「明日のことが俺にはファンタジーなんだよ」と言い現実世界に足を置くことができなかった――そういう資質のまま天に召された天才漫画家白山宣之と、言葉になる前の純粋世界――「名辞以前」の世界の住人であり、その「名辞以前」たりえるもので世界を表現しようとした中原中也の魂がどうも似ている。

水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。