アユミネラル

都内在住。娘と犬と夫と暮らしている。最近、会社を設立してちょっと忙しい。 自称 世界一…

アユミネラル

都内在住。娘と犬と夫と暮らしている。最近、会社を設立してちょっと忙しい。 自称 世界一幸せなおばさん。

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映画「哀れなるものたち」ベラはイブ説

ネタバレしかありません。 映画解説とかでも語られていないのですが ベラはイブとして描かれてますよね? 結構、わかりやすく描かれている気がして 「みなさん、どう思います?」をこめて、久しぶりにnoteに書いてみます。 ヒント1 りんごの実を食べて「知」を得る あまりにも有名な旧約聖書のエピソードですが イブはりんごの実を食べて「知」を得てしまいます。 ベラは突然、股間にりんごを入れますよね。 まぁ性の目覚めを描くシーンですけど りんごを入れるっておかしくないですか?

    • 23年 台湾 女三世代 旅行記③写真で総まとめ

      noteを書くのは楽しいが 2か月前の台湾旅行記がまだ1日目だ。 書くのが遅いんだなー。 この後ちろちろ〇〇行きました。とつらつら書いてもつまらなさそうなので 思いきって、後は写真でまとめることにしました。 これからは早く上手な文章を書けるようになりたいですね~。 リージェント台北の朝食は美味しかったです。 二日目は台北動物園へ行きました。 台北動物園でパンダを見たかったのですが見れなくてびっくり。 日本の動物園よりふれあい少な目です。 ものすごい広くて台湾固有種エリ

      • 鼎泰豊の五大伝説をたしかめに・・・ 23年 台湾 女三世代 旅行記②

        その伝説を確かめに台北到着日に早速、鼎泰豊へ向かいました! 新光三越の鼎泰豊と五大伝説チェックインしたリージェント台北から徒歩約10分。 新光三越デパートの地下にある鼎泰豊へ。 伝説1:鼎泰豊の全小籠包のヒダ、必ず18本 かつて一般的な小籠包のヒダはだいたい15本で作られていたそうです。 そこで鼎泰豊は18本ヒダを実現し統一させました。 鼎泰豊の小籠包のヒダは「黄金18摺」と呼ばれ 美味しさの決め手となったのです。 さらに皮の重さ、アンの重さも統一されているそうです。

        • 芳幾・芳年展。

          パッと見でも、ものすごく面白いんです。 芳年の派手な構図とかワクワクするし 芳幾って意外と茶目っ気あったし 血みどろの赤をもっともっと! あふれでるドラマティック情念。 でも、私、その背負うドラマを知らないんです。 たとえば有名な歴史的人物で、その人物がなにをしたかは知っていても 江戸後期にどんな受け止めされ方をして、どんなキャラ設定で、どんなストーリーで語られていたか、知らない。 義経が建礼門院を口説こうとしている絵があったのですが 義経といえば、悲劇の美少年です

        映画「哀れなるものたち」ベラはイブ説

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          23年 台湾 女三世代 旅行記① 1日目お茶屋さんとリージェント台北

          23年2月に母(80歳)私(48歳)娘(中学生)の女三世代で 初めての台北へ行ってきました。 気になる物価についてはこちらの記事にまとめました。 当記事からは日付順で記憶をたどる旅行記です。 早朝のフライト チャイナエアライン羽田発7:55に乗りました。 羽田空港集合 5:55。早朝過ぎる涙。 ふりかえれば、台湾旅行を申し込む際、 母(80歳)は「どうする?GOする?」と タクシー呼び出しアプリ「GO」のTVCFのコピーを繰り返してましたが まさか早朝フライトに乗

          23年 台湾 女三世代 旅行記① 1日目お茶屋さんとリージェント台北

          「ルーブル美術館展 愛を描く」はルーブルへ行くより良いと思う。

          ルーブル美術館は広大です。 最初は熱心に見ていても、だんだん疲れてきて 「どれも同じような絵に見えてきた…もういい…うっぷ」と 疲労がmyアート愛を軽く凌駕する情けなさ… パリまで来て、好きなものを食べすぎて嫌いになってしまうような哀しさ…。 行きは浮かれて「お~シャンゼリゼー」とか歌いながら通ったガラスのピラミッドの横を 帰りはうなだれながら通り過ぎました。 おそらくそんな経験は私だけじゃないはずです。 ルーブル美術館って広すぎるんですよ。 だからこそ私はこういう展覧会

          「ルーブル美術館展 愛を描く」はルーブルへ行くより良いと思う。

          「統合失調症の一族」おススメです

          12人兄弟のうち6人が統合失調症になってしまった一家の話。 ある一家とアメリカと精神医学の百年 両親の両親(12人の祖父母)の生い立ちから始まり 両親本人だけでなく兄弟のこと、二人の出会いと結婚、 そして生まれた12人兄弟の性格や興味、進路…そして発症… 12人兄弟のその子供の現在まで追っているので ノンフィクション版「百年の孤独」感があります。 戦争があったり、ヒッピー大流行があったり、石油採掘長者が現れたり 20世紀のアメリカの歩みも同時に描かれます。 そこに精神

          「統合失調症の一族」おススメです

          諏訪敦「眼窩裏の火事」と父

          先日、諏訪敦さんの展覧会「眼窩裏の火事」を見に バスに揺られて府中市美術館まで行ってきた。 https://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/tenrankai/kikakuten/2022_SUWA_Atsushi_exhibition.html 諏訪敦さんは写実絵画の第一人者で そりゃもう写真みたいに精緻な絵を描くのだけど 私が特に見たかったのは「大野一雄(100歳を迎えた)」という作品だ。 http://atsushisuwa.com/ 10

