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相手を通して自分を知る

私が人と接する中で、いつも心が引っかかるポイントがあります。私は話が長い人が、正直苦手です。話が長いとか、話す観点が多すぎて何を一番話したいのか分からないとか、説明がまわりくどいとか。そんな批判が心の中で始まると、話の内容が良くても私の心に響かなくなります。

私の中では批判して当然、と今まで思っていました。けれどもふと、私の心がモヤモヤする理由って何だろうと思った時、原因は私の中にありました。

相手は自分の鏡という言葉があるけれど、まさにそうでした。話すのが苦手な自分に葛藤している気持ちが、周りの人たちの話し方で引っかかっる原因でした。「こう話したらいいのに!」という相手への要求の思いは、「こういう風に話せるようになりたい」という自分への理想でした。

完璧な人はいないし、努力していない人もいない。みんなそれぞれの形や方向で、幸せになりたいと思っているし、前に進みたいと思っている。このことに気づいた時、自分自身に対しても優しくなれた気がします。

私はかなり自分に厳しいと思うので、周りにも厳しいところがあるんだろうなぁ。私の肩の力が抜けた分だけ、周りに対する見方もどんどん変わっていく気がします。

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