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似て非なる場所

上京をして一人暮らしを始め4ヶ月が経過

現在2ヶ月ぶりにお盆で帰省中

何か違和感

目の前にいる母が母ではない気がする

20ウン年見てきた母ってこんなだったっけか

ガラッと自分の生活環境が変わり

付き合う人も変わってきた

“オトナ”と関わる機会が増えた

どうやら自分が見てきた大人(=親)と“オトナ“は様子が違う

あれ、なんだろう。実家の居心地が悪い

ここで私は20ウン年育ってきたハズなのに

ここは私の居場所ではない気がする

私が見てきた大人ってなんだったのだろう

自分が変わったのだろうか。

だからといって、東京という土地が居心地が良いわけでもない。

あれ、今の私のホームってどこなんだろう

一人暮らしを始めて、初めて子どもとオトナの境界線に立った気がする


あの頃思い描いていたオトナと、今23歳になろうとしている大人になった自分を照らし合わせても到底似ても似つかない

今いる場所も実はパラレルワールドかなにかなのか

そうであってほしいと思う

きっと現実世界には、アイデンティティを確立して自分らしく胸を張って前向きに自立した自分がいる

この世界ではどうやら迷子になってしまったらしいのだ

私は現実世界に戻るための鍵を、彷徨いながら探ろうか

何をしても自分此処に非らず

似て非なる世界に放り出された今誰もが他人に感じられるのだ

私が知っている皆は私の知らない皆

皆が知っている私もまた皆しか知らない私

外界と内面世界のアイデンティティの境界線は何処へ

他人が他人として押し寄せる

さよなら世界

おはよう新世界

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