          諏訪敦「眼窩裏の火事」と父

          2023年台湾 H〇〇のツアーで良かった点悪かった点

          2023年2月、母、私、娘の女子三世代で台北旅行へ行ってきました。 私は個人旅行好き派なのですが 4年ぶりの海外旅行は大手旅行会社H〇〇にて申し込みました。 その理由と良い点悪い点その他の点をまとめました。 理由1 コロナ対策 だいぶ海外渡航条件が緩和された23年年初でしたが それでも旅行直前にコロナに感染したら 当たり前ですが旅行には行けません。 H〇〇のツアーだと「キャンセルサポート」という保険に入れます。 (保険料1万円) 直前に感染して旅行がキャンセルになり

          2023年台湾 H〇〇のツアーで良かった点悪かった点

          2023年海外旅行 日本入国 高齢者も華麗にVisit Japan Web登録

          23年2月に台湾へ母、私、娘の女三世代で行ってきました。 久しぶりの海外旅行は、コロナ前よりも自動化が進み スマホ扱いが微妙な後期高齢者の母が 果たして華麗にVisit Japan Webでファストトラックに進めたかどうか、 をまとめました。 Visit Japan Webそのものに関しては多くの情報があり デジタル庁のサイトも丁寧だし 検索すれば登録までの全段階の解説つきサイトや動画が見つかります。 ところが「スマホが扱いが微妙な高齢者はどうしたら?」という 私が求め

          2023年海外旅行 日本入国 高齢者も華麗にVisit Japan Web登録

          エゴン・シーレ展感想、中二病の向こう側

          シーレ展が30年ぶりに開催され、私は30年ぶりにシーレの絵を見てきた。 時空を越えてシーレの絵を通して高校生の私に 「よっ!」と挨拶してる気分だ。 この30年間、細々と美術館に通い それなりにいろんなものを見て 仏像まで好きになっちゃった渋茶色ババアである私。 もしかしたらシーレの中二病感に鼻白まないか? という多少の不安もあった。 いざ東京都美術館で目の前にすると シーレはずば抜けていた。 高校生の私に 「あんた、見る目あるわよ。いいセンスしてる」と伝えたい。 若

          エゴン・シーレ展感想、中二病の向こう側

          2023年台湾 物価はどうなった?

          23年2月、台湾旅行へ行ってきました。 世界的なインフレと記録的な円安などもありますが さてさて実際に旅行してみてどうだったかというと? 為替 私は初台湾だったのですが、 ガイドブックによるとコロナ前、1元=3.6円が目安だったようです。 2023年2月、お茶屋さんで両替した際は1元=4.5円換算となりました。 途中、ホテルで換金したときは1元=4.6円。 ということで為替分だけで2~3割も値上がりしてるんですね。 台湾の人も「物価が上がった」とは言ってましたが 以前

          2023年台湾 物価はどうなった?

          展覧会は一人で見に行く派

          展覧会は一人で行きたい派 私は本来、ものすごい自分勝手で狭量で執着が強い人間なのだが 若い時はそれを丸出しにしていて 人間関係はかなりハードモードだった。 そこである時一大決心をし、意識的に性格改良をしてきた。 優先すべき事項は「幸せになること」と「生きやすさ」。 それ以外の文学的思想的哲学的大義名分は捨て去ることにした。 友人付き合いに関しては、自分を消すという手段を選んだ。 「相手と自分の折り合いをつける」という 曖昧なやりとりができるほど器用でなく だったら完全に

          展覧会は一人で見に行く派

          年とると歴史に興味が出てくるのは何故

          若い頃は歴史に全く興味がなかったのに 40代頃から急激に興味がでてきました。 「なぜ、中年以降の人は歴史をやたら語るんだろう?」と 不思議だったのに 意図せず白髪がはえてくるがごとく 勝手に自然と歴史に興味がわいてきたのです。 同じように神社仏閣や自然のなかを歩くことへの興味も じわじわと自分のなかから沸き起こってきました。 かつてはセピア色に見えていた「老年ジャンル」が 今の私にはどうしようもなく輝いて見えるのです。 この現象は同じ年の友人たちにも起きているようで 20

          年とると歴史に興味が出てくるのは何故

          The Crown シーズン5エピ3 シドニー・ジョンソンって?

          エピソード3だけ切り取って映画化できそうってくらい素敵な物語。 初登場のキャラがどれも良かったわ~。 モーモー ドディ・アルファイド(後にダイアナと自動車事故で亡くなる)のお父さん。 エジプトで大成功しヨーロッパに進出、ハロッズデパートを買い、リッツホテルを買ってしまうという爆買長者。 この人物が好感度最高ランクの成金として描かれている。 成金的なネガティブ特徴(拝金主義的、封建的)としても描くけれど かなり控えめに それよりも勉強熱心で気さくでカワイくて面白い好々爺な

          The Crown シーズン5エピ3 シドニー・ジョンソンって?

          The Crown シーズン5 エピソード5 カミラゲート事件

          いよいよ、チャールズのカミラゲート事件のエピソードです。 チャールズ皇太子(当時)と愛人のカミラ夫人(当時既婚)の電話内容が盗聴され報道されました。 この内容が本当に衝撃的で 君のパンティーになりたい。君のタンポンになりたい。 というチャールズの発言が全世界に報道されてしまいます。 ただの不倫スキャンダルというレベルを越えて キモすぎて人間性を疑われる内容。 私も当時1992年にこの報道を見聞きし うっわ・・・引くわ・・・と思った記憶があります。 が、今回、The Cr

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