羨ましい才能
こんにちは。
次男が発達支援の保育園に通っている時から、ずっとお世話になっている理髪店があります。
障がいの有無に関わらず、幼い子どもさんは散髪時のハサミやバリカンの音、首にケープを巻くのを嫌がる事が多いと思います。
うちの次男も嫌がって泣き叫ぶ為、理髪店で散髪してもらうのは諦めていました。
次男が保育園に通い始める少し前まで、そこのご主人は月に1度、園に出向いて出張カットをされていました。
園長先生の紹介で伺ったのですが、先生曰く「ご主人は子どもたちに好かれやすいから、どんな子どもさんでも大丈夫」との事。
次男でも大丈夫かと不安な気持ちで連れて行きました。
初めは人見知りと場所見知りもあり、泣き叫んでなかなかシートに座る事ができませんでした。
それでもご主人は「本人が納得して座ってくれるまで待つよ」と言ってくださり、無理に切ろうとせずに待ってくれました。
その後も何度か通う内に、泣く時間がどんどん短くなっていき、今ではお店に入っても自分からシートに座ってくれます。
次男が成長と共に場慣れしている事もありますが、一番は障がいを持つ子を理解し、温かく接してくださるご主人のお人柄がありがたい事です。
もちろんご主人だけでなく、奥さまも同じように理解してくださっています。
今朝も次男の散髪をお願いしたので、カットしていただいてる間に少しお話をさせていただきました。
今はジェンダーレスの時代ですが、ご主人が学生の頃は男性の保育士さん(当時の言い方をすれば保母さん)はほとんどいない時代。
でも保育の仕事がしたかったくらい、当時から子どもが大好きだったそうです。
ご主人の生まれ持った母性が滲み出るようなお人柄が、どんなに嫌がる子どもさんでも波長が合うように安心させ、髪をカットできるようです。
確かに人見知りする赤ちゃんでも、泣かずに抱っこできる人っていますよね。
その方が生まれ持った羨ましい才能だと思います。
園を通じて出会えたこのご縁にすごく感謝していますし、まだまだ次男のカットをお願いしていきます。
自分にも生まれ持った何かしらの才能、無いのかな?
明日も感謝の心を忘れずに。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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