございました。お疲れ様でした!またしてもアップテンポな体操が1番きつかったのは言わずもがなですが、スラロームであんなに汗をかくとは思いませんでした。 やっているのはもはや日常生活の一部となっている電動車椅子の操作なのですが、体幹はもちろん足の可動域までをもコントロールして行うハイテクニックな競技に、学生の皆さんに勝負を挑まれているような気がして燃えてしまいました。ボッチャビンゴはフラフープを繋げて使うというアイデアが素晴らしいなと思いました。隙間を空けないことで枠に触れたボールが不規則な転がり方をし、対決を面白くしましたね。 力まなかったのはスラロームでいつにも増して身体が温まっていたことと狙うべき的が大きかったこと、後ろに心強いチームメイトが控えていたからだと思います!最後の一六勝負、計算しながらのスピード勝負ももちろん楽しかったのですが、ラストの偶数奇数予測に至るまで、本当によく考えられているなと思いました。 極力シンプルにする代わりにゲーム性を残すというのは、なかなか難しいことだったのではないでしょうか。 今日までのセッションを通じて学生さんや梅崎先生をはじめとする創り手皆さんの工夫に感服するばかりです。 機会があれば別の場所でもやってみたい! そう思えるだけの楽しいプログラムでした。ありがとうございました。


【安田さん】
皆様おつかれさまでした。今日は、麻痺側のが堅くて、なかなかほぐれず、遅れてしまい。申し訳なかったです。プログラムの目的説明があり、やりやすかったです。はじめから参加できず。残念です。

【橋本さん】
①スラローム 車椅子のスポーツを、今回私は歩いてやってみました。 私のCPサッカーチームのサーキットトレーニングを思い出して、調子に乗り走ってしまいましたが(苦笑)楽しく出来ました。 あと、皆さんの車椅子操作技術が素晴らしかったです
②ボッチャビンゴ ゲーム性が高く、単純にやっていて楽しい。置いているフラフープも使い方ではボールを入れる事も、外に出てしまう事もあって面白かったです。 リハスポでやるのも良いですけど、ボッチャから派生した新しいスポーツになり得る可能性を私は感じました。
③一六勝負 頭のリハビリにもなりますし、半か丁かと博打要素もあって、楽しめました。サイコロを箸で摘んでカップに入れたり、スプーンで入れたり、手をもう少し使ったプログラムにすると、リハビリ度がより上がるのでは?と感じました。


【小俣さん】
今日もお世話になりました。
・準備体操
リクエストの高かった「サザエさん体操」から今日もスタート! 一番好きなポーズは、最後の「今日もいい天気♪」の両手を振るところ!すがすがしい気分で体操が終えられ、楽しい一日の始まりのような気分になれます☆
・スラローム
バックのコントロールが難しく、実際に狭い職場ではガンガン当たりながら生活していますが、アスリート小倉さんの動きを見てテクニックの違いをあらためて感じました。 また、橋本さんの動きも気になりサッカーボールがないのにあるかのような動きをしているのです。常にそのイメージなの?
・ボッチャビンゴ
コントロールだけでなく戦略性も高いので、チーム戦でとても盛り上がり楽しかったです。ビンゴだけに「ボールが散らばった方が得点が稼ぎやすいね!」とチーム内で作戦を立てたのにも関わらす、今日に限っては、我がチームの僚さん、いつもよりスムーズな投球で、真ん中ばかりに命中! なぜ?やれば出来るじゃん! いや、いつもと違うのは、何? アドバイスを出している藤崎さんが凄かったの?
・一六勝負
丁か半か?賭博か?サイコロを振る鮎川さんとても似合っていただけに、あそこで八百長が起きる!と思ってマークしていましたがその心配もなく、我がチームも遼さんの高得点続出によりぶっちぎりの勝利!
・最後に
1月・2月のプログラムにつきましては、梅崎先生をはじめ学生さん達の「楽しいメニューとその種目の中に分かりやすいねらいや目的」が明確にされておりその結果どうだったのか?ということを投げかけていただいているような気がしました。 そして、NRCDが所沢だから出来ること! まだまだありそうですよね?今後ともよろしくお願いします。

