目黒で30年愛されるとんかつ屋

目黒駅のすぐ近く。

そのとんかつ屋さんは、飲食店立ち並ぶ地下1階にある。

その名は「かつ壱」

え、こんなところ???

と思うけれど、いつ行っても並んでいる。

毎度の行列を見て私も何度か諦めた。

そして先日、初めての来店。

今年(2016年)で30周年とは、

外観と雰囲気からして愛されているお店だな〜と感じる。

庶民派というか、何だか馴染みのある雰囲気である。

店内には、なぜか天井いっぱいの魚拓。

どうもご主人が釣り好きらしい。

ランチメニューはコレ。

ランチ時は、並んでいる間にメニューを聞かれる。

ちなみに、ランチでも定食は注文可能。

ランチメニューと定食ではお肉が違うらしく、せっかくなので定食をオーダーした。

まずは、冷たいお茶とお漬物が届く。

お漬物はかなり分厚い。

この時いただいたきゅうりのお漬物は
かなり浸かりが浅かった。

生のきゅうりをそのまま食べてる感じ。

非常に残念。

お塩かお味噌をつけてほしいと思うほど。

さて、カウンター席の目の前には、

キャベツの千切りが山盛り盛られたお皿が並び、ご主人?がとんかつを揚げていらっしゃる。

少し待って、

ロースカツ定食がやってきた。

お漬物に、ごはんとシジミのお味噌汁。

それから、ポテトサラダと多めのカラシ、キャベツにとんかつ。

これで全部。

お味噌汁はシジミ出汁が美味しかった。
ごはんはまずまず。

ちょっといただけないのが、このポテトサラダ。よくあるスーパーの惣菜売り場に置いている感じ。

そして、とんかつ。

コレはいける。

卓上にあるお塩でいただいた。

とんかつ自体がしっかりとした味わいとボリュームがあり、完成されているから、シンプルにお塩でいただく方が美味しい。

来店する前は、写真から拝見して「かつ壱」さんの衣はちょっと厚め。そして卵が多いような気がしていて避けていた。

大抵、厚めの衣の場合、お肉と分離していて美味しくないというのが私の見解である。

元々、好みとしてはサックリ揚がった軽めな衣が良い。

しかし、食べてみると案外衣の厚みというのは気にならない。お肉と衣が一体化してるし、悪くない。
というか、むしろ美味しい。

お肉のボリュームも、ロースの脂身も、ガッツリ食べたい時には打ってつけである。

衣のイメージだけで敬遠している場合ではなかった。


全体として、「かつ壱」さんは親しみを感じる雰囲気と味。

そして、どちらかというとジャンキーなイメージ。

だからあのポテトサラダも、カラシの量も、ごはんの質も私個人としては不満点もあるのだけど、、、

お店の雰囲気と全部がマッチしていて、コレもアリだなと思う。

なりより、とんかつ自体が美味しかった。

その証拠に、

普段、よっぽど美味しいお店しかリピートしないのだけど、数日後には夜の「かつ壱」さんにお邪魔した。

気になっていた かつ丼 をオーダーしたのだけど、

ココはソース味なのだと後から気付いた。

せっかく揚がった衣がソースに濡らされてしまって、

ああ、残念なことに。

ソース好きには好まれるだろうけど、

私のように素材派の方には、

丼ではなく定食を食べてもらいたい。


愛されるお店。

ココはガッツリ系のとんかつ。

30年愛される理由がよくわかる。

夜の「かつ壱」さんでは、

カウンター席で一人、ワインボトルを開けるおじさん。

その隣でお店を出たり入ったり、ちびちびツマミを食べる、これまたおじさん。

かと思えば、地元のカップルが座るテーブル席に移動して、四人でテーブルを囲んで楽しくやってる。

おそらく、「かつ壱」さんで仲良くなった常連さんのようだ。

彼らとお店のご主人の会話も親しい口調。

はたまた、反対側のカウンターではサラリーマンがやってきて

「今日は何にするかい?」

とご主人に尋ねられていた。

つまり、私以外はほぼ常連。

お店のスタッフも冗談交えて会話をする風景は、まさに地元に愛されるお店であった。

「かつ壱」さん、

ごちそうさまでした。

かつ壱
03-3779-3388
東京都品川区上大崎2-25-5 久米ビル B1F
https://s.tabelog.com/tokyo/A1316/A131601/13021829/

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