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【25卒、26卒必見】経営者大学生がキーエンス新卒採用を受けて学びが多かった話

みなさんは就職活動したことありますか?

僕は大学生の頃、自分で事業を持っているということもあって、最初は就活しないつもりだったんですけど、一生に一回の機会ということで、自分の新卒生としての市場価値の確認のために就職活動してみました。
実際にやってみて、たくさんの学びがあったので今日はそれを紹介したいとおもいます!

僕が絶対に新卒は大企業に就職するべきと考えている理由をまとめたこちらの記事についても読んでみてください!
https://note.com/azabuandprince/n/n93b29aef25ed

私が23卒の際に受けた会社は、30代で家が建ち、40代で墓が立つと言われるメーカートップ企業、株式会社キーエンスです。
日本でもトップ企業として知られ、その1番の凄さは営業利益率(本業でどれだけの利益を上げているかの指標)。
通常は5%でもいい、10%でもめちゃくちゃすごいと言われている営業利益率。

キーエンスはこの営業利益率がなんと50%以上という、本当に化け物みたいな数値を叩き出しています。

その営業利益率を高くしているのはなんと言っても高質な製品と、それを売る徹底した営業方法。
キーエンスはエンジニアの受験資格は理系学部出身者のみにあるので、私は文系ということもあり今回はビジネス職として、受けてみました!



目次

  • まずは20秒PR動画

  • 1次面接の前日

  • 1次面接

  • 2次面接

まずは20秒PR動画


まずキーエンスでは20秒の自己PR動画を求められます。

他の企業ですと1分とかが多いんですが、20秒ということで、「20秒で何を話せばいいんだ?」と疑問がありましたが、
「ここでは話の内容よりも第一印象を見ているのかな?」と思い、とにかく内容はあまり作り込まず、ハキハキ明るく喋ることを心がけました。
何回も噛んで→撮り直し→時間オーバー→撮り直し を繰り返しましたが、無事提出!
結果は合格でした。次は対面1次面接です!

1次面接の前日


人生で初めての本選考の面接。
前々日くらいまでは「あー、明後日面接かー。ちゃんと忘れないようにしなきゃなー」くらいに思っていたのですが、前日になるとめちゃくちゃ緊張してきました。
人生でもトップレベルに入るくらいの緊張度でした。
でも、自分の中でふと疑問でした。

過去の記事でもある通り、在学中からトップ企業の決定権を持った多くの役員クラスの方にプレゼンをさせていただいたこともありました。

大学生にしては中々な経験をしてきたんじゃないかな。
そんな気持ちは自分の誇りであり自信の根拠になっているものでもありました。
キーエンスもとても大きな会社でしたが、過去にもっと大物と呼ばれる方とお話し、提案をさせていただいたことがあるのに、
「なんでこんなに緊張しているんだ?」と自問自答を繰り返しました。

原因は面接の1時間前に判明しました。

「自分にとって就職活動は余裕だ。」という価値観が崩れるのが怖かったんです。

「いままで自分がやってきた営業やプレゼンに比べて周りの大学生がやってる就職活動の方が簡単だ」という価値観が明日の面接で崩れる可能性があるのがめちゃくちゃ怖かったんです。
でもそれがわかった瞬間に、「なんだ、そんなことか」って意外に落ち着けましたね。
なんだか自分の弱さとか傲慢さに就活という挑戦の中で気づけたようで、ちょっと嬉しかったです。
これはとても大きな学びです。

1次面接


1次面接は5分で終わりました笑
正直受かってる人は面接時間が延びたりすることが多いと聞いていたので、終わった瞬間落ちたなって思いました。
もともと15分間という時間で、
「面接にしては短くないか?」
と思いましたが、面接自体は僕は5分で終わりました。
志望動機やガクチカなんかは聞かれず、終始穏やかな雰囲気で進みました。
キーエンスで有名な説得面接もありましたね!

僕に与えられた問題は
「インドア派の私をアウトドア派になるように3分間で説得してください」というものでした。
最初に1分間でインドア派の理由のヒアリングをして、もう1分間でアウトドア派ではない理由を聞いて、残り1分間でインドアと共通すること、アウトドアのインドアにはないからこそいいと思う部分を提案して、ちょうど3分です。
1次面接は合格でした。

2次面接


2次面接はフェイスシート(エントリーシートのようなもの)を記入して、それから面接に臨みます。
こちらでは要素面接と呼ばれるものがありました。

お題はこちらです!
「成長する企業に必要な3要素はなんですか?」
というものです。
私は「人材」「柔軟性」「組織の継続性」と答えました。

あんまり特別な手応えは感じませんでしたが、いかに格好良くとかではなく、簡単な解き方で早く解くかっていう、大学受験数学みたいなことを意識してましたね。

キーエンスにおいては無理にエクセレントな回答を出す必要はないと思います。
とにかく間を作らず、簡単なことでもいいからQに対応するAを返す。
これがとても大切だと感じました。
普段の営業でも意識していることが、トップメーカー企業でも求められるということが分かったのも大きな学びですね。
2次面接合格です。

続きは②として執筆いたします。
ぜひお楽しみにしてください!

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