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「いざ」という時

先日、母と近くのスーパーに
買い物に出掛けた時の体験です。


私が車を運転、母と会話しながら
直線道路を走っていました。

前方に何となく視界に入ってきた、
歩道にあった黒っぽい大きめのもの。

実は倒れて苦しんでいた中年男性
近付いてようやく気付きました。

「誰か倒れてる!」
急な事で母も驚きましたが、
縁石の無い場所に車を停めて
2人で急いで駆け寄りました。

私の後ろを走っていた運転手さんと
散歩をしていたおじさんも気付いたようで、
私が119番通報をしている間、
母と一緒に男性の傍に居てくれました。

幸いなことに意識は有り、
受け答えが出来ていました。
場所と状況を私が伝え、
数分後に救急車が到着。

男性はすぐにストレッチャーに乗せられ、
救急車内で処置を受けることに。
救急隊の方とおふたりにお礼を伝え、
私たちも現場を後にしました。


普通に生活している日常で、
なかなか機会の無い出来事。
40歳を過ぎていますが、
119番通報をしたのは初めて。

現場は家のすぐ近くで
普段もよく通る道。
目印になる建物などもそれなりにある場所。

今思い返してみると、
現場を伝えるのに焦っていました。
もっと上手く説明出来たはずなのに。

「いざ」という時って
やっぱり焦ってしまうんですね。

非常時に落ち着くのって難しい。

慣れることも出来ないし、
訓練やシミュレーションで
回数をこなして覚えるしかない。

倒れていた男性のその後は分かりませんが、
助かってくれている事を願うばかり。
どうかご無事でありますように。

救急隊の皆さんにも感謝です。
毎日ありがとうございます。

私たちと一緒に対応してくれた
通りすがりのおふたりにも感謝。
ありがとうございました。

「いざ」という時の心構えや
その時その場に居る人との協力方法など、
複数の貴重な経験をさせていただいた出来事でした。

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