高校の夏休み中の宿題として
オープンキャンパスに3校行くようにと言われているので、長女と大学に行ってきました。

本人は美容に興味があるので、
化粧品の開発なんて良いかもと軽い気持ちで
理系の大学を選び、行ってみることに。

実際、理系の大学とは思えないくらいの女の子がたくさん来ていて、IT系の学部より人気がありました。

学部向けの話を聞き、研究室の見学に行ってきました。

化粧品の研究だからメイクに興味を持った派手めな女の子が多いかと思ったら、学生はみんな真面目そうで、研究が好きなのが伝わってきました。

皮膚の研究や、化学物質を使わない植物で作る化粧品の成分の研究、どうしたら肌に負担をかけない化粧品を作れるかといった
身近なようで難しい研究ばかりでした。

娘もビックリしたようで、あれ❓という感じ。

でも化粧品サークルを見学に行くと、
どの化粧品が良いかランキングをしていたり、
この化粧品のこの成分が良いとの研究成果が
出ていたりと面白そうでした。

一通り見終わって、
研究の内容、全くわからなかった。
サークルは楽しそうだけど、
勉強はイメージと違ってたと。

「やっぱり好きなことを仕事にするって難しいのかな❓
パパが言うように、IT系の仕事の方が儲かるのかな。
まだ悩むの早いのかなぁ。」

そんな風に話す娘に、私は何もアドバイスできませんでした。

娘には好きなことを好きなだけさせてあげたい。

でも、好きなことを仕事にするのは正直難しい。

好きなことを仕事にしていない自分には、
どう答えれば良いかわかりませんでした。

大学で何を学ぶか。

仕事にどうつなげるか。

仕事の為だからと
好きでもない勉強を4年間するのはキツイはず。
できれば最後の学生生活、良い思い出を作って欲しい。

今は大学に行かなくても、色々な仕事に就けるし、女性はライフサイクルで仕事との関わり方も変わるので、絶対に大学に行かないとダメとは言いたくありません。

ただ、学生生活の思い出は大事だから
楽しく過ごして欲しい。
それだけなんですけどね。

高校選びも最後まで悩み続けた娘。

大学選びもこれからたくさん悩むと思います。