2023年台湾 物価はどうなった?
23年2月、台湾旅行へ行ってきました。
世界的なインフレと記録的な円安などもありますが
さてさて実際に旅行してみてどうだったかというと?
為替
私は初台湾だったのですが、
ガイドブックによるとコロナ前、1元=3.6円が目安だったようです。
2023年2月、お茶屋さんで両替した際は1元=4.5円換算となりました。
途中、ホテルで換金したときは1元=4.6円。
ということで為替分だけで2~3割も値上がりしてるんですね。
台湾の人も「物価が上がった」とは言ってましたが
以前のガイドブックと比べて値上げしている店は
それほど多くはない印象です。
たとえばこちら年季の入ったメニュー看板。
上から紙が貼りつけてあったのは「白飯」「魯肉飯」「麺線」の三つ。
その他は据え置きです。
他の店も3年前のガイドブックとほぼ同じ値段で提供されていました。
たとえば値段が一定でないものは値上げされたのかもしれませんが
欧米なんかに比べると値上げは全然マイルドで
もしかしたら日本より値上げ幅は少ないんじゃないかな?という印象です。
ただ為替のインパクトはどうしようもないですね~。
円安前に来たらどんなに天国だったか!
いつか再び円高が来ますように。
日本より高かったもの
そういうわけで買い物、ショッピングに関しては
「わ~安い」という感覚はほとんどありませんでした。
たとえば靴下は普通に1足100元(450円)で売っています。
日本の方が安いですよね。
私たちは中山エリアや観光地をプラプラしていたせいかもしれませんが
生地と品質と価格を照らしあわせると
服飾品はだいたい日本の方が安いんじゃないか?ってくらい。
ただ、たまたまセールの時期だったので、セール品を一生懸命探して
セーターを半額で1000元(4500円)で買いました。
「日本ではあまり見ない品だし、この品質なら日本と同じくらいかな?」
という感覚です。
可愛いので娘は気に入っています。
あとパイナップルケーキはピンキリとはいえ高いものは高い。
こちらはホテルオークラのThe Nineのパイナップルケーキ
12個入りで500元(2250円)でした。1個189円です。
でもこれが美味しいんですよ。高級味。さらにパッケージが可愛い♥
これならこの値段でも仕方ないかなー。
日本よりちょっと安いもの
一方、お安いお安いと言われていた問屋街の迪化街の乾物。
これは今でも安いです。
母はキクラゲを大量に買ってました。
珍しいドライフルーツも多くて
イチゴ、ドラゴンフルーツ、マンゴー(品種別)を買ってみました。
ですが、値段が表記してあるものの、いくつ当たりの値段なのかわからず
聞いてみたら「600g」当たりだそう。
(台湾独自の単位なんですかね?4合とか?)
その半分とか1/4とかを伝えると、それはそれで買えるのですが
レシートをもらってないので値段がうろ覚えになってしまいました。
かなりおおよそですが
ドライいちごは10×5㎝位のビニル袋にパンパンにつめると300gとなり
100元(450円)くらいです。
外食も全体的に安かったです。
超有名店の鼎泰豊でも女3人でお腹いっぱい食べて甘い点心も食べて
食べきれなくて一部包んでもらって800元(3600円)くらい。
鼎泰豊も京鼎樓も美味しいうえに安くて幸せ気分満喫できます。
あとタピオカも安くて普通のタピオカミルクティーが
60元(270円)でした。
マッサージも日本よりちょっと安い気がします。
日本のマッサージは激安店も高級店もあり
私はそれほど行くわけではないので
どの辺を基準とすれば良いのかわからないのですが
マッサージマスターの母によると台北のマッサージ店は
「店構えは怪しくて絶対日本では入らない雰囲気だったが
腕はとても良く、この値段では絶対に受けられない」
とのことでリンパマッサージ120分2000元(9000円)でした。
日本よりだいぶ安いもの
交通費!
地下鉄も初乗りが20元(90円)と子供料金みたいな交通費。
タクシーが安い~。初乗り70元(315円)~
しかもあちこちに空車がある~。最高~。
入場料の類も安いですね。
特に国立系の入場料はかなり安くおさえられてビックリするほどです。
その辺は物価云々というより国の方針なんでしょうね。
ふりかえると
出発前は「円安で物価高なのかな~」という警戒心でいっぱいでしたが
いざ行ってみると手が出ないほどではなく
タクシーを気軽に使えたり
外食で値段を気にして多く頼めないということもなく
十分旅行を楽しめました。
「激安~」とまではいかないので、かえって余計なものは買わずに済んだともいえます。
もうちょっとパイナップルケーキは買うべきだったかな!
そんな台湾の物価情報でした。
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