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丁寧に、味わう

この数ヶ月、食生活がとてもぶれている。

ある時期は、ごはんとお汁、メインにお肉料理、副菜も必ず最低1品以上を、心がけていた。そこから、とにかく野菜を、ともりもりの野菜メインの食事(サラダチキンはもちろん手作りだ)。最近はというと、とても質素で、昼に玄米中心におかず、お汁としっかり食べ、夜は余り物と納豆、キウイ、といったところ。
(ちょうど一週間前に親不知を抜歯した、という影響もある。それによって一時期食に対して意欲がなくなってしまっていた。)

簡単に振り返っても、かなり変動しているなあと自分でも驚くほどだ。食に関する情報が溢れすぎている昨今がゆえ、瞑想中なところもあるのだ。

ここ数日はというと、読み始めた


フランス人は10着しか服を持たない
-パリで学んだ“暮らしの質”を、高める秘訣-

という本に感化され、もっと食事の時間を大切にしよう、という意識になっているのだ。食事の時間は食事に目と心を向け、贅沢に味わう、というものだ。

具体的には、お腹を空かせ、毎日丁寧に作られた食事をとること。移動中にものを食べないこと。食事中に携帯など触らずに、食事についてを語りあうこと。などである。

こうして食事を楽しむことにより、お腹も心も満たされ、著者は間食をしなくなったとか。(もう少し色々書いてあったが、ここでは割愛する。)すぐにお腹が空いた、という異常な感覚を持つわたしからすると、とても興味深いし、ぜひそんな贅沢な気持ちを味わってみたい。

幸いわたしは、作ることがすきだし、素材にもこだわりつつあるし、食べることもすきだ。これから、自分にとってほどよい、心地のいいところを探しながら、丁寧に食と向き合う日々を過ごすなかで、味わうことを楽しんでいこうと思う。

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