【小倉さん】
今日もお邪魔させて頂き、ありがとうございました。 頭を使ったリハスポ、楽しいですね!スラロームという競技も初めて知り、勉強になりました。 自己紹介でのとっさの質問では頭の瞬発力も皆さん素晴らしいなーと。面白かったです。学生の皆さん、楽しく出来るメニュー組み、とても良かったです!勉強させてもらいます。 ありがとうございました!

【国リハ学生さんの感想】

【杉本由佳さん】
前回は「上手くやらなくては」という気持ちが強すぎて緊張をしてしまいましたが、今回のプログラムでは分かりやすい説明ができるように練習を重ねて挑んだので、少し心に余裕のある指導ができたと思います。
5 回の参加を通して、参加者の方々の「楽しもう」というパワーを感じていましたが、その「楽しむ力」は、私の拙い指導場面では助けとなり、とても救われました。ありがとうございました。
今回の経験を活かしながら、身体を動かす「楽しさ」を提供できるリハビリスポーツの指導者になれるよう精進します。

【藤崎未有さん】
1月の指導での反省点(プログラムの流れの組み立て、説明の仕方、準備物の工夫など)を踏まえて、今回の指導に臨むことができました。今回のプログラムは、ただ楽しんでもらう、ということだけでなく、参加者の方の今後の日常生活が少しでも向上できるものになればと思い考えました。今回も含め、今まで様々なプログラムを一緒に経験する中で、こんなに楽しくできるリハビリもあるのか、と本当に勉強になりました。
内容や説明、準備等で拙い部分が多々あったとは思いますが、参加者の方々やスタッフの皆さんのおかげで本当に貴重な経験をさせていただくことができました。この経験・反省を今後の運 動指導にも生かしていきたいと思います。

【本間未来さん】
2回目ということで前回よりはスムーズに指導を行なうことができたと思います。皆さんが楽しみながら盛り上げ、指導しやすい雰囲気を作ってくださったおかげで、気負いせずに 指導することができました。
皆さんに助けられ、皆さんの優しさや温かさを感じた指導実習でした。
今回の経験や学んだ事を今後の指導場面に活かしていきたいと思います。

【梅崎教官】
こども未来館での実践演習は、学院で身に付けた資質能力が実際に形成されたかどうかを確認することができる「学びの集大成」と言えます。学生は前回の反省を活かし、前回とは違う気持ちで指導に臨めたのではないかと思いますが、同時に自己の課題が明確になりました。今後、不足している知識や技能などを補い、それらを定着させていく中で指導者としての使命感、責任感が養われていくことを期待したいです。
このような貴重な場を提供して頂いた参加者・スタッフの方々に改めて感謝申し上げます。学生にとって初めての指導の場で出会えたのが皆様で本当に良かったです。

(御礼)
前回に続き緊急事態宣言下の中の開催でしたが、感染予防対策に万全を期して実施しました。今回も、このような状況下の中で参加者皆様に御参加頂けたことで事業を継続することができました。本当にありがとうございました。事業も残1回となりました。次回は最終評価となります。初回評価と比べて身体機能や精神面がどのように変化しているのか?楽しみですが、何より回を重ねるごとに参加者の皆さんの醸し出す「空気感」が凄く良く、かつ、ひとつのコミュニティが生まれたことは大変嬉しく思います。今後この事業を多くの方々に届けることが、協力して頂いている皆様への恩返しだと思っております。御協力頂いている皆様に心から感謝申し上げます。引き続き宜しくお願い致します。

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鮎川地域共生コミュニティ研究所 所長 鮎川雄一

【画像協力】木村理氏

当研究所では活動拡大のため御寄付をお願いしております。下記サイトから詳細を御確認下さい。




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