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やめること、終わることも大事かも

最近ずっと聴いていた大好きなポッドキャスト番組が終了した。街の美味しいラーメン屋さんも突然閉店したりする。ずっとあると思っていた何かが無くなってしまう事は、長く生きていると割とある。とても残念だけど、やめる方にもいろいろな事情があるわけで、寧ろ、今まで存在してくれて有難うと言いたい。

私自身も、17年続けていた仕事を今年度でやめる事にした。たいした仕事ではないけれど、やめることを決断して、それをお客さんに伝えると、え!と驚かれて、残念だと言われた。残念だと思ってくれてありがとう。辞めると困る人がいる気がして、なんとなくずっと続けていたのだけど、よく考えるとそんなに誰も困らない。その仕事は、好きだけどあまり儲からない仕事だった。好きだから続けていた。やめる事を決めた後、妙にスッキリした気分になった。そして、何か新しい事を始めたい気持ちになっている。全力でその仕事をやりきったとまでは言えないけど、途中からだいぶ力を抜いていたけど、とにかく長い間やったので、もう私の役目は終わった気がする。

やめたり、終わらせたりするのは、なんだか後ろ向きな感じがして、頑張ればあれもこれも出来る気がしていたけど、そんな事はない。時間も体力も気力も有限なので、詰め込み過ぎて、あれもこれも抱えて、頑張って重くなった荷物を引きずって歩き続けるよりも、やめたり終えたりすると割とサバサバして、フットワークが軽くなる気がする。

もっと気軽に色々やめてみてもイイのかもしれない。

何かが終わると、新しい何かが始まる。ワクワク