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インフィニティ・ウォー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のBDが届いたので遅れながらようやく観た。公開された時は最低3回は観ようと息巻いていたが、その結末があまりにショックで動揺し、結局1度しか観れなかった。しかしこれで晴れてスターロードがソーに張り合ったり、バナー博士とハルクがひとり芝居したり、ピーターがネッドの顔をペチペチ叩くシーンを無限に観ることができるというわけだ。ちなみに劇場公開されたころに書いた記事はこちら。

映画の感想についてはこの記事でもいろいろ書いたので、ここでは深くは語らないが、その内容はもはや最高オブ最高としか言いようがなく、具体的に言うと片腕義手の傭兵がアライグマの傭兵の首根っこ掴んで銃を撃ちまくったり、髭の魔法使いが千手観音ポーズから分身増殖したり、怒れるソーがストームブレイカー無双したり、アイアンマンがナノテク形状変形武器を振り回したりするところとかで、つまり全てだ。

サノスも今までのMCUの悪役と違いめちゃめちゃ強いうえに、思考が常人と比べてクレイジーなくせにいっちょ前に涙とか流すので憎めない。グッとガッツポーズしただけで全周囲衝撃波や幻覚攻撃やノーモーションワープを繰り出してくるので、ほぼ洋ゲーのラスボスだ。というかDestinyに出てきてもおかしくない。銀河暗黒皇帝は伊達じゃない。

ラストのアベンジャーズ完全敗北エンドは観返しても衝撃的で、前編・後編という括りで考えなくても一本の映画として完結している風格でありこれは本当にすごい。ヒーローたちが敗北する姿を見たかったわけじゃないけど、「諦念」でさえある種の美学を見出すことができる人間であればこの結末でも満足できる人もいるんじゃないか。とはいっても残されたヒーローたちはここから反撃の狼煙を上げるだろうし、それは間違いなくブチあがるシーンになるはずなのでアベンジャーズ4作目をめちゃめちゃ楽しみにしている。

そういえば、BDには映像特典で製作の裏側や監督・キャストインタビューが収録されているけど自分はこのコンテンツが大好きで、円盤を買う理由の半分がこれと言っても過言ではない。特に「アベンジャーズまでの道のり」のMCU作品がシリーズを追うごとに連綿と繋がり長大になっていく様は、上流の湧き出した水脈が下流で広大な河川になっていくようでこれだけで一種のドキュメンタリーだ。NGシーンもチョー面白い。シリーズだとファルコン役のアンソニー・マッキーの小切手要求が一番好き。

ヘッダー画像は映画公開時に行ったマーベル展の後、立ち寄った百貨店で偶然見つけたインフィニティ・ガントレットの展示だ。ガントレットだけでなくドクターストレンジやハルクの等身大人形も飾ってあって、あの時は世間全体がめちゃくちゃアベンジャーズしていた印象だ。マーベル展も半日くらいは余裕で居られるほど密度の高い企画展だったのでとてもよかった。


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