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U-NEXTおすすめ映画10選【'23'24年冬⛄️】

U-NEXTで観れるおすすめの映画を10本選びました!
新作から旧作まで映画数が多いので迷った結果、好みが濃いラインナップとなりました。
ぜひ、最後までお読みください。

▼こんなひとにおすすめ!

  • 静かに浸りたい

  • じっくり考えながら観たい

  • 大自然にほっと癒されたい

「ランド」

夫と息子を失った女性エディが、携帯や車を手離し、山奥でひとり「生きること」と向きあう物語。

ある日、エディの住む小屋が熊に荒らされ、瀕死状態になり、ミゲルという男性に助けられる。

大自然の厳しさの中で、人間にも動物にも平等に存在する生と死のあり方に感動…。

傷ついた人間が再起する姿、そして悲しみを知る者の懐の深さや、物事の捉え方についても考えさせられる作品。


「レールズ&タイズ」


ガンで余命宣告された看護師のメーガン。夫トムは、妻の病気を受け止めきれず鉄道運転士の仕事に打ち込んで気を紛らわそうとしていた。
そんな中、トムは無理心中を図った母子の乗った車を轢き、母親は死んでしまう。
生き残った少年デイビーが、トムとメーガンふたりの家を訪れ、3人の共同生活がはじまる…。

事故の遺族と当事者の3人が共に暮らす中で、ゆっくりと変化していく様子が丁寧に描かれる。

それぞれの悲しみと、その中で見つけた幸せや愛の形がなんとも切ない。

「僕と頭の中の落書きたち」

統合失調症であることを隠して学校生活を送る青年が、ある少女と出会い変化していく。
現実と妄想の混ざり合った映像が違和感なく、ポップなセンスが光る。

精神の病と一生向き合っていかなければならなくなったときの葛藤や、周りの人々の愛を受けて変わっていく青年の成長を丁寧に描く。
美味しそうな料理が出てくるのも魅力!



「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」

独自の生態系をもつ農場を作った夫婦とその愛犬のドキュメンタリー。
生き生きした動物たちと、自然の逞しさに胸を打たれる。

自然や生き物たちを人間が守っているのではなくて食物連鎖の中で、ただ生かされているだけだと気づかされる一作。

「デンマークの息子」

舞台は2025年コペンハーゲン。移民排斥について問う政治サスペンス。
主人公を切り替える物語の構成と、残酷さの背後で輝く映像の美しさに圧倒される。

前半、とある青年の愛する母と弟との絆、そして決死の覚悟をたっぷりと描いた上で後半がらりとストーリーが変わる…移民たちの嘆きが届くことはないのか。


「隣の影」

ご近所トラブルをきっかけに、崩壊していく家族と夫婦の姿を描いたヒューマンサスペンス。

重苦しい人間ドラマが堪能できるが、動物好きな人にはおすすめしにくい…。


「ガザの美容室」

ガザにある美容室内のみで繰り広げられる会話劇。
店外で起こる過激な銃撃戦が音だけなのに、いや、音だけだからこそ恐怖を煽る。

他愛の無い会話の端々に、ガザ地区の問題を感じられる骨太な一作。


「判決、ふたつの希望」


2人の男のささいな言い争いが裁判へと発展し、終いにはレバノン国中で暴動を巻き起こす事態へと発展していく。
レバノンの宗教的分断や、おぞましい内戦、虐殺の歴史が背景として描かれる社会派ドラマ。

法廷ものとしてのスリリングさと、ヒューマンドラマとして希望のあるラストに、胸が熱くなる。

「あるラブソング」

数十年会っていない幼馴染との再会を果たすため、コロラドのキャンプ場を訪れたフェイ。しばらく、満点の星空や野鳥たちの様子を眺めながら待っていると、リトがやってくる。
久々の再会を懐かしみ、互いの失くした伴侶への想いを明かすフェイとリト。

ギターでウエスタン音楽を弾き、歌いあうシーンの和やかさ。恋愛のような友情のような、深い絆で結ばれたふたりが交わす言葉がしみじみと心に沁みる。

2人の決断から、"人はひとりで生まれ、ひとりで死んでいく"ことを悲観的ではなく考えさせられる、大人向けな一作。

「ハロー、グッバイ」

優等生だが家庭に問題を抱える葵(久保田紗友)と、派手なタイプだが妊娠の疑いに悩むはづき(萩原みのり)。高校のクラスメイトだが、互いに関わりがないふたりだったが、ある認知症のおばあさん(もたいまさこ)との出会いをきっかけに、互いに話しをするようになる。

それぞれ抱く孤独感に気づき、思いがけない出会いの中で、人との関わりの中で大切にすべきものに気づいていく…。

成功体験などではない、単純に成長ともいえないかもしれないが、その後の人生に大きな影響を及ぼすだろう青春の一幕に感動。